最終話:総括・後妻はこうして父の財産を喰い尽くした
事業(薬局)で得た利益は、自分たち(父と後妻)が好きにすればよい。
その代わり、事業で発生した負債(借金)も、自分たちで返済しろ。
借金だけこちらに押し付けようとするな。
祖父の代からの家にまで手を付けるな!
父の死と借金の事実を知った直後の私の直感的な主張は、この後もずっと続きます。
(補足:後妻は父の薬局の専従者だった)
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前回、苦渋の決断で、相続放棄申述書を投函した話をしました。
(税務署にバトンタッチした話も…😅)
12月13日が熟慮期間の期限だったので、12月4日の投函で余裕で間に合います。
あとは放棄の受理通知書を待つばかり。13日の期限を過ぎてもまだ来ないので、ずいぶん時間がかかると思っていたら、12月19日にまたしても「照会書」が来ました。
その内容は「本当に放棄してもいいのですか?」といった趣旨。
家庭裁判所さん、念には念を入れてくれてありがとう。
そうか、私が2度目の熟慮期間伸長でかなりなボリュームのレポートとともに大騒ぎしたから、裁判所もその後の経過が知りたかったのかも(笑)
「ならば、教えてあげよう!」と、第24話で書いた内容を4ページの書類にまとめて、回答書に添えて返信しました。裁判所はそこまでの情報は必要なかったかもしれないけど…最後にひとこと、余計なお世話ながら、「後妻は自己破産を計画している可能性があるが、現金はしっかり隠し持っているので、後妻の嘘を信じて自己破産を承認しないことを祈ります」と添えて。
回答書を投函したのが12月24日。
この調子じゃ、私の放棄受理は確実に年越しですね😅
※12月26日に念押しの電話がかかってきたので、年内に受理通知書が届くかも…
これで私はようやく終わりますが、後妻はまだ終わりません。
なぜなら、法定相続人は、次の順位へ移行するので。
相続の最初のステップ(第15話)に戻ると、法定相続人は常に配偶者があり、他の順位は、まず子ども、次に親、そして第3順位で兄弟姉妹。
そう、父には姉と妹がいるのです!!
子どもや兄弟姉妹が既に亡くなっている場合は、その子どもにまで代襲相続が行きます。
父と長らく音信不通なのと同様、父の姉妹とも疎遠にしていたので、姉妹が存命しているかは不明ですが、その子ども(=私から見れば従兄)が存命しているのは、SNSで検索して知っている。
私の放棄が確定すると、次に父の姉妹へ行きますが、また手続きが最初からやり直しです。つまり、最低でも3か月の熟慮期間がかかり(おそらく放棄するだろうが)、この調子じゃ、最終的に相続人が確定するのは、早くて来年4月頃かと。(相続人がぜんぜん確定せず、いちばん嘆いていたのは、融資の担当者(=債権者)でした😅)
父が亡くなって、1年近く経過して通知を受ける姉妹は、いったいどう思うでしょう?
「何をここまで揉めていたのか?」
いくら後妻が父の存命中に姉妹に媚びを売って来ても、さすがにこの状況を不審に思い、後妻の評価が地に落ちるはず。
後妻は、金の切れ目が縁の切れ目で友人(と思っていた人)は去り、実の子どもからは同居を拒否され、父の親戚からも信用を失い、頼るところはもう何もなくなりました。
そのためのお金だったのでしょう。
この手の人は、お金しか信用できないタイプ。
可哀想なオンナです。
このタイプの人は、本心で付き合える友人がいないのも特徴。(今までこのタイプのガメツイ人間を数人知っており、絶対に関わってはいけない人間です)
よくネットで検索すると、「○○の末路」というキーワードが出てきますが、まさに「強欲な後妻の末路」ですね。
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ここまで拗れた相続。
後妻は何を間違えてしまったのでしょう?
後妻 vs. 前妻の子ども
どう考えても、相続で揉めるのは避けられない。
私が後妻の立場なら、少しでもスムーズに進めるために、前妻の子どもに100万円ずつ(3人いるので300万円)でも現金を渡す準備をしておく、ましてや事業の借金を残すなんてもってのほか。
後妻にそれぐらいの思慮と温情があれば、我々も「まあ仕方ないか」と引き下がり、ここまで重箱の隅をつつき膿を出し切るマネはしなかったでしょう。
そして、長らく音信不通であっても、親の死に目に立ち会わせてあげる。これは何より重要なことで、夫婦は他人でも、親子は血のつながりがあり、そこに一筋縄ではいかない感情が存在するのです。後妻も自分の実の子がいるのだから、その辺の感情はちょっと考えれば分かるようなものだが、それ以上にカネに目がくらんで、親子の血のつながりを軽視したのが後妻の最大の失敗でしょうね。
すべては後妻の強欲さが禍いしました。
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これまでを振り返り、後妻の手口をまとめてみます。
① 第23話で書いたように、後妻は杜撰な現金管理を逆手に取り、薬局に入った現金を自分の手元に持ち去りました。
これは、本来なら「窃盗」です。平たく言えば、ドロボー。
もはや家庭裁判所の管轄でも、税務署の管轄でもなく、警察の管轄になります。
被害届を出したら?という友人のアドバイスもありましたが、このドロボー行為が個人事業の薬局内で、盗まれたのが父、盗んだのが後妻、という家庭内の問題で、残念なことに「民事不介入」の大きな壁が立ちはだかり、警察で扱ってくれないのです。
② また、専従者給与も、職務内容や地域性の相場から大きく乖離した高額な給与を長年受取り続けていました。
もし税務署が適時に「否認」してくれていれば、後妻のやりたい放題にも歯止めをかけられ、融資の返済資金を確保できたかも知れません。
税務署は相場と比較して否認しますが、個人事業主が専従者へ相場以上の金額を支給することは可能です。ただ経費にならないだけ。つまりこの多すぎる専従者給与額は、事業主から専従者へ「贈与」したことになるそうです。
贈与税を払うか、所得税を払うかの問題だから、税務署はあまり追及しないのだと思います。
①と②から、警察、税務署、裁判所、その他の当局が縦割りで、各々の管轄のことしか対処できないのも、後妻をのさばらせた原因でした。
例えば、父の認知症により違法営業を行っていても、管轄は保健所と警察で、誰かが被害届を出さない限り事件にならないし、違法営業であろうが極端な話ヤクザの商売であろうが、収入に対して正しく税務申告をしていれば、税務署の立場では問題がないのです。
これが、法律の限界だと感じた所以です。
③ そして、融資の借金を適当な金額(自宅の評価額と同額程度)を返済せずに残しておき、その他の金融資産・動産はすべて残さないという周到な手口。これは、専門家(=税理士、弁護士、司法書士など)の入れ知恵でしょう。
プラスの資産は分割協議で争うことはできるが、マイナスの資産(借金)は相続人が確定した時点で、債権者からの取り立てが始まります。その額は、法定相続割合に応じた金額です。まだ何の資産も受け取っていないのに、いきなり1000万円も払う状況は、普通は受け入れられないですよね。
これにより後妻は、私たち他の法定相続人が相続放棄しか選択肢がない形を作り上げました。
もし借金がなければ、確実に裁判まで持ち込んで争いは長期化していたはずです。
この借金も、薬局事業で借り入れた融資で、本来は後妻が持ち去った金額が返済資金に相当していたのです。
お金は父の名で借り、使う(または持ち去る)のは後妻の役目。
そんなことが可能であったのも、個人事業が法人とは異なる存在だったからです。
銀行も、けっこうな額の利息が入るからと、調子に乗って貸し過ぎです。
個人事業はこれだけ危うく、法律の網をかいくぐることができる存在なので、貸してもせいぜい500万円ぐらいまででしょう。それ以上は、恐ろしくて貸せません。
ここで、いま一度、すべての銀行に忠告したい!
・個人事業主に多額の融資は危険!
事業主および配偶者による持ち去りが常態化。
さらに、後々相続トラブルの原因になる。
・個人所業主に融資をするなら、財務書類だけでなく、家族関係も確認すべし!
特に、後妻がいる場合は、お金の持ち去りリスクが非常に高い!
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長かった戦い。
結局、私は父の思い出の品をひとつも手に入れることは出来なかった。
しかし、20年も交流が途絶えていたのを、この8ヶ月の活動で、父の仕事ぶりや活躍の様子、晩年の様子、生き様を間接的に知ることができ、父との空白の20年を少しは埋めることができたと、自己満足に浸っております。見えない父と対話をした8ヶ月でした。
もし後妻と戦わないまま相続放棄していたら、こういった父の面影すら知り得ることがなかった。家族関係は人によるが、幼少期から父の知識や趣味の影響を大きく受けて育った私はけっこうなファザコン気質だったので、辛く孤独な戦いでしたが、自分が納得するためにも私には必要な作業でした。ここまでやって良かったと思います。
また、私の奮闘ぶりを見ていた友人知人の中にも、
「気が付いたら、後妻が財産をぜんぶ使い果たしており、手切れ金としてマンションを与えて父と離婚させた」
「父の面倒を見てくれていたので、後妻に家をあげたが、自分が子供の頃に住んでいた家が、ゆくゆく後妻の子どもの手に渡ってしまうと思うと、今でもモヤモヤする」
といった経験談を語ってくれた人もおり、悔しくて遣りきれない気持ちがひしひしと伝わってきました。
きっと世の中には、同じように後妻に財産を持って行かれて、納得できないのに対抗手段が思い浮かばない、という悔しい気持ちでいっぱいの人が大勢いるし、離婚が珍しくない世の中になったので、これからも同様の気の毒な人たちが出てくると思います。
そういう後妻を懲らしめるための手段として、このブログに書き綴った内容が、少しでも役に立てれば、頑張って書いた甲斐があるというものです。
もともと財産が目当てではなく、真実の追究と後妻への懲罰が目的だったので、ほぼ目的は達成しました。
唯一の心残りは、父の形見の品をひとつも受け取れなかったこと。
せめて、作りかけの帆船模型とか、父の薬剤師のネームプレートとか、父が読んでいた書籍や、聴いていたクラシック音楽のCDなど、そういう父の存在が感じられるものが欲しかったです。
最後にひとつ言えること。
ガメツイ後妻が登場した時点で、既に遅すぎる。
父の財産は全て持って行かれるものと思うこと。
これは、再婚という戸籍上の配偶者はもちろん、内縁の妻であっても同様。
後妻は、父が死ぬ前に、すべての作業を終えているはずなので、相続財産はゼロだと思って間違いない。
そうならないためには、
・遺言書を書いてもらう
・前妻と離婚時に、その時点の財産分与をしてもらう(不動産も含め)
・形見になりそうな品も、財産分与時にもらっておく
その先は、父と後妻という別の家庭が築く財産なので、前妻の子どもには関係ないと割り切ること。
結婚・離婚は親の都合ですることだけど、相続は子どもに影響が及んできます。
親がきちんと準備をしていないと、子どもが、私のケースのように、関わりたくもない後妻と対峙することになり、しかも受け取れる財産はほとんどない。とても迷惑な話なのです。
親は、子どもを産んで育てるだけが責任ではなく、相続で子どもに迷惑をかけないところまでが親の責任だと思いました。
長らくご愛読くださり、ありがとうございました。
このトラブルが年を越さずに済んでホッとしました。
善良なる皆さんが、こんな信じられないトラブルに巻き込まれないことを、万一巻き込まれても対抗手段に悩まないことを、心よりお祈りいたします。
対抗手段に悩んだら、このブログを思い出して読み返していただけると幸いです。
終わり
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- 令和4年9月ごろ:後妻が父名義の不動産を売却しようとして、司法書士に成年後見人申立の依頼
- 令和5年11月末:後妻が父の成年後見人に承認され、直後に父名義の不動産を売りに出していた
- 令和6年3月13日:父の死亡日(享年82歳)
- 令和6年4月30日:父の死亡を知った日
- 令和6年5月1日:弁護士予約
- 令和6年5月2日~6日:相続の本5冊入手・読破
- 令和6年5月8日~20日:弁護士面談4件
- 令和6年5月8日:後妻司法書士から銀行口座・融資・会計事務所情報入手
- 令和6年5月9日:顧問税理士に会計書類開示を拒否される
- 令和6年5月8日~6月13日:融資契約書のコピー請求・入手
- 令和6年5月8日~7月8日:各金融機関へ口座有無確認、銀行取引明細書・(残高証明書)の入手手続き
- 令和6年5月20日:知人の不動産会社に父名義の不動産の査定を依頼したところ、既に売りに出されていたことが発覚
- 令和6年5月23日:後妻の弁護士から最初の通知
- 令和6年5月23日~7月1日:銀行取引明細書の入手・転記作業
- 同上期間:転記により浮上した疑問解決のため、生損保、電気、クレジットカード、リースなど、取引の該当する会社へ問合せ&確認作業
- 令和6年5月27日:家庭裁判所へ熟慮期間伸長申立書を提出、最初の伸長期限は9月13日となる
- 令和6年5月31日:法務局で土地・建物登記簿謄本を入手
- 令和6年5月31日~6月18日:法務局で相続一覧図申請・入手
- 令和6年6月3日~7月18日:病院・介護施設へカルテ開示請求・入手
- 令和6年6月4日:公証役場で遺言書の有無確認
- 令和6年6月11日~6月18日:法務局で自筆遺言書の有無確認の予約・結果入手
- 令和6年6月6日~8月17日:生損保の契約内容入手、クレジットカード利用履歴明細入手
- 令和6年6月13日~:融資の銀行1社と情報交換、返済の交渉
- 令和6年6月19日~7月19日:信用情報開示(JICC、CIC、全銀協)と生命保険契約有無の開示請求と結果入手
- 令和6年6月28日~7月8日:管轄税務署へ情報提供、資料送付
- 令和6年7月はじめ:弟が家庭裁判所へ熟慮期間伸長申立を提出、弟の伸長期限は10月30日となる
- 令和6年7月3日:管理薬剤師届出状況を保健所に確認
- 令和6年7月12日:顧問税理士へ準確定申告の問合せ (電話を切られた)
- 令和6年7月13日:後妻弁護士から財産目録と決算書・申告書など資料届く
- 令和6年7月13日~7月24日:決算書・申告書の内容をチェック
- 令和6年8月9日:父の自宅不動産の内部に立ち入り調査
- 令和6年8月9日:後妻(弁護士)から会計書類一式を預かる
- 令和6年8月9日:家庭裁判所へ二度目の熟慮期間伸長申立を提出、伸長期限は12月13日までとなる
- 令和6年8月10日:父が所有していた外車ディーラー訪問、車台番号を入手
- 令和6年8月13日:税務署で過去の税務署類を閲覧
- 令和6年8月14日:家庭裁判所で成年後見人の活動報告を閲覧
- 令和6年8月13日~22日:「会計に強い弁護士」へ連絡、面談、決定、契約
- 令和6年8月19日~10月7日:預かった会計書類の全てをスキャン・撮影
- 令和6年8月19日~10月18日:上記の会計書類から不正処理を洗い出し、該当するデパート外商から利用明細入手
- 令和6年9月10日:市役所から介護保険要介護状態区分証明書を入手
- 令和6年9月18日~20日:薬の卸3社、派遣薬剤師の出向元会社に違法営業の認識有無を確認
- 令和6年10月21日:後妻へ、私が計算した財産目録と分割案を提示、回答期限は11月15日
- 令和6年11月15日:後妻からの回答なし
- 令和6年12月4日:家庭裁判所へ相続放棄申述書を提出
- 令和6年12月4日:税務署へ全ての会計書類と共に調査結果の情報を提供
- 令和6年12月末:私の相続放棄が家庭裁判所に受理される予定
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【状況証拠・ツッコミどころ 一覧】
- 4月30日 後妻が用意した相続財産は、不動産と借金がほぼ同額で、現金ゼロ・預貯金5万円。あまりに出来すぎた数字で、怪しさ満点!
- 5月9日 顧問税理士が会計書類の開示を拒否、見せられない理由は!?
- 5月31日 後妻は認知症の父の成年後見人になり、自分が使い込んだ銀行融資の返済のため、父名義の不動産を売却しようとしていたことが発覚。しかし、売れる前に父が死亡し、後妻の計画の最初の誤算。
- 6月2日・6月13日 認知症(要介護2)の父を相手に、銀行が融資契約をしていたことに驚き!入手した契約書の、無理やり書かされたであろう父の変わり果てた筆跡を見て涙が出た。
- 6月6日 令和2年6月に融資返済の減免をしてもらいながら、同年12月に後妻受取人の生命保険を新規加入していた。
- 6月17日 銀行取引明細の国保料引落し額から後妻の年収を逆算、専従者給与が毎年600万円も払われていた!
- 6月28日 取引明細書から推測したキャッシュフローにより、1億2000万円のキャシュが消えている理論値が算出された!
- 7月1日 取引明細書の転記完了、頻繁な入出金に、後妻はATMに住んでいたのか?
- 7月1日 同じく、すべての転記が終り、現金売上がどの口座にも入金されていないことが判明!着服か?
- 7月3日 令和4年8月から、父が認知症で入院・介護施設入居により薬局に復帰していないが、管理薬剤師の変更届は出されておらず、2年間も違法営業を続けていたことが発覚!
- 7月11日 調査した銀行口座が出そろい、当初、後妻司法書士から聞いていた3行・4口座どころか、8行・19口座が判明!
- 7月12日 顧問税理士へ準確定申告の問合せをするも、一方的に電話を切られた。これで完璧にグル決定!!
- 7月13日 後妻弁護士が開示した資料から、後妻が各種債権を自分の口座に振り込ませていたこと、父死亡後に勝手に種々の費用を使っていたこと、仏壇仏具まで処分していたことが判明!パート事務員の実在性、勤務実態に大きな疑問浮上、費用の架空計上の恐れあり!!
また、後妻が使用していた車を父から後妻へ名義変更しているが、贈与の申告はしていないと思われる。死亡から遡って3年以内の取引なので相続財産に計上すべきところ、弁護士が提示した財産目録には未計上。こちらから言わなければ、とぼけるつもりだったのか? - 7月23日 決算書のバランスシートから、元入金がずっと多額のマイナスだったことを発見。後妻は薬局に入ったお金(事業用の借入金)を持ち去っていたと思われる!
- 8月9日 父の自宅不動産の中がぐちゃぐちゃ、既に父のモノ大半が処分されていた!
- 8月10日 父の車両売却時に詐欺が発生していた!担当営業マンがディーラーの領収書を勝手に使用し、ディーラーを通さず個人取引をしていた。後妻・グル税理士も関与か?
- 8月13日 専従者給与の変更届により、開業から2年で400万円、5年で600万円に引き上げていた!
- 8月14日 成年後見人の活動報告では、初回報告では銀行口座を過少に申告、最終報告では現金の動きを報告せず、裁判所に対してまで嘘をついていた!
- 8月17日 クレジットカードの利用履歴により、融資返済減免の変更契約以降も、父が認知症で身動きできなくなってからも、後妻が家族カードで贅沢三昧していたことが判明!
- 8月19日~10月18日 預かってきた会計書類から、数えきれないほどの不正会計が発覚、生活費の多くを薬局経費に計上していた!
- 9月20日 薬の卸会社への支払い遅延が続いていたことから、父の薬局は「ブラック薬局リスト」に挙げられていた!
- 10月18日 キャッシュフロー計算書を作って初めて、後妻が抜き取った正確な金額が判明!
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【後妻の手口 一覧】
- 被相続人(父)の生前に成年後見人となり、意のままに財産を処分。
- 経理の立場を利用し、お金の管理を他人にさせず、現金を自由に持ち出す。
- 高額な専従者給与を払わせ、正当な理由として資金移動。
- 生活費はすべて父に出させ、自分はいっさいお金を使わない。
- 高齢者でも加入できる生命保険に入らせ、保険料支払は父、保険金受取人は自分に指定し、多額の保険金を受領。
- 融資一括返済を免れるため、違法営業を続け、周囲をだまし続けた。
- 事業用に借りた融資の現金を持ち去って返金しない。
- 接待交際費、福利厚生費のほぼ全てが、自分の食費や生活費の計上、本来なら後妻の所得に加算して、その分の所得税を払わなければいけないはずが、まんまと脱税。
- 小口現金口座を設けず、薬局の現金収入分を全て自分の手元に持って行き、余ったお金をシレっと着服
第25話:勇気ある撤退、そして置き土産!
事業(薬局)で得た利益は、自分たち(父と後妻)が好きにすればよい。
その代わり、事業で発生した負債(借金)も、自分たちで返済しろ。
借金だけこちらに押し付けようとするな。
祖父の代からの家にまで手を付けるな!
父の死と借金の事実を知った直後の私の直感的な主張は、この後もずっと続きます。
(補足:後妻は父の薬局の専従者だった)
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今回の相続トラブル、後妻が胡散臭いことをするもんだから、私は調査を進めながら、税務署、家庭裁判所、融資の銀行担当者、車のディーラー、外商のデパート、薬の卸さん、その他いろいろなところに連絡をしていきました。それにより、後妻と私のどちらが信用に値するかを判断できたのではないかと思います。
特に税務署と融資担当者は債権者で、私は被害者なので、お互い有益な多くの情報交換をしてきました。
融資担当者から聞いた話では、後妻は「相続が終ったら、娘や息子のところには行かず(行けない)、友人がたくさんいる東京へ行こうと思っている」という情報を入手。
へえー、娘や息子に同居を断られたんだ。さすがにここまで相続がもめたことを知らないはずはないし、娘のダンナや息子の嫁から「お義母さん、ヤバいんじゃない?」と煙たがられたかしら。いい気味。
それに、カッコつけて「東京へ行く」と言っているが、実際のところ、現在の居住地に居づらくなったのでは?そりゃそうだよね、私がさんざん、あちこちに後妻の悪行を暴露しまくったから。メインバンクの行員は「あ、お金をピンハネして借金を返さないババアだ」と内心思っているだろうし、損保の人も生保の人も「相続で揉めた人」認定しているだろうし、今まで味方だと思っていた税理士も弁護士も司法書士も「これ以上関わりたくない」と思っているだろうし。せいぜい「お友達」なのはブティックRの人と高級ランジェリーショップの店員ぐらいで、それだって、お金を払ってくれるから良い顔しているだけで、「金の切れ目が縁の切れ目」。これまで、父がいたからこそ、父が薬局を経営して稼いでいたからこそ、「○○先生の奥さん」という位置づけで周囲からも丁寧に扱ってもらえただけ。その父がいなくなれば、ただの「派手で胡散臭いババア」に一気に格下げです。それは何も後妻に限った話ではなく、お金目当てで自力で生活する気のないオンナすべてに当てはまること。
実の子どもから拒否され、周囲からは白い目で見られるようになり、居づらくなったから、今の居住地から逃げたいのでしょうね。
そして、いくら多額のお金を父からピンハネしたからと言って、東京の生活費は高いぞ!
見栄っ張りで承認欲求の塊である後妻のことだから、東京といっても絶対に23区内、千代田区や港区は無理としても、自慢のできる杉並区や世田谷区あたりに住みたいのでは?そんなところだと、中古マンションでも5000万はくだらないだろうし、一戸建てだと1億2億あたりまえ。かと言って、75歳の独居老人を受け入れてくれる賃貸マンションは皆無だろうし、要介護じゃないので老健施設には入れず、高級老人ホームだと高すぎるし。本気で東京に来るつもりか?
それとも、次のターゲット(=金持ちの独身男性)でも当てがあるのか?
それこそ、まさに「後妻業の女」!
これ以上、私たちのような被害者が生まれないことを祈るばかり。
まあ、「東京に行く」なんて言ってるぐらいだから、お金はたっぷり蓄財しているのでしょうね。
だから言っているのよ。
お金があるなら、先に、借金を返せ!!
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そして回答期限(11月15日)がきました。
後妻は私の親切な提案を、みごとに完全スルー。
そうか、そうか。
まあ、それなら、仕方ない。
後妻が作りまくった借金を、私が尻ぬぐいする気は毛頭ないので、とても残念ですが、相続放棄を決断。12月4日に相続放棄申述書を郵送しました。
これで父の思い出の品は何ひとつ手に入れられないことが決定し、とても胸が苦しく、放棄申述書を投函する手が震え、さすがに涙が出てきました。
この恨み、憎しみ、
後妻が死ぬまで忘れません!
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ここでひとつ、補足をします。
ずっと記載してこなかった、相続におけるとても重要なポイントです。
なぜ記載しなかったか、それは、万一後妻サイドがこのブログを見ていたら、私の戦略がバレてしまうからです。
その重要なポイントというのが、相続放棄をするタイミング。
相続の開始を知った日から3か月以内(=熟慮期間)に、相続を承認するか放棄するかの決断をし、放棄する場合は家庭裁判所に申述書を提出しなければいけません。
一般的に「相続の開始を知った日」とは、被相続人(=このケースでは父)の死亡日(=3月13日)。
ところが、私たち前妻の子どもは、後妻の嫌がらせによって、父の死亡から1.5か月後の4月30日に知りました。
したがって、一般的には熟慮期間は3月13日から3か月後の6月13日までですが、私たち前妻の子どもは4月30日から3か月後の7月30日までとなります。
しかし、この熟慮期間中に相続の承認または放棄の判断ができそうもない場合、まさに今回のケースのように後妻によって財産が隠されたり持ち去られたりして相続財産の全体像が見えない場合、それらを調査するために、「熟慮期間の伸長(=延長)」が家庭裁判所によって認められます。延長期間は、一般的に3か月が相場のようです。
私は、当初に相談していた弁護士たちが「一刻も早く熟慮期間の伸長申立をした方が良い」とやいのやいの言うので、そういうものかと思い、5月27日に家庭裁判所へ申立書類を提出しました。
そして裁判所からの返答を見てビックリ!
私の延長された熟慮期間が、9月13日だと!!
これ、父の死亡日(3月13日)から3か月+延長期間3か月の計算じゃないの?
本来なら、4月30日+3か月+3か月で10月30日なのでは?
ちょっと間違えてない???
そこで、慌てて裁判所に確認すると、「まずは死亡日から3か月+3か月で熟慮してもらい、それでも足りなければ再延長してもらえばよい」と。
いやいやいや、それ、絶対に間違えたでしょ。
そうでなければ、私が父の死亡を知った日を嘘ついていると思ったのか (嘘つきは後妻だけにしてくれ!)、「何年も音信不通だったのに、死んだ途端にイチャモンつけてきた前妻の子ども」といった嫌がらせの一環でしょうか?
たしかに、相続トラブルで調査し始めた頃、多くの関係者が「遺産ほしさに今さら出てきた」といった目で見ていたことは、容易に想像できましたし。中には、私の友人知人でも、後妻の本性や背景を何も知らず、「後妻が悪いとは思えない」と心無い発言をして私を悲しませた人も数人いました。
そんな訳で、たったの1.5か月しか延長できず、「絶対に期間が足りなくなるのは目に見えている」とムカつきながら調査を進めておりました。
ところが、弟はのんびりしていたのか、7月はじめに熟慮期間の伸長申立書を提出。
慌てたのは裁判所でしょう。
一般的な熟慮期間である6月13日をとっくに越えての申立てだったので。
その際に、弟には「確認書(照会書)」なるものが裁判所から届いたそうです。
内容は「被相続人の死亡を知った日はいつか?」が中心だと。
それによって、弟の熟慮期間は、めでたく10月30日まで延長されました。
なんなんだ!
私も弟も同じ状況のはずなのに。
こんなことなら、私ものんびり提出すれば良かった…😒
なので、弁護士のアドバイスは、必ずしも正しいとは言い切れないということです。
そして、裁判所が「間違えました」と認めることは絶対になく、こうなったら裁判所が言ったように再延長を申し立てるしかないと奮起!
ただ、2度目の熟慮期間伸長(延長)はけっこうハードルが高いらしく、より詳しい状況説明が必要で、なかなか認めてもらえないようです。
それを認めてもらうために、このブログで綴ったように、いつ、誰に連絡し、どんな話をし、何の書類を入手したか、といった活動記録とその詳細をしっかりまとめ、2度目の伸長申立書類に添付して提出したのが8月9日。その後、2週間ほどで裁判所から「熟慮期間の再延長が必要なもっと詳しい理由を教えてほしい」という「照会書」が届き、8月9日の提出書類をさらにアップデートした情報を添付。その際に、父の成年後見人をしていた後妻の報告事項がめちゃくちゃである旨も指摘。成年後見人と相続は同じ家庭裁判所の管轄なので、相続担当者が成年後見人担当者に内々で確認したのかも知れません。また、本来なら最初の延長期間が弟と同じ10月30日だったはずを、おそらく間違えてしまった負い目もあったのかも。
おかげで、私の2度目の伸長が満額認められ、熟慮期間の期限が12月13日となりました!
ここまで伸びれば、じゅうぶん。
家庭裁判所の厚意に感謝です!!
そういう訳で、ダラダラ戦うのではなく、常に最終期限を気にしながら、策を練って進めていたのでした。
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そして話を戻し、後妻は私の提案の回答期限11月15日になっても返答をしなかったので、プランA (分割協議に進む)はなくなり、プランB (私は放棄し、税務署に託す)に変更。まあ平たく言えば、後妻への最大の仕返しです😂😂😂
前回の記事のとおり、12月4日、税務署へ全ての会計書類と私の計算表を提供したので、税務署は、ほぼ手ぶらで後妻を訪問するだけで、最大500万円近い追徴課税をとることができる。せっかく私が親切に「自主的に修正申告しますから」と提案してあげたのに、無視する後妻が悪い。税務調査が入れば、おそらくグル税理士も無傷ではいられないでしょう。
そうでなくとも、私の熟慮期間が12月13日まで伸びたことも、後妻にとってはかなりなダメージ。
何しろ、後妻は4月末の通知によって、私たち前妻の子どもがすぐに相続放棄すると思っていたはず。それを、実に7ヶ月ちょっと引き延ばしてやった。父の死亡から数えれば、9か月にもなる!それによって、融資残債の延滞利息は毎月20万円も加算され、現時点では当初の残債額より100万円ほど多くなっているはず。
後妻へ素敵な置き土産となりました!!
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何度も書いていますが、私は遺産が欲しいのではなく、真実を知り、ガメツイ後妻に懲罰を与えたかったので、目的は十分やり遂げられたと思います。
たしかに、私の計算(提案)では、相続財産は1800万円ほどになり、私と後妻とで分ければ900万円ずつになり、決して少なくない金額です。
でも、噓つき後妻は信用できず、私は現物で確実な不動産を受け取る方法を選んでいるので、不動産を現金化するのに、残置物の廃棄、家の解体費用、売却時の譲渡税、さらに後妻と争うことを前提とした弁護士費用など、かなりな出費が必要。その余った金額を弟と分けると、1人あたり200万円ぐらいしか残りません。(後妻と争うことも念頭に、弟には先に放棄してもらっており、財産が取れたら、私から弟へ贈与の形で支払うと話してありました。その方が戦いやすかったから)
最終的な果実(実入り額)200万円のために、時間を後妻に向けたくないですよね。
私の大切な時間は、もっと楽しいことに使いたい。
それに、いくら父の不動産とはいえ、8月に見に行った時には家の状態が劣悪で、受け取っても投資不動産として活用するのが難しそうでした。投資の観点で冷静になれば、もっと状態が良く、リーズナブルで、賃貸に出しやすい物件は、全国にたくさんある。
感情的に意地になって争いを長期化させるのではなく、物事を客観的・論理的に考え、何が自分にとってベストかを冷静に判断し、何よりも自分自身が納得できるのが、相続でいちばん重要なことだと思ったからこその、放棄の決断でした。
相続放棄申述書は12月4日に投函。
これで年内に決着がつくと思っていたのですが…
どうやら決着は年を越してしまいそうです。
次回は最終回、総括を綴りたいと思います。
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- 令和4年9月ごろ:後妻が父名義の不動産を売却しようとして、司法書士に成年後見人申立の依頼
- 令和5年11月末:後妻が父の成年後見人に承認され、直後に父名義の不動産を売りに出していた
- 令和6年3月13日:父の死亡日(享年82歳)
- 令和6年4月30日:父の死亡を知った日
- 令和6年5月1日:弁護士予約
- 令和6年5月2日~6日:相続の本5冊入手・読破
- 令和6年5月8日~20日:弁護士面談4件
- 令和6年5月8日:後妻司法書士から銀行口座・融資・会計事務所情報入手
- 令和6年5月9日:顧問税理士に会計書類開示を拒否される
- 令和6年5月8日~6月13日:融資契約書のコピー請求・入手
- 令和6年5月8日~7月8日:各金融機関へ口座有無確認、銀行取引明細書・(残高証明書)の入手手続き
- 令和6年5月20日:知人の不動産会社に父名義の不動産の査定を依頼したところ、既に売りに出されていたことが発覚
- 令和6年5月23日:後妻の弁護士から最初の通知
- 令和6年5月23日~7月1日:銀行取引明細書の入手・転記作業
- 同上期間:転記により浮上した疑問解決のため、生損保、電気、クレジットカード、リースなど、取引の該当する会社へ問合せ&確認作業
- 令和6年5月27日:家庭裁判所へ熟慮期間伸長申立書を提出、最初の伸長期限は9月13日となる
- 令和6年5月31日:法務局で土地・建物登記簿謄本を入手
- 令和6年5月31日~6月18日:法務局で相続一覧図申請・入手
- 令和6年6月3日~7月18日:病院・介護施設へカルテ開示請求・入手
- 令和6年6月4日:公証役場で遺言書の有無確認
- 令和6年6月11日~6月18日:法務局で自筆遺言書の有無確認の予約・結果入手
- 令和6年6月6日~8月17日:生損保の契約内容入手、クレジットカード利用履歴明細入手
- 令和6年6月13日~:融資の銀行1社と情報交換、返済の交渉
- 令和6年6月19日~7月19日:信用情報開示(JICC、CIC、全銀協)と生命保険契約有無の開示請求と結果入手
- 令和6年6月28日~7月8日:管轄税務署へ情報提供、資料送付
- 令和6年7月はじめ:弟が家庭裁判所へ熟慮期間伸長申立を提出、弟の伸長期限は10月30日となる
- 令和6年7月3日:管理薬剤師届出状況を保健所に確認
- 令和6年7月12日:顧問税理士へ準確定申告の問合せ (電話を切られた)
- 令和6年7月13日:後妻弁護士から財産目録と決算書・申告書など資料届く
- 令和6年7月13日~7月24日:決算書・申告書の内容をチェック
- 令和6年8月9日:父の自宅不動産の内部に立ち入り調査
- 令和6年8月9日:後妻(弁護士)から会計書類一式を預かる
- 令和6年8月9日:家庭裁判所へ二度目の熟慮期間伸長申立を提出、伸長期限は12月13日までとなる
- 令和6年8月10日:父が所有していた外車ディーラー訪問、車台番号を入手
- 令和6年8月13日:税務署で過去の税務署類を閲覧
- 令和6年8月14日:家庭裁判所で成年後見人の活動報告を閲覧
- 令和6年8月13日~22日:「会計に強い弁護士」へ連絡、面談、決定、契約
- 令和6年8月19日~10月7日:預かった会計書類の全てをスキャン・撮影
- 令和6年8月19日~10月18日:上記の会計書類から不正処理を洗い出し、該当するデパート外商から利用明細入手
- 令和6年9月10日:市役所から介護保険要介護状態区分証明書を入手
- 令和6年9月18日~20日:薬の卸3社、派遣薬剤師の出向元会社に違法営業の認識有無を確認
- 令和6年10月21日:後妻へ、私が計算した財産目録と分割案を提示、回答期限は11月15日
- 令和6年11月15日:後妻からの回答なし
- 令和6年12月4日:家庭裁判所へ相続放棄申述書を提出
- 令和6年12月4日:税務署へ全ての会計書類と共に調査結果の情報を提供
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【状況証拠・ツッコミどころ 一覧】
- 4月30日 後妻が用意した相続財産は、不動産と借金がほぼ同額で、現金ゼロ・預貯金5万円。あまりに出来すぎた数字で、怪しさ満点!
- 5月9日 顧問税理士が会計書類の開示を拒否、見せられない理由は!?
- 5月31日 後妻は認知症の父の成年後見人になり、自分が使い込んだ銀行融資の返済のため、父名義の不動産を売却しようとしていたことが発覚。しかし、売れる前に父が死亡し、後妻の計画の最初の誤算。
- 6月2日・6月13日 認知症(要介護2)の父を相手に、銀行が融資契約をしていたことに驚き!入手した契約書の、無理やり書かされたであろう父の変わり果てた筆跡を見て涙が出た。
- 6月6日 令和2年6月に融資返済の減免をしてもらいながら、同年12月に後妻受取人の生命保険を新規加入していた。
- 6月17日 銀行取引明細の国保料引落し額から後妻の年収を逆算、専従者給与が毎年600万円も払われていた!
- 6月28日 取引明細書から推測したキャッシュフローにより、1億2000万円のキャシュが消えている理論値が算出された!
- 7月1日 取引明細書の転記完了、頻繁な入出金に、後妻はATMに住んでいたのか?
- 7月1日 同じく、すべての転記が終り、現金売上がどの口座にも入金されていないことが判明!着服か?
- 7月3日 令和4年8月から、父が認知症で入院・介護施設入居により薬局に復帰していないが、管理薬剤師の変更届は出されておらず、2年間も違法営業を続けていたことが発覚!
- 7月11日 調査した銀行口座が出そろい、当初、後妻司法書士から聞いていた3行・4口座どころか、8行・19口座が判明!
- 7月12日 顧問税理士へ準確定申告の問合せをするも、一方的に電話を切られた。これで完璧にグル決定!!
- 7月13日 後妻弁護士が開示した資料から、後妻が各種債権を自分の口座に振り込ませていたこと、父死亡後に勝手に種々の費用を使っていたこと、仏壇仏具まで処分していたことが判明!パート事務員の実在性、勤務実態に大きな疑問浮上、費用の架空計上の恐れあり!!
また、後妻が使用していた車を父から後妻へ名義変更しているが、贈与の申告はしていないと思われる。死亡から遡って3年以内の取引なので相続財産に計上すべきところ、弁護士が提示した財産目録には未計上。こちらから言わなければ、とぼけるつもりだったのか? - 7月23日 決算書のバランスシートから、元入金がずっと多額のマイナスだったことを発見。後妻は薬局に入ったお金(事業用の借入金)を持ち去っていたと思われる!
- 8月9日 父の自宅不動産の中がぐちゃぐちゃ、既に父のモノ大半が処分されていた!
- 8月10日 父の車両売却時に詐欺が発生していた!担当営業マンがディーラーの領収書を勝手に使用し、ディーラーを通さず個人取引をしていた。後妻・グル税理士も関与か?
- 8月13日 専従者給与の変更届により、開業から2年で400万円、5年で600万円に引き上げていた!
- 8月14日 成年後見人の活動報告では、初回報告では銀行口座を過少に申告、最終報告では現金の動きを報告せず、裁判所に対してまで嘘をついていた!
- 8月17日 クレジットカードの利用履歴により、融資返済減免の変更契約以降も、父が認知症で身動きできなくなってからも、後妻が家族カードで贅沢三昧していたことが判明!
- 8月19日~10月18日 預かってきた会計書類から、数えきれないほどの不正会計が発覚、生活費の多くを薬局経費に計上していた!
- 9月20日 薬の卸会社への支払い遅延が続いていたことから、父の薬局は「ブラック薬局リスト」に挙げられていた!
- 10月18日 キャッシュフロー計算書を作って初めて、後妻が抜き取った正確な金額が判明!
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【後妻の手口 一覧】
- 被相続人(父)の生前に成年後見人となり、意のままに財産を処分。
- 経理の立場を利用し、お金の管理を他人にさせず、現金を自由に持ち出す。
- 高額な専従者給与を払わせ、正当な理由として資金移動。
- 生活費はすべて父に出させ、自分はいっさいお金を使わない。
- 高齢者でも加入できる生命保険に入らせ、保険料支払は父、保険金受取人は自分に指定し、多額の保険金を受領。
- 融資一括返済を免れるため、違法営業を続け、周囲をだまし続けた。
- 事業用に借りた融資の現金を持ち去って返金しない。
- 接待交際費、福利厚生費のほぼ全てが、自分の食費や生活費の計上、本来なら後妻の所得に加算して、その分の所得税を払わなければいけないはずが、まんまと脱税。
- 小口現金口座を設けず、薬局の現金収入分を全て自分の手元に持って行き、余ったお金をシレっと着服
第24話:最後通牒、マルサより怖い法定相続人の執念
事業(薬局)で得た利益は、自分たち(父と後妻)が好きにすればよい。
その代わり、事業で発生した負債(借金)も、自分たちで返済しろ。
借金だけこちらに押し付けようとするな。
祖父の代からの家にまで手を付けるな!
父の死と借金の事実を知った直後の私の直感的な主張は、この後もずっと続きます。
(補足:後妻は父の薬局の専従者だった)
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前回から1週間が経ちました。
12月も後半になると、周辺はすっかり年末モード。
仕事も緊急以外は受けないようにして、掃除や趣味に勤しんでいました😅
さて、前回は入手した会計資料をもとに、入念な財務諸表の分析によって、どのように後妻が現金を持ち出していたかを突き止め、そして自分の生活費や贅沢品の出費を薬局の経費に不正計上して薬局というハコを我が物顔で利用していたことを暴きました。
これだけ正確に証拠を上げれば、もう逃げることはできないでしょうが…
あの後妻のことだから、分からないフリを貫き通しそうです。
ここでひとつ補足。
一般的な相続の場合、一部の相続人が財産を隠して相続税を逃れようとするすることは割とあるので、税務署は「相続税」のための調査をします。
相続税は、基礎控除3000万円+相続人1人あたり600万円が財産総額から控除されて算出されます。しかし、配偶者(=主に妻)だけは特別で、1億6000万円まで無税なのです。あんなにインチキし放題の後妻でも!
詳しくは、こちらのサイトをご参照。
1億6千万円まで無税!相続税における配偶者控除の適用要件とは? | 相続税申告相談プラザ|[運営]ランドマーク税理士法人
大都会の相続でない限り、田舎で1億6000万円を超える相続って、あまり発生しないですよね。だから、後妻が隠した財産をどれだけ追及しても、税務署はなかなか相続税として徴収しにくいはずです。
そこで私が着目したのは相続税ではなく「所得税」。
生前、父が営んでいた事業を中心とした父の所得税のための計算過程がおかしい(=つまり、事業に不正会計がある)と踏んだ私は、相続財産を形成する根拠となる事業所得に着目したのです。
そして、税務署にも確認。
「既に亡くなった父の所得税を調査して追徴課税することはできるのか?」
「できます」
「その場合、追徴課税は誰が払うのか?」
「相続人です」
なるほど、不正を行っても死んだら御破算になるのではなく、死亡後も追いかけるのね。そりゃそうだ。そうじゃなければ、やりたい放題して、さっさと死んだモノ勝ちになるからね。世の中そんなに甘くない。
逆に、そのことが今回の私の戦略になったのです!
税務署を味方に付ければ、鬼に金棒だ!!!
話を元に戻し、前回のとおり算出した後妻の不正額(=現金持ち去り額+事業経費の虚偽記載額)をもとに、私サイドなりの財産目録を作成し、後妻に対し分割協議の提案を出しました。
まず、後妻側が出してきた財産目録
・不動産 16,462,884円 (固定資産税評価額)
・預貯金 26,388円…ふざけすぎ!(しかも口座5個しかないし、実際は19個)
・売掛金(国保の診療報酬) 2,642,391円 (既に後妻が自分の口座に入金させていた)
・売掛金(社保の診療報酬) 700,711円
・薬品返品・買取代金 539,730円
・確定申告還付金(R5年分) 99,906円 (既に後妻の口座に入金させていた)
・絵画 30,000円 (購入価額54万円の現在価値がたったの3万円)
・薬局店舗敷金 900,000円 (原状回復費と相殺で返金予定)
財産合計 21,402,010円
・融資残債 18,158,000円
・固定資産税 88,900円
・薬局関係債務(買掛金・未払金など) 5,708,679円 (グル税理士報酬や実在性の疑わしいパート事務員の給料、勝手に処分した機密文書処分代や薬局の不用品買取代金なども含まれる)
・入院、福祉用具、おむつ代など 74,473円 (おむつは経費に計上していただろ!)
債務合計 24,030,052円
差引相続財産合計 ▲2,628,042円
いきなりマイナスで仕掛けてきましたよ、後妻は!!
まったくふざけすぎ。
頭に来ます。
これに対し、私サイドが提示した財産目録
・不動産 16,462,884円 (固定資産税評価額)
・預貯金 56,072円 (19口座でたったのこれだけ!)
・売掛金(国保の診療報酬) 2,642,391円
・売掛金(社保の診療報酬) 700,711円
・薬品返品・買取代金 539,730円
・確定申告還付金(R5年分) 99,906円
・確定申告還付金(R6年分) 10,674円 (準確定申告)
・絵画 30,000円
・車両 1,232,000円 (R4年末に父から後妻へ名義変更した車両、3年前以内なので生前贈与の持ち戻し)
・薬局店舗敷金 900,000円 (原状回復費と相殺で返金予定)
・後期保険料・年金・介護保険料還付金 29,410円 (後妻が自分の口座に入金させていたもの)
・メットライフ生命医療保険金 37,387円 (後妻が自分の口座に入金させていたもの)
・事業主貸越額(R6年度、元入金のマイナス) 15,741,394円 (後妻が持ち去った現金額)
・修正申告で否認される経費額(R1~R6分) 4,380,137円 (生活費や後妻の私的出費)
財産合計 42,862,696円
・融資残債 18,158,000円
・固定資産税 88,900円
・薬局関係債務(買掛金・未払金など) 5,708,679円
・入院、福祉用具、おむつ代など 74,473円
・修正申告による追徴課税 543,688円
債務合計 24,573,740円
差引相続財産合計 18,288,956円
相続人2人(=後妻と私)で分けると、1人あたり9,144,478円
結局、不動産(市場価格)に相当する金額だけが相続財産になるというものです。
これは、当初から私が主張していた、薬局事業で発生した利益は父と後妻で好きにすればよいが、一方で、薬局で発生した負債(借金)も責任をもって自分たちで返済しろ、というものです。現金をピンハネしておきながら、借金をこちら(前妻の子ども)に押し付けるのは筋違いだ、という、ぶれない主張です!
そして、私からの提案は、
私が不動産(16,462,884円)と根抵当権がついている融資残債(10,424,000円)を引き受けるから(16,462,884−10,424,000=6,038,884円)、分割金額で足りない金額(9,144,478−6,038,884=3,105,594円)を現金で支払え、というもの。
この条件に応じるか否かの回答を11月15日までに。
応じる場合は、融資残債の根抵当権でない方(7,734,000円)を11月末までに完済すること。(なぜなら、口約束だけだと後妻は返済をしないで逃げる可能性があるので)
それを確認して初めて、分割協議に進むと申し出ました。
ここで注意したい点は、私の提案に含まれる「修正申告で否認される経費額」と「修正申告により発生する追徴課税」です。
これは自主的に(=こちらから)修正申告をした場合は5年前(=令和1年度)までしか遡らなくてよいそうですが、修正申告をせず、税務調査が入った場合は、悪質なケースだと7年前(=平成29年)まで遡ることになります。
そして、その場合の否認経費額は合計19,667,050円、所得税の追徴課税は重加算税を含め約270万円、住民税と国保料も加算すると、総額450万~500万円の追徴課税となりそうです。(否認額は多くても、各年度で税額計算をするため、そもそも事業所得が赤字だったり、所得控除が多額だったりで、意外と税金がとれないのが残念)
それと、もうひとつ大事なこと。
もし後妻が私の提案に応じるようなら、隠れた負債の洗い出しも必要。
具体的に言えば、父が誰かの連帯保証人になっていないかどうか。もっと具体的に言えば、後妻の娘や息子の連帯保証人。父は後妻の子ども達を嫌っていたが、後妻が勝手に父の名前で連帯保証契約している可能性が大きいので。後妻の娘や息子の連絡先は、領収書ファイルから既に割れているので、直接連絡して確認すればよい。私から連絡が来たら、さぞや驚くことでしょう。
ちなみに、私はまだ相続放棄の権利が残っています。
後妻は、勝手に父の財産に手を付けたから放棄できませんが。
相続を承認するか放棄するかを決める前に、このような財産分割協議を提案しても、熟慮期間内であれば、相続放棄をすることができることを弁護士に確認済みです。
それも大事なポイントでした。
後妻へ提案する際に、「返答次第では、迷惑がかかる関係者がいることを忘れないように」と伝えてもらいました。
どういう意味でしょう?
私は、後妻がこの条件に応じない場合は、すべての情報を税務署へ提供することにしています。そのことは、後妻にも伝わっているはず。
税務署は、後妻のお金の動きだけをチェックしているわけではありません。
証拠があれば、関係する人や会社にもメスを入れることがあるのです。
よくあるケースでは、フリーランスの人が会社から仕事を受け、報酬を受領しているにも関わらず、税務申告をしていない場合。会社は税務署に「法定調書」の提出と共にその年に報酬を払った各個人への「支払調書」も提出しているので、本人が税務申告をしていなくても、税務署にはちゃんとバレていて、税務調査に入られ、追徴課税をとられる、ということが頻発しています。
それと同様に、後妻が生活費や私的な出費まで薬局経費に計上してしまったために、私の執拗な精査によって、相手の領収書と受領金額がすべて税務署に提出されます。
中には、怪しい領収書もたくさんある。
・ハイセンス(入浴剤)は販売者が個人名だし
・ピエレ○タ(洋食屋)はわざわざ人数まで書いてかえって不自然だし
・ブティックRは後妻の洋服代なのに後妻の指示なのか但書が実際と異なるものを書いてあったし
・パート事務員は労働の実在性が怪しいのに過剰に給料をもらっているし
こういう取引をしている人や店舗は、税務申告をしているか怪しいものだし、申告していても虚偽申告の可能性が非常に高いのです。
税務署は、そういうこともよく分かっている。
だから、後妻が発端で、こういう人たちも摘発される可能性が非常に高くなる。
そのことを「迷惑がかかる関係者」と言ったのでした。
以上、外堀は固めました。
後妻としては、すでにピンハネしたお金は自分のものだと思い込んでいるから、今さら私に財産分与で900万円も渡したくないでしょう。
一方で、私の提案に応じなければ、税務署からは追徴課税が500万円ほど、融資残債の延滞利息が毎月20万円(すでに100万円近く増加している)。
「右を見ても左を見ても地獄」な状態を作ってあげました。
さて、後妻はどちらを選択してくるでしょうか。
返答が楽しみですね!
それはまた次回。
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- 令和4年9月ごろ:後妻が父名義の不動産を売却しようとして、司法書士に成年後見人申立の依頼
- 令和5年11月末:後妻が父の成年後見人に承認され、直後に父名義の不動産を売りに出していた
- 令和6年3月13日:父の死亡日(享年82歳)
- 令和6年4月30日:父の死亡を知った日
- 令和6年5月1日:弁護士予約
- 令和6年5月2日~6日:相続の本5冊入手・読破
- 令和6年5月8日~20日:弁護士面談4件
- 令和6年5月8日:後妻司法書士から銀行口座・融資・会計事務所情報入手
- 令和6年5月9日:顧問税理士に会計書類開示を拒否される
- 令和6年5月8日~6月13日:融資契約書のコピー請求・入手
- 令和6年5月8日~7月8日:各金融機関へ口座有無確認、銀行取引明細書・(残高証明書)の入手手続き
- 令和6年5月20日:知人の不動産会社に父名義の不動産の査定を依頼したところ、既に売りに出されていたことが発覚
- 令和6年5月23日:後妻の弁護士から最初の通知
- 令和6年5月23日~7月1日:銀行取引明細書の入手・転記作業
- 同上期間:転記により浮上した疑問解決のため、生損保、電気、クレジットカード、リースなど、取引の該当する会社へ問合せ&確認作業
- 令和6年5月31日:法務局で土地・建物登記簿謄本を入手
- 令和6年5月31日~6月18日:法務局で相続一覧図申請・入手
- 令和6年6月3日~7月18日:病院・介護施設へカルテ開示請求・入手
- 令和6年6月4日:公証役場で遺言書の有無確認
- 令和6年6月11日~6月18日:法務局で自筆遺言書の有無確認の予約・結果入手
- 令和6年6月6日~8月17日:生損保の契約内容入手、クレジットカード利用履歴明細入手
- 令和6年6月13日~:融資の銀行1社と情報交換、返済の交渉
- 令和6年6月19日~7月19日:信用情報開示(JICC、CIC、全銀協)と生命保険契約有無の開示請求と結果入手
- 令和6年6月28日~7月8日:管轄税務署へ情報提供、資料送付
- 令和6年7月3日:管理薬剤師届出状況を保健所に確認
- 令和6年7月12日:顧問税理士へ準確定申告の問合せ (電話を切られた)
- 令和6年7月13日:後妻弁護士から財産目録と決算書・申告書など資料届く
- 令和6年7月13日~7月24日:決算書・申告書の内容をチェック
- 令和6年8月9日:父の自宅不動産の内部に立ち入り調査
- 令和6年8月9日:後妻(弁護士)から会計書類一式を預かる
- 令和6年8月10日:父が所有していた外車ディーラー訪問、車台番号を入手
- 令和6年8月13日:税務署で過去の税務署類を閲覧
- 令和6年8月14日:家庭裁判所で成年後見人の活動報告を閲覧
- 令和6年8月13日~22日:「会計に強い弁護士」へ連絡、面談、決定、契約
- 令和6年8月19日~10月7日:預かった会計書類の全てをスキャン・撮影
- 令和6年8月19日~10月18日:上記の会計書類から不正処理を洗い出し、該当するデパート外商から利用明細入手
- 令和6年9月10日:市役所から介護保険要介護状態区分証明書を入手
- 令和6年9月18日~20日:薬の卸3社、派遣薬剤師の出向元会社に違法営業の認識有無を確認
- 令和6年10月21日:後妻へ、私が計算した財産目録と分割案を提示、回答期限は11月15日
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【状況証拠・ツッコミどころ 一覧】
- 4月30日 後妻が用意した相続財産は、不動産と借金がほぼ同額で、現金ゼロ・預貯金5万円。あまりに出来すぎた数字で、怪しさ満点!
- 5月9日 顧問税理士が会計書類の開示を拒否、見せられない理由は!?
- 5月31日 後妻は認知症の父の成年後見人になり、自分が使い込んだ銀行融資の返済のため、父名義の不動産を売却しようとしていたことが発覚。しかし、売れる前に父が死亡し、後妻の計画の最初の誤算。
- 6月2日・6月13日 認知症(要介護2)の父を相手に、銀行が融資契約をしていたことに驚き!入手した契約書の、無理やり書かされたであろう父の変わり果てた筆跡を見て涙が出た。
- 6月6日 令和2年6月に融資返済の減免をしてもらいながら、同年12月に後妻受取人の生命保険を新規加入していた。
- 6月17日 銀行取引明細の国保料引落し額から後妻の年収を逆算、専従者給与が毎年600万円も払われていた!
- 6月28日 取引明細書から推測したキャッシュフローにより、1億2000万円のキャシュが消えている理論値が算出された!
- 7月1日 取引明細書の転記完了、頻繁な入出金に、後妻はATMに住んでいたのか?
- 7月1日 同じく、すべての転記が終り、現金売上がどの口座にも入金されていないことが判明!着服か?
- 7月3日 令和4年8月から、父が認知症で入院・介護施設入居により薬局に復帰していないが、管理薬剤師の変更届は出されておらず、2年間も違法営業を続けていたことが発覚!
- 7月11日 調査した銀行口座が出そろい、当初、後妻司法書士から聞いていた3行・4口座どころか、8行・19口座が判明!
- 7月12日 顧問税理士へ準確定申告の問合せをするも、一方的に電話を切られた。これで完璧にグル決定!!
- 7月13日 後妻弁護士が開示した資料から、後妻が各種債権を自分の口座に振り込ませていたこと、父死亡後に勝手に種々の費用を使っていたこと、仏壇仏具まで処分していたことが判明!パート事務員の実在性、勤務実態に大きな疑問浮上、費用の架空計上の恐れあり!!
また、後妻が使用していた車を父から後妻へ名義変更しているが、贈与の申告はしていないと思われる。死亡から遡って3年以内の取引なので相続財産に計上すべきところ、弁護士が提示した財産目録には未計上。こちらから言わなければ、とぼけるつもりだったのか? - 7月23日 決算書のバランスシートから、元入金がずっと多額のマイナスだったことを発見。後妻は薬局に入ったお金(事業用の借入金)を持ち去っていたと思われる!
- 8月9日 父の自宅不動産の中がぐちゃぐちゃ、既に父のモノ大半が処分されていた!
- 8月10日 父の車両売却時に詐欺が発生していた!担当営業マンがディーラーの領収書を勝手に使用し、ディーラーを通さず個人取引をしていた。後妻・グル税理士も関与か?
- 8月13日 専従者給与の変更届により、開業から2年で400万円、5年で600万円に引き上げていた!
- 8月14日 成年後見人の活動報告では、初回報告では銀行口座を過少に申告、最終報告では現金の動きを報告せず、裁判所に対してまで嘘をついていた!
- 8月17日 クレジットカードの利用履歴により、融資返済減免の変更契約以降も、父が認知症で身動きできなくなってからも、後妻が家族カードで贅沢三昧していたことが判明!
- 8月19日~10月18日 預かってきた会計書類から、数えきれないほどの不正会計が発覚、生活費の多くを薬局経費に計上していた!
- 9月20日 薬の卸会社への支払い遅延が続いていたことから、父の薬局は「ブラック薬局リスト」に挙げられていた!
- 10月18日 キャッシュフロー計算書を作って初めて、後妻が抜き取った正確な金額が判明!
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【後妻の手口 一覧】
- 被相続人(父)の生前に成年後見人となり、意のままに財産を処分。
- 経理の立場を利用し、お金の管理を他人にさせず、現金を自由に持ち出す。
- 高額な専従者給与を払わせ、正当な理由として資金移動。
- 生活費はすべて父に出させ、自分はいっさいお金を使わない。
- 高齢者でも加入できる生命保険に入らせ、保険料支払は父、保険金受取人は自分に指定し、多額の保険金を受領。
- 融資一括返済を免れるため、違法営業を続け、周囲をだまし続けた。
- 事業用に借りた融資の現金を持ち去って返金しない。
- 接待交際費、福利厚生費のほぼ全てが、自分の食費や生活費の計上、本来なら後妻の所得に加算して、その分の所得税を払わなければいけないはずが、まんまと脱税。
- 小口現金口座を設けず、薬局の現金収入分を全て自分の手元に持って行き、余ったお金をシレっと着服
続く
第23話:キャッシュフローで初めて判明する減価償却費トリック
事業(薬局)で得た利益は、自分たち(父と後妻)が好きにすればよい。
その代わり、事業で発生した負債(借金)も、自分たちで返済しろ。
借金だけこちらに押し付けようとするな。
祖父の代からの家にまで手を付けるな!
父の死と借金の事実を知った直後の私の直感的な主張は、この後もずっと続きます。
(補足:後妻は父の薬局の専従者だった)
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前回は、買掛金支払の嫌がらせ手口、従業員への現物支給、薬局間の小分け販売と売上過少計上について書きました。
後妻とグル税理士が一丸となって、会計処理をやりたい放題に不正しまくりです。
どうしてこんなことができたのか。
今日はまた、会計の話を中心にしてみたいと思います。
個人事業主レベルだと、主な会計書類(財務諸表)は、資産と負債の状況を表す貸借対照表(B/S バランスシート)と、一年の営業活動の流れを表す損益計算書(P/L Profit & Loss)があります。
会計の不正を見る時、この2点、特にP/Lに着目しますが、もうひとつ重要なのが、現預金の流れを表すキャッシュフロー計算書です。
後妻の不正を発見するとき、実はこのキャッシュフローがとても重要なカギになったのです。なにしろ、父死亡時の預金残高がたったの5万円ですからね。
キャッシュフロー計算書は、損益計算書の当期純利益からスタートし、現金活動を加減しながら、キャッシュ(現預金)の期末残高を算出するものです。これは、営業活動の健全性の指標になります。たまに黒字倒産と聞くことがありますね、それは、P/L(損益計算書)上では黒字なのに、キャッシュが足りないために、支払できず、不渡りが出て、倒産してしまう、というカラクリです。
キャッシュフロー計算書のひな型は、だいたい次のとおり。
税引前当期純利益
(+) 減価償却費
(±) 売掛金増減
(±) 棚卸資産増減
(±) 買掛金増減
(±) 固定資産増減
(±) 借入金増減
キャッシュ増減
(+) 期首キャッシュ残高
期末キャッシュ残高
個人の調剤薬局として、売掛金は国保と社保からの診療報酬の未収分、買掛金は薬の卸さんからの仕入れ未払い分。どちらも2ヶ月ぐらい遅れること、売上のうち現金収入比率が15%、売上原価率が25%なので、売掛金の方が10%ぐらい多く計上されるはず。
そこはあまり問題視していません。(ただし、前回暴露した、仕入先への嫌がらせ返済のように、買掛金を何年越しで支払っていると、健全なキャッシュ活動ができていないことになりますが。
売掛金・買掛金よりも、キャッシュフローで着目される重要項目が減価償却費、そして借入金。
借入金は、新規融資があれば増え、なければ返済ばかり。
父の薬局は、2行からトータル4000万円も借りており、だいたい5年返済なので、ざっくり計算して毎年の返済は800万円+利息(利息はP/Lで計上されています)。これだけのお金を支払う(返済する)キャッシュの蓄えが必要だということです。
そして、減価償却費が一番重要なファクター。
固定資産は、購入時は費用(P/L)ではなく資産(B/S)計上。
それを、耐用年数で割った金額を、毎年費用(P/L)計上します。
例えば、600万円の普通自動車を新車で買ったら、耐用年数が6年なので、毎年100万円ずつ費用計上できます。(とてもざっくり解説してます)
実際にお金が出て行ったのは購入時で、減価償却費としてP/L計上時はキャッシュが動いていないので、キャッシュフローでは加算(戻り入れ)するのです。
さて、父の薬局の決算書(平成29年)から、実際の動きを見てみました。
貸借対照表(B/S)
【資産の部】
現金 127,513
預金 792,130
売掛金 10,480,391
棚卸資産(薬) 2,590,419
建物 3,504,099 ※薬局開設時の店舗改装費、償却資産
車両 3,843,637
その他償却資産 540,002
前払費用 891,235
リース資産 1,751,202
源泉預け金 1,073,944 ※社保からの診療報酬は源泉税を引かれるため
保証金 1,007,000
預託金 32,720 ※自動車のリサイクル預託金
事業主貸 6,125,306
合計 32,759,598
【負債・資本の部】
買掛金 13,889,981
借入金 31,037,369
未払金 5,003,269
預り金 369,007
リース債務 1,842,984
事業主借 3,922,454
元入金 △26,393,730 ※ずっと債務超過の状態
青色控除前所得金額 3,088,264 ※事業所得
合計 32,759,598
事業主勘定については、第16話を参考のとおり。
事業主貸 6,125,306<事業所得 3,088,264+事業主借 3,922,454
なので、事業主がキャッシュを持ち出しすぎているのではない。
問題は、借入金残高に対して、現預金や現金等価物の少なさ!
現金・預金の合計が、たったの919,643円しかない。
売掛金より買掛金の方が340万円も多く、毎年の融資返済800万円とあわせて1,140万円。
たったの91万円で、どうやって返すつもりだ?
そりゃ、借金が返せなくなるのも当然だ!!
今度はP/Lです。
損益計算書(P/L)
売上 77,751,721 ※うち現金売上 11,613,804
仕入(薬) 55,452,546
売上総利益 22,299,175
租税公課 65,400 ※ほぼ自動車税
水道光熱費 423,806 ※生活費も含まれていた
旅費交通費 206,820 ※スペイン旅行の申込金も含まれていた
通信費 347,201
広告宣伝費 25,920
接待交際費 925,962 ※ほぼ全額私用
損害保険料 547,262 ※自動車保険、店舗保険
修繕費 205,208 ※自宅の修繕も含まれていた
消耗品費 296,889
減価償却費 2,302,588
福利厚生費 178,817 ※ほとんど後妻の朝食・昼食・おやつ
パート給与 3,933,275
支払利息 430,129 ※融資の利息
家賃 1,329,600
車両費 606,138 ※ガソリン、車両修理など
リース料 52,874 ※再リース分
諸会費 152,290 ※主に薬剤師会
新聞図書 134,644 ※後妻の私用が半分
人材派遣料 90,288
雑費 1,005,800 ※税理士報酬も含まれる
専従者給与 5,950,000 ※後妻の取り分
青色控除前所得 3,088,264 ※父の取り分
ただでさえ、後妻の給与が父の所得(取り分)の2倍近いことが異常なのに加え、しっかり精査した結果、仕入(自宅の入浴剤)、接待交際費(持ち帰りの回転寿司とか)、福利厚生費(ねぎ、バナナ、ビール、etc.)、図書費(「もう別れてもいいですか」みたいな文芸書など多数)、光熱費(自宅分)、通信費(後妻の子ども宛て現金書留郵送代など)、消耗品(自宅の家具、他の年度では父の介護用品など)、車両費(ガソリン代の重複計上)、雑費(犬のエサ!など)、呆れる計上ばかりで、その合計額 1,652,584円。後妻の給与も地域の相場(300万円)と比較して2,950,000円も多すぎて(第9話ご参照)、総額 4,602,584円が否認されるはずの費用。呆れる経費の詳細は、脱線その③を!
この460万円に、減価償却費の230万円と、B/Sの現預金91万円を足すと、781万円。
融資の年間返済額800万円と買掛金>売掛金の差額340万円、合計1,140万円には届かないものの、ちゃんと正しい経理をしていれば、少しはマシになりますよね。
つまり、経費の使い過ぎ(生活費まで計上)と、後妻の給料が高すぎるのが、融資返済できなくなった原因です。
念のためキャッシュフローも見てみます。
キャッシュフロー計算書
税引前当期純利益 3,088,264
(+) 減価償却費 +2,302,588
(±) 売掛金増減 +908,653 ※前期末−今期末、前期末の方が多い
(±) 棚卸資産増減 +304,061 ※同上、薬の在庫
(±) その他資産増減 +433,107 ※前払費用、源泉預け金
(±) 買掛金増減 +668,268 ※今期末−前期末、今期末の方が多い
(±) 固定資産増減 0 ※該当年度中の新規購入・除却なし
(±) 借入金増減 −4,863,287
(±) リース債務増減 −640,152 ※支払いリース料、リース資産増減は減価償却費に含まれる
(±) その他負債増減 −1,109,783 ※未払金、預り金
キャッシュ増減 +1,091,719 ※上記の合計
(+) 期首キャッシュ残高 +1,764,716
期末キャッシュ残高 2,856,435 ※理論値
あら?期末のキャッシュ残高が、おかしい。
B/Sでは、919,643円しかない。
1,936,792円が足りない。
どこへいったの?
はい、それは後妻が持って行きました!
どういうこと??
ようやくここにたどり着いたか。
後妻は、薬局の現金売上のお金を、いったん全て自分の手元に持って行きました。
なにしろ、現金出納帳はないし、薬局の口座に入金された形跡もないので。
薬局に入って来るお金は、診療報酬と融資(借入金)があります。
窓口収入はP/Lを通るので、後妻の専従者給与と私的な支出ですべて使い切って、所得税を限りなくゼロに近づける。(脱税です)
融資の現金は、大きな減価償却資産の購入がなければ、返済資金と支払利息以外はほとんど余るはずなので、余ったお金を後妻が持ち去った。(結果的に元入金のマイナス)
個人事業主ならではの杜撰な経理の特徴です。
後妻の手口
現金売上高(P/L) 11,613,804円
↓
各種支払い① まず薬局口座に入金された社保と国保の診療報酬(77,751,721−11,613,804=66,137,917円)から
↓
各種支払い② 口座残高に足りない金額を、現金売上(後妻の手元)から補填
↓
現金売上の残金(後妻の手元)から、自分の専従者給与をしっかり確保(595万円)
↓
まだまだたくさんお金が余っているので、私用でたくさん使って経費計上(1,652,584円)
↓
それでもまだ余っているが、自分のお金とごちゃまぜになって、薬局のお金がいくら余っているのか分からなくなったから、自分の懐に入れてしまえ!(1,936,792円)
まあ、そんな感じでしょう。
単年(平成29年だけ)で見れば、193万円ですが、これまでも、この先も(薬局閉鎖まで25年間)、同じ手口でずっと余ったお金を懐に入れていたので、それで、元入金がずっと大赤字(△26,393,730円)で、借入金を返すお金がなくなってしまったのです。
この193万円は、本来は父(=薬局)に返すべきか、そうでなければ後妻の所得に加算されなければおかしいはずです。加算されれば、とうぜん後妻の所得税も追徴です。
そこは税務署、どう対応するのでしょうか?
後妻から、ガッチリとってほしいですよね!!
ガンバレ、税務署!!
そして、このカラクリ、故意なのか過失なのかは分かりません。
はじめは、悪知恵の働く後妻のことだから、グル税理士と結託してこの手口で現金を抜き取っていたと思っていたが、その後の調査で後妻の「準禁治産者=浪費癖・お金にだらしない」ぶりから、もしかすると後妻はバカで、自分のお金なのか薬局のお金なのか訳が分からず、自分の手元にあるお金(現金売上全額を持って行ってしまったので)は自分のものだと思っていたのかも。
こういうことが出来てしまったのも、減価償却費は過去に購入した資産を後に続く年度で分割計上しているだけで、実際にキャッシュが動いていないから。そのトリックを利用して、減価償却費に相当するキャッシュ額を持ち出しても、P/L、B/S上では分からないのです。
キャッシュフローを作ってみて初めて、足りない!と分かるのでした。
今日は難しい会計の話ばかりで、頭が混乱しましたね。
最後の後妻の手口だけが分かれば、OKです😅
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- 令和4年9月ごろ:後妻が父名義の不動産を売却しようとして、司法書士に成年後見人申立の依頼
- 令和5年11月末:後妻が父の成年後見人に承認され、直後に父名義の不動産を売りに出していた
- 令和6年3月13日:父の死亡日(享年82歳)
- 令和6年4月30日:父の死亡を知った日
- 令和6年5月1日:弁護士予約
- 令和6年5月2日~6日:相続の本5冊入手・読破
- 令和6年5月8日~20日:弁護士面談4件
- 令和6年5月8日:後妻司法書士から銀行口座・融資・会計事務所情報入手
- 令和6年5月9日:顧問税理士に会計書類開示を拒否される
- 令和6年5月8日~6月13日:融資契約書のコピー請求・入手
- 令和6年5月8日~7月8日:各金融機関へ口座有無確認、銀行取引明細書・(残高証明書)の入手手続き
- 令和6年5月20日:知人の不動産会社に父名義の不動産の査定を依頼したところ、既に売りに出されていたことが発覚
- 令和6年5月23日:後妻の弁護士から最初の通知
- 令和6年5月23日~7月1日:銀行取引明細書の入手・転記作業
- 同上期間:転記により浮上した疑問解決のため、生損保、電気、クレジットカード、リースなど、取引の該当する会社へ問合せ&確認作業
- 令和6年5月31日:法務局で土地・建物登記簿謄本を入手
- 令和6年5月31日~6月18日:法務局で相続一覧図申請・入手
- 令和6年6月3日~7月18日:病院・介護施設へカルテ開示請求・入手
- 令和6年6月4日:公証役場で遺言書の有無確認
- 令和6年6月11日~6月18日:法務局で自筆遺言書の有無確認の予約・結果入手
- 令和6年6月6日~8月17日:生損保の契約内容入手、クレジットカード利用履歴明細入手
- 令和6年6月13日~:融資の銀行1社と情報交換、返済の交渉
- 令和6年6月19日~7月19日:信用情報開示(JICC、CIC、全銀協)と生命保険契約有無の開示請求と結果入手
- 令和6年6月28日~7月8日:管轄税務署へ情報提供、資料送付
- 令和6年7月3日:管理薬剤師届出状況を保健所に確認
- 令和6年7月12日:顧問税理士へ準確定申告の問合せ (電話を切られた)
- 令和6年7月13日:後妻弁護士から財産目録と決算書・申告書など資料届く
- 令和6年7月13日~7月24日:決算書・申告書の内容をチェック
- 令和6年8月9日:父の自宅不動産の内部に立ち入り調査
- 令和6年8月9日:後妻(弁護士)から会計書類一式を預かる
- 令和6年8月10日:父が所有していた外車ディーラー訪問、車台番号を入手
- 令和6年8月13日:税務署で過去の税務署類を閲覧
- 令和6年8月14日:家庭裁判所で成年後見人の活動報告を閲覧
- 令和6年8月13日~22日:「会計に強い弁護士」へ連絡、面談、決定、契約
- 令和6年8月19日~10月7日:預かった会計書類の全てをスキャン・撮影
- 令和6年8月19日~10月18日:上記の会計書類から不正処理を洗い出し、該当するデパート外商から利用明細入手
- 令和6年9月10日:市役所から介護保険要介護状態区分証明書を入手
- 令和6年9月18日~20日:薬の卸3社、派遣薬剤師の出向元会社に違法営業の認識有無を確認
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【状況証拠・ツッコミどころ 一覧】
- 4月30日 後妻が用意した相続財産は、不動産と借金がほぼ同額で、現金ゼロ・預貯金5万円。あまりに出来すぎた数字で、怪しさ満点!
- 5月9日 顧問税理士が会計書類の開示を拒否、見せられない理由は!?
- 5月31日 後妻は認知症の父の成年後見人になり、自分が使い込んだ銀行融資の返済のため、父名義の不動産を売却しようとしていたことが発覚。しかし、売れる前に父が死亡し、後妻の計画の最初の誤算。
- 6月2日・6月13日 認知症(要介護2)の父を相手に、銀行が融資契約をしていたことに驚き!入手した契約書の、無理やり書かされたであろう父の変わり果てた筆跡を見て涙が出た。
- 6月6日 令和2年6月に融資返済の減免をしてもらいながら、同年12月に後妻受取人の生命保険を新規加入していた。
- 6月17日 銀行取引明細の国保料引落し額から後妻の年収を逆算、専従者給与が毎年600万円も払われていた!
- 6月28日 取引明細書から推測したキャッシュフローにより、1億2000万円のキャシュが消えている理論値が算出された!
- 7月1日 取引明細書の転記完了、頻繁な入出金に、後妻はATMに住んでいたのか?
- 7月1日 同じく、すべての転記が終り、現金売上がどの口座にも入金されていないことが判明!着服か?
- 7月3日 令和4年8月から、父が認知症で入院・介護施設入居により薬局に復帰していないが、管理薬剤師の変更届は出されておらず、2年間も違法営業を続けていたことが発覚!
- 7月11日 調査した銀行口座が出そろい、当初、後妻司法書士から聞いていた3行・4口座どころか、8行・19口座が判明!
- 7月12日 顧問税理士へ準確定申告の問合せをするも、一方的に電話を切られた。これで完璧にグル決定!!
- 7月13日 後妻弁護士が開示した資料から、後妻が各種債権を自分の口座に振り込ませていたこと、父死亡後に勝手に種々の費用を使っていたこと、仏壇仏具まで処分していたことが判明!パート事務員の実在性、勤務実態に大きな疑問浮上、費用の架空計上の恐れあり!!
また、後妻が使用していた車を父から後妻へ名義変更しているが、贈与の申告はしていないと思われる。死亡から遡って3年以内の取引なので相続財産に計上すべきところ、弁護士が提示した財産目録には未計上。こちらから言わなければ、とぼけるつもりだったのか? - 7月23日 決算書のバランスシートから、元入金がずっと多額のマイナスだったことを発見。後妻は薬局に入ったお金(事業用の借入金)を持ち去っていたと思われる!
- 8月9日 父の自宅不動産の中がぐちゃぐちゃ、既に父のモノ大半が処分されていた!
- 8月10日 父の車両売却時に詐欺が発生していた!担当営業マンがディーラーの領収書を勝手に使用し、ディーラーを通さず個人取引をしていた。後妻・グル税理士も関与か?
- 8月13日 専従者給与の変更届により、開業から2年で400万円、5年で600万円に引き上げていた!
- 8月14日 成年後見人の活動報告では、初回報告では銀行口座を過少に申告、最終報告では現金の動きを報告せず、裁判所に対してまで嘘をついていた!
- 8月17日 クレジットカードの利用履歴により、融資返済減免の変更契約以降も、父が認知症で身動きできなくなってからも、後妻が家族カードで贅沢三昧していたことが判明!
- 8月19日~10月18日 預かってきた会計書類から、数えきれないほどの不正会計が発覚、生活費の多くを薬局経費に計上していた!
- 9月20日 薬の卸会社への支払い遅延が続いていたことから、父の薬局は「ブラック薬局リスト」に挙げられていた!
- 10月18日 キャッシュフロー計算書を作って初めて、後妻が抜き取った正確な金額が判明!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【後妻の手口 一覧】
- 被相続人(父)の生前に成年後見人となり、意のままに財産を処分。
- 経理の立場を利用し、お金の管理を他人にさせず、現金を自由に持ち出す。
- 高額な専従者給与を払わせ、正当な理由として資金移動。
- 生活費はすべて父に出させ、自分はいっさいお金を使わない。
- 高齢者でも加入できる生命保険に入らせ、保険料支払は父、保険金受取人は自分に指定し、多額の保険金を受領。
- 融資一括返済を免れるため、違法営業を続け、周囲をだまし続けた。
- 事業用に借りた融資の現金を持ち去って返金しない。
- 接待交際費、福利厚生費のほぼ全てが、自分の食費や生活費の計上、本来なら後妻の所得に加算して、その分の所得税を払わなければいけないはずが、まんまと脱税。
- 小口現金口座を設けず、薬局の現金収入分を全て自分の手元に持って行き、余ったお金をシレっと着服
続く
第22話:昼食とお菓子は福利厚生費?給与の現物支給?
事業(薬局)で得た利益は、自分たち(父と後妻)が好きにすればよい。
その代わり、事業で発生した負債(借金)も、自分たちで返済しろ。
借金だけこちらに押し付けようとするな。
祖父の代からの家にまで手を付けるな!
父の死と借金の事実を知った直後の私の直感的な主張は、この後もずっと続きます。
(補足:後妻は父の薬局の専従者だった)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
前回は、脱線話で恨みつらみを発散させていただきました😅
閑話休題、本題に戻ります。
戦い後半戦の流れです。
① 預かってきた会計書類(確定申告・決算書、総勘定元帳、請求書ファイル、領収書ファイル、仕訳日計表、第21話参照)を、とにかくスキャン・写メ
② 元帳と証憑(請求書・領収書)の照合、不適切な経理処理の洗い出し
③ ②で洗い出した不適切処理から経費計上できない金額の算出、対応する追徴税額の計算
④ ③を考慮に入れた相続財産目録を作成、後妻へ分割協議提案
⑤ 後妻の返答(対応)次第で、税務署へ情報提供
この投稿を書いている時点で、実はほぼ全て終わっており、その話を友人知人にしたら、「絶対に敵に回したくない相手」と言われました💦
そうかなー、不自然なことを追求したまでなんだけど😅
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まず、①預かってきた会計書類を必死でスキャン・写メ。
前回の脱線話のとおり、領収書ファイルからは失笑きわまりないレシートの数々が出てきて…
まだ追加で気になる点がいろいろあります。
まず、請求書ファイルには、薬の卸さんからの仕入関係がほとんど。その中で、不可解な支払いをしている一連の請求書を発見。
ある卸さんの請求書では、令和3年12月以降、当月お買上げがゼロ円、この時点の買掛金(未払い残高)は約161万円、以降、毎月の支払額が2万円とか3万円とか。買掛金がぜんぜん減ってないし!!道理でこの卸さんの買掛金が父死亡後の負債一覧に732,000円も計上されていたわけだ!!
通常の支払いタームは2ヶ月遅れと聞いていたので、てっきり父死亡直前の令和6年2月・3月の仕入れ分だと思っていたのに、とんでもない、返せなくなった融資残債に続き、これも後妻の使い込みが原因で、2年以上前から払えなくなった負債じゃないか!こんなものまで、我々前妻の子どもに負担させようとしていたのか?
本当に、後妻への怒りと憎しみしか湧いてこない😡💥
この話を、薬局経営している友人にしたところ、「それって、きっと令和3年12月の時点で、卸さんと何かトラブルがあって、卸さんか薬局かどちらかから契約を切ったんだよ。未払金の返済を毎月2、3万円しか払わないのは、卸さんに対する嫌がらせなんだよ。ヤクザと同じ手口」と。
何があったか知らないが、どうせ後妻の態度が悪すぎて(支払いがだらしないとか、対応が横柄だとか、無理難題の値引きを強要してくるとか)、卸さんとケンカでもしたのでしょう。まったく、みっともない。
ちなみに友人によると、借金(未払金)を完全に無視して一銭も払わなければ、取り立てに来るし、差し押さえもされてしまうが、こうして少額ずつ払うことで「返済する気はいちおうあります」の意思表示をして、相手が強制的に出て来れないようにする、悪質な常套手段なのだそうです。
私自身は、支払が早くて取引先にいつもビックリされる方だし、請求書がなかなか来なければ「早く発行して」と催促するぐらいで、支払に関しては、とにかく「すぐ払う!」をモットーにしているので、こんな姑息な手口なんて、思いつきもしなかった。
後妻は、どの場面においても、悪質です!
会計書類は、しっかり見れば、こういう裏に隠れたストーリーまでバレてしまうのですよね。
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そして、スキャン・写メが終ると、いよいよ②経費計上できないものの洗い出し。
これアウトでしょ!というものは、前回の脱線その③で、たくさん公開しました。
その中で、元帳の「福利厚生費」と領収書を照合していて気付いたのは、しょっちゅうパン、お菓子、ケーキ、アイスクリーム、バナナ(!)なんかを「従業員の茶菓子代」として計上している。頻度としては、ほぼ毎日。営業していないはずの日曜日に買ったものまで計上されている。これは絶対に不自然。
日曜日に買ったものは、絶対に後妻の私用なのは分かり切っているが、それ以外のお菓子やパンは、もし本当に従業員用だとしたら、従業員たちは仕事をしに行ってるのか、お菓子を食べに行ってるのか?いったいどんな薬局なんだ?真面目に働けよ!
ここまで毎日パンやお菓子を買い与えないと、従業員が働いてくれないなんて、医薬業界ってどうなってんの?薬剤師も医療事務も、卑しすぎる、みんな乞食か?
調剤薬局を経営している友人が言っていたのですが、「そもそも管理薬剤師がいない薬局は危険すぎるから(令和4年8月から父不在のため違法営業)、普通の薬剤師なら辞めるはず。違法営業を知りながら(気付いていないフリして)勤務を続けていたということは、もしかして居心地が良かったんじゃない?それだけお菓子や食品を買い与えていたようだし」と。
シレっとお菓子をもらっていた薬剤師も薬剤師だけど、これってもしかすると、後妻が違法営業共犯の口止め料として、必死に毎日エサで釣っていたのかしら。推測ですけど。勤務していた薬剤師も、年齢が65歳とか72歳とか、まあまあ高齢なので、薬剤師免許に傷がつくリスクは頭になく、倫理観もあまりなく、バレなきゃいいかぐらいの感覚だったのかも。父がまだ認知症でなく健在だった平成29年に、比較的若手の長年働いてくれた薬剤師が退職しており、その後、経営が傾きだして、薬剤師がコロコロ変わっている。危険を感じた薬剤師は、お菓子なんかに釣られず早々に退散したのでは?
会計書類から、そんな背後の状況を読み取ってみました。
ちなみに、パンもお菓子も、やりすぎると現物支給とみなされ、従業員の給与額に加算しなければいけません。
昼食代なら、①受益者(=ここでは従業員)が食事価格の50%以上を負担し、②会社の負担が月額3500円以下であれば、従業員給与へ加算ではなく、「福利厚生費」として経費計上できるようです。父の薬局では、従業員の負担ゼロで、月額3500円を軽く超えているので、福利厚生費にできず、本来なら従業員の給与に加算しなければいけなかったのです。
詳しくは、こちらのページをご参照。
従業員等に対する昼食等の支給と所得税について
さらにお菓子について。
従業員の誰もが自由に食べられる「置き菓子」は福利厚生費らしいが、役員や一部の人しか食べられない状況だと、やはり「現物支給」として役員報酬や従業員給与に加算になるようです。
詳しくは、こちらのページをご参照。
オフィスの置き菓子は福利厚生費になる? 福利厚生費になるものとは | MONEYIZM
頼んでもいないのに、勝手に買ってきて、給与に上乗せされたら、従業員としては迷惑な話ですよね。
そして、この時点で薬局は正しい経理処理をしていないので、薬局としては脱税、従業員も脱税となります。
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他に、金額としては少額ですが、売上過少計上の疑いも発見しました。
調剤薬局は、自分の店に在庫がない薬を、近隣の薬局から分けてもらう分譲(小分け販売)というシステムがあります。
父の薬局も、頻繁に分けてもらっていたようで、近隣薬局からの領収書・明細がたくさん残っていました。
ところが、です。
分けてもらうなら、当然、父の薬局からも分けてあげていたはずなのに、その形跡が平成31年4月以降、まったく無いのです。
それって、おかしいですよね?
本当に分ける方が無かったのか、実際は小分け販売していたのに売上計上していなかったのか。たぶん後者でしょう。なにしろ、他の経理処理を見ても、あまりに杜撰ですから。
これひとつとっても、税理士のいい加減な処理が窺い知れます。
本当は、この先のキャッシュフローの話もしたかったのですが、長くなりそうなので、次回にします。
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- 令和4年9月ごろ:後妻が父名義の不動産を売却しようとして、司法書士に成年後見人申立の依頼
- 令和5年11月末:後妻が父の成年後見人に承認され、直後に父名義の不動産を売りに出していた
- 令和6年3月13日:父の死亡日(享年82歳)
- 令和6年4月30日:父の死亡を知った日
- 令和6年5月1日:弁護士予約
- 令和6年5月2日~6日:相続の本5冊入手・読破
- 令和6年5月8日~20日:弁護士面談4件
- 令和6年5月8日:後妻司法書士から銀行口座・融資・会計事務所情報入手
- 令和6年5月9日:顧問税理士に会計書類開示を拒否される
- 令和6年5月8日~6月13日:融資契約書のコピー請求・入手
- 令和6年5月8日~7月8日:各金融機関へ口座有無確認、銀行取引明細書・(残高証明書)の入手手続き
- 令和6年5月20日:知人の不動産会社に父名義の不動産の査定を依頼したところ、既に売りに出されていたことが発覚
- 令和6年5月23日:後妻の弁護士から最初の通知
- 令和6年5月23日~7月1日:銀行取引明細書の入手・転記作業
- 同上期間:転記により浮上した疑問解決のため、生損保、電気、クレジットカード、リースなど、取引の該当する会社へ問合せ&確認作業
- 令和6年5月31日:法務局で土地・建物登記簿謄本を入手
- 令和6年5月31日~6月18日:法務局で相続一覧図申請・入手
- 令和6年6月3日~7月18日:病院・介護施設へカルテ開示請求・入手
- 令和6年6月4日:公証役場で遺言書の有無確認
- 令和6年6月11日~6月18日:法務局で自筆遺言書の有無確認の予約・結果入手
- 令和6年6月6日~8月17日:生損保の契約内容入手、クレジットカード利用履歴明細入手
- 令和6年6月13日~:融資の銀行1社と情報交換、返済の交渉
- 令和6年6月19日~7月19日:信用情報開示(JICC、CIC、全銀協)と生命保険契約有無の開示請求と結果入手
- 令和6年6月28日~7月8日:管轄税務署へ情報提供、資料送付
- 令和6年7月3日:管理薬剤師届出状況を保健所に確認
- 令和6年7月12日:顧問税理士へ準確定申告の問合せ (電話を切られた)
- 令和6年7月13日:後妻弁護士から財産目録と決算書・申告書など資料届く
- 令和6年7月13日~7月24日:決算書・申告書の内容をチェック
- 令和6年8月9日:父の自宅不動産の内部に立ち入り調査
- 令和6年8月9日:後妻(弁護士)から会計書類一式を預かる
- 令和6年8月10日:父が所有していた外車ディーラー訪問、車台番号を入手
- 令和6年8月13日:税務署で過去の税務署類を閲覧
- 令和6年8月14日:家庭裁判所で成年後見人の活動報告を閲覧
- 令和6年8月13日~22日:「会計に強い弁護士」へ連絡、面談、決定、契約
- 令和6年8月19日~10月7日:預かった会計書類の全てをスキャン・撮影
- 令和6年8月19日~10月18日:上記の会計書類から不正処理を洗い出し、該当するデパート外商から利用明細入手
- 令和6年9月10日:市役所から介護保険要介護状態区分証明書を入手
- 令和6年9月18日~20日:薬の卸3社、派遣薬剤師の出向元会社に違法営業の認識有無を確認
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【状況証拠・ツッコミどころ 一覧】
- 4月30日 後妻が用意した相続財産は、不動産と借金がほぼ同額で、現金ゼロ・預貯金5万円。あまりに出来すぎた数字で、怪しさ満点!
- 5月9日 顧問税理士が会計書類の開示を拒否、見せられない理由は!?
- 5月31日 後妻は認知症の父の成年後見人になり、自分が使い込んだ銀行融資の返済のため、父名義の不動産を売却しようとしていたことが発覚。しかし、売れる前に父が死亡し、後妻の計画の最初の誤算。
- 6月2日・6月13日 認知症(要介護2)の父を相手に、銀行が融資契約をしていたことに驚き!入手した契約書の、無理やり書かされたであろう父の変わり果てた筆跡を見て涙が出た。
- 6月6日 令和2年6月に融資返済の減免をしてもらいながら、同年12月に後妻受取人の生命保険を新規加入していた。
- 6月17日 銀行取引明細の国保料引落し額から後妻の年収を逆算、専従者給与が毎年600万円も払われていた!
- 6月28日 取引明細書から推測したキャッシュフローにより、1億2000万円のキャシュが消えている理論値が算出された!
- 7月1日 取引明細書の転記完了、頻繁な入出金に、後妻はATMに住んでいたのか?
- 7月1日 同じく、すべての転記が終り、現金売上がどの口座にも入金されていないことが判明!着服か?
- 7月3日 令和4年8月から、父が認知症で入院・介護施設入居により薬局に復帰していないが、管理薬剤師の変更届は出されておらず、2年間も違法営業を続けていたことが発覚!
- 7月11日 調査した銀行口座が出そろい、当初、後妻司法書士から聞いていた3行・4口座どころか、8行・19口座が判明!
- 7月12日 顧問税理士へ準確定申告の問合せをするも、一方的に電話を切られた。これで完璧にグル決定!!
- 7月13日 後妻弁護士が開示した資料から、後妻が各種債権を自分の口座に振り込ませていたこと、父死亡後に勝手に種々の費用を使っていたこと、仏壇仏具まで処分していたことが判明!パート事務員の実在性、勤務実態に大きな疑問浮上、費用の架空計上の恐れあり!!
また、後妻が使用していた車を父から後妻へ名義変更しているが、贈与の申告はしていないと思われる。死亡から遡って3年以内の取引なので相続財産に計上すべきところ、弁護士が提示した財産目録には未計上。こちらから言わなければ、とぼけるつもりだったのか? - 7月23日 決算書のバランスシートから、元入金がずっと多額のマイナスだったことを発見。後妻は薬局に入ったお金(事業用の借入金)を持ち去っていたと思われる!
- 8月9日 父の自宅不動産の中がぐちゃぐちゃ、既に父のモノ大半が処分されていた!
- 8月10日 父の車両売却時に詐欺が発生していた!担当営業マンがディーラーの領収書を勝手に使用し、ディーラーを通さず個人取引をしていた。後妻・グル税理士も関与か?
- 8月13日 専従者給与の変更届により、開業から2年で400万円、5年で600万円に引き上げていた!
- 8月14日 成年後見人の活動報告では、初回報告では銀行口座を過少に申告、最終報告では現金の動きを報告せず、裁判所に対してまで嘘をついていた!
- 8月17日 クレジットカードの利用履歴により、融資返済減免の変更契約以降も、父が認知症で身動きできなくなってからも、後妻が家族カードで贅沢三昧していたことが判明!
- 8月19日~10月18日 預かってきた会計書類から、数えきれないほどの不正会計が発覚、生活費の多くを薬局経費に計上していた!
- 9月20日 薬の卸会社への支払い遅延が続いていたことから、父の薬局は「ブラック薬局リスト」に挙げられていた!
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【後妻の手口 一覧】
- 被相続人(父)の生前に成年後見人となり、意のままに財産を処分。
- 経理の立場を利用し、お金の管理を他人にさせず、現金を自由に持ち出す。
- 高額な専従者給与を払わせ、正当な理由として資金移動。
- 生活費はすべて父に出させ、自分はいっさいお金を使わない。
- 高齢者でも加入できる生命保険に入らせ、保険料支払は父、保険金受取人は自分に指定し、多額の保険金を受領。
- 融資一括返済を免れるため、違法営業を続け、周囲をだまし続けた。
- 事業用に借りた融資の現金を持ち去って返金しない。
- 接待交際費、福利厚生費のほぼ全てが、自分の食費や生活費の計上、本来なら後妻の所得に加算して、その分の所得税を払わなければいけないはずが、まんまと脱税。
続く
脱線その③:これは経費で落ちません!高級ランジェリー事件勃発!!
後妻のせいで、今年はずっと会計と向き合っています。
本当に頭にくる。
今日の話題は、本編に入れようか、脱線ストーリーにしようか、少し迷いましたが、怒りの感情むき出し、邪推や空想も交えたいので、やっぱり脱線にします😅
後妻をとっちめるため、入手したあらゆる資料。
会計資料からは領収書、他にクレジットカード利用明細、デパート外商の利用明細。そう、父はなんと、デパートの外商に口座があったようです。どんなお殿様だ??
そして、これらの資料から、ネタみたいな面白いものがザクザク出てきました!
領収書からは…
- アンチエイジング化粧品→これはさすがに経費計上されていない😅…というか、こんな領収書まで出して来て、恥ずかしくないのか?後妻は
- 小豆島のオリーブ化粧品→雑費についていた!
- 個人から仕入れた入浴剤→どう考えても自宅用なのに薬の仕入に
- ブティックR→どう考えても後妻の服だろ?分割払いの領収書が、接待交際費や福利厚生費に
- 宝石店→こちらも分割払い、贈答品として接待交際費に
- 北欧家具・雑貨→自宅用が消耗品や雑費に
- ペット霊園→さすがにこれは経費に計上されていなかった😅
- JRのチケット代・タクシー代→娘や息子に会いに行った後妻の帰省代が旅費交通費に
- 近畿日本ツーリスト→コード番号からスペイン旅行だと判明したが、薬剤師会の旅費になっていた
- ケーキ屋・和菓子屋→日曜(薬局定休日)に買ったケーキや生菓子が福利厚生費に、誰が食べるんだ?
- 宅急便の送付状→後妻が息子の嫁あてに送った米の送料が薬局に計上
- 現金書留の郵便代→同じく、後妻の娘、息子あてに送った郵便代が薬局の通信費に
もう、ツッコミどころ満載です!!
まず、ちょっと注意して見ればすぐバレるものを、平気で出してくる後妻。
アンチエイジング化粧品とか、ペット霊園とか、とにかく手元にある領収書やレシート全てを提出していたのだろうか?バカか?それで経理担当って威張って年収600万円も薬局からくすねていたのか?これ、年収600万円の人の仕事ではないよね、アルバイト以下のだらしなさ。
そして、あとで記載するデパート外商の領収書も、分割払いのもの。
購入金額そのものを計上すると金額が大きくて目立つので、数万円ぐらいの分割で領収書をきってもらっていたと思われる。
姑息な手口だ。
これって、税理士の入れ知恵でしょうかね。
他にも、カード払いのガソリン代が、カード引落し時の合計額と個々の給油時のレシートがダブって計上されていたり。まあ、ありがちなミスですが、会計事務所が記帳代行しているのに、ずいぶん杜撰な仕事だこと!
そして、自宅の上下水道代やガス代までちゃっかり経費計上されている。
領収書に「装置設置場所」が書いてあるから、すぐバレるのに。
税理士、いい加減すぎる!!
さらに、現金書留を送っている時点で、財産移転のニオイがプンプンする!
怪しすぎる!!
宅急便も、現金書留も、ご丁寧に送付状まで貼り付けてあるもんだから、娘と息子の居所もしっかりバレてしまいました。(これも、税務署に通報済み)
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ドラッグストア、スーパー、コンビニのレシートからは…
- 犬のエサ!
- 野菜(ネギ、レタス、ピーマン、etc)
- すき焼きのたれ→薬局ですき焼きでもしていたのか?😂😂
- ビール!→薬局で酒盛りか?
- サンドイッチ・オニギリ→後妻の朝食・昼食だろ?
- 生理用ナプキン!
- ライフリーおしりふき→父の介護用
全てではないが、これらが時々「福利厚生費」「消耗品費」なんかに計上されていて、もうビックリ!!
この時点で、後妻が胡散臭い(もしかしてバカ)のはもちろんだが、
どちらかと言えば、税理士だろ!
こんな処理して、税理士の方がヤバいんじゃないの?
だいたい、生理用ナプキンって、誰が使うのよ?
後妻は75歳、パート薬剤師たちも60歳以上、患者さんの多くが高齢者(売上の現金比率が約15%なので高齢者が多いことが分かる)。薬局関係では、生理用ナプキンの対象者はいないと思うんだけど…
と、ドラッグストア勤務経験の友人に話したら、「それ違うよ、尿漏れパッドの代わりに使うんだよ。一部の女性は尿漏れパッドを買うのが恥ずかしいと感じるらしい」と教えてくれた。
後妻め、そんなところで見栄を張るぐらいなら、こんなレシート出して来なければいいのに。こうやって調査されて、「これ何ですか」と暴露される方が、よっぽど恥ずかしくないか?
お金をピンハネするのに必死すぎて、見栄を張っていたことすら忘れてしまったか?
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クレジットカード利用明細からは…
これらも、頻繁に消耗品や接待交際費に登場していた。(さすがにランジェリーの経費計上はなかったが…)
後妻はどうやらテレビショッピングや通販が大好きなようで、毎月かなりの購入量・購入金額です。
ブティックもランジェリーショップも、頻繁に行っている。
特に父が入院してからも買い物が止まらないようで、父には毛玉だらけのトレーナーなんかを着させておいて(デイサービスの施設が送ってくれた写真で判明)、自分はブティックで服をじゃんじゃん新調していたのかと思うと、腹が立ってしょうがない!
それより皆んなのネタになったのは、何と言っても
高級ランジェリー!!
今回の相続トラブル、リアルタイムで親しい友人たちに詳細を暴露していました。
これも、カード利用明細を暴露したときに、ある女性が「ランジェリー○野って!?」とすかさずツッコミ。(私も気づいていたが、さすがオシャレな女性は目の付けどころが違う!!)
ネットで店を検索したら、どうやら高級ランジェリーショップのようだ。2~3か月に一度は通っているようで、1回あたり2万~5万円くらいのお買い上げ!
えー!?
75歳、高級ランジェリー!?
まさか、勝負下着?
誰に勝負??
女性陣は、爆笑😂😂
男性陣は「想像するだけで気持ち悪い」💦
女性陣の空想は止まりません!
「きっと、グル税理士とデキてるんじゃない?そのための勝負下着なんじゃ?」
後妻もグル税理士も同じ75歳なので、二人がデキてる筋は、けっこう多くの友人知人たちの推察です😅
これもねー。
もし後妻が自分の個人的な買い物のカード決済を、自分の銀行口座からにしておけば、誰にもバレずに済んだものを。75歳が高級ランジェリーを買おうが、ブティックで散財しようが、別に誰も禁止してはいない。むしろ、年をとっても女子力が高くてけっこうなこと!(爆笑)
ただ、がめつく、全ての支払いを父の口座にしていたから、こうやって後から法定相続人に根掘り葉掘り暴露されることになったのですよ。だって、こちらは、父のお金の行方を追っていたのですから。
すべて、お金に執着した、ガメツい後妻が悪いのです。
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まだまだ出ます!
デパート外商利用明細からは…
- タバコ(父)
- 宝石(後妻)→70万円!
- 服(父・後妻)
- 靴(後妻)
- 化粧品(後妻)
- 和菓子(後妻)
これ、外商のトリックなのでしょうか、担当営業が毎月集金に来てくれていたようで、「但書」のない領収書が大量にあり、それらがすべて「接待交際費」に計上されていました。「取引先への贈答品」として。(後妻の靴や服や宝石が贈答品?誰に?😂😂)
先に書いたように、購入額を計上すると目立つので、わざわざ分割払いにして、毎月3万とか5万とかの領収書をもらっていたらしい。
あのね、こうも同じ店の領収書が頻繁にあれば、そりゃ経理経験者だったら、すぐにおかしいと思いますよ。
そんなことも分からず、バレないと思って処理していた犯人は誰?
税理士だよ!!!
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その他で笑ったのが…
書店のレシートにあった本のタイトル
「もう別れてもいいですか」(これも図書費に計上!)
おいおい、ネタか???
後妻、もしかして父と離婚したかったの?
たしかに、この時点(令和4年)までに、後妻は既に多額のお金を自分の手元に移動させて、父の財産は限りなくゼロ円に近づけ、食い尽くし作業はほぼ仕上がっていたので、さて、そろそろ離婚でもしようかな、と思っていたのかも。
ところが、そんな矢先、父が認知症を発症し、要介護になってしまう。
ただでさえ、財産を喰い尽くして、多額の借金だけが残り、もう利用価値がほとんどなくなった父なので、介護なんて面倒なこと、絶対にしたくない!と、後妻は思っていたに違いない。
ところが…ご存知ですか?
相手が認知症だと、簡単に離婚が出来なくなるのです。
法定離婚原因に「回復の見込みのない強度の精神病」があるが、認知症は「強度の精神病」には該当しないのが実情。そして他の法定離婚原因がなければ、離婚したい場合は協議離婚になるが、相手が認知症だと協議(=話し合い)ができないため、成年後見人を立てなければいけないようです。もしも熟年離婚を考えているなら、財産に執着せず、相手が認知症になる前に、さっさと離婚するのが得策!!でなければ、もれなく介護がついてくる😱
詳しくは、このサイトが参考になるかも。(浮気調査とは関係ないですが…)
認知症の相手と離婚はできる?|浮気調査を探偵に依頼する意味とは?離婚に踏み切る前にすべきこと
成年後見人!後妻の得意技じゃないか!!(爆笑)
でも、父と離婚協議をするなら、後妻は父の後見人にはなれない。(後見人は弁護士や司法書士など第三者でなければいけないので)
そんなことにお金を使いたくない後妻は、結局、離婚できずに父の介護に従事するしかなくなった。
そう、健やかなる時も、病める時も、夫婦はお互い協力し合わなければいけないのです。認知症の相手を放置することは、夫婦の義務違反です。
それでかしら?
「もう別れてもいいですか」
「ああ、別れるタイミングを逃してしまったー😭😭😭」
後妻の心の声を再現してみました(笑)
まあ、天罰がくだったのね。
さんざん父を利用して財産を喰い潰してきたので、神様がそれを許さなかった!
ざまあみろ!!!
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そんな訳で、とんでもない出費が、薬局の経費にたくさん計上されていました!!
もう開いた口が塞がらない状態です。
それにしても、よくもこれだけ多額のお金を使い込んでくれたものだ。
しかも、服とか、靴とか、宝石とか!
どれだけ購買意欲が旺盛なの??
断捨離しないのか?
その物品たち、後妻が死ぬときは、いったい誰が片付けるのか?(後妻の子ども達だが…🤣🤣)
私は、若い頃はバブルの申し子で、お金があれば遠慮なく何でも買ってしまっていた。そのせいで、気付けば部屋に大量の物品があり(収納上手なので汚部屋ではなかったが)、このままだと、死ぬまでに消費しきれないことが判明。45歳ぐらいから、急に心を入れ替え、まずあるものを使う、これ以上モノを増やさないため服や靴など買わない!(買わなくても、捨てるほどあったので…)
元気なうちから断捨離せねば、と日々がんばっているのに…
それが、75歳にもなる後妻は、この体たらく。
お金にガメツイだけでなく、物欲の権化となり、お金がなくても買い物が止まらない。
足るを知る (老子)、という言葉を知らないのか?
知らないんだろうな、学も品もなさそうだから。
人間の欲望にはきりがないが、欲深くならずに分相応のところで満足することができる者は、心が富んで豊かである、という意味。
なぜ父はこんな女と再婚したのか。
そこだよ、過ちのスタート地点は。
とにかく、これだけの経費否認情報。
私だけでなく、税務署も欲しかった情報を提供してくれて、後妻よ、ありがとう!😂😂
今日は、脱線話だったので、恨みつらみを発散させていただきました😅
第21話:敵を知らずして戦えない!まさに会計監査そのもの!!
事業(薬局)で得た利益は、自分たち(父と後妻)が好きにすればよい。
その代わり、事業で発生した負債(借金)も、自分たちで返済しろ。
借金だけこちらに押し付けようとするな。
祖父の代からの家にまで手を付けるな!
父の死と借金の事実を知った直後の私の直感的な主張は、この後もずっと続きます。
(補足:後妻は父の薬局の専従者だった)
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中山美穂さん(みぽりん)が急死したのニュースを見てビックリ。
特別好きでも嫌いでもなかったけど、同年代のスーパースターで、綺麗だから憧れの対象ではあったので、とても残念です。何が原因かしら?急激な温度差で起こるヒートショックって書いてあったが、あれって、年寄りだけじゃないんですね。これから朝晩の気温差が激しくなるし、気を付けないと。皆さんも!
さて、ブログはいよいよ終盤に入ってきました。
前回書いたように、準備が整ったら、あとは一気に調理だけ!!
その、最終準備段階に入ったのです。
前回は、父の自宅から大量の会計書類を持ち帰り、会計に強い弁護士と契約をした話でしたね。
今日はその会計書類について、書いてみます。
たぶん一度で書ききれないので、数回に分けてだと思いますが…😅
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持ち帰った会計書類は、
・確定申告、決算書 10年分
・総勘定元帳 13年分
・請求書ファイル 8年分
・領収書ファイル 8年分
・仕訳日計表 7年分
本当に大量です!
田舎から帰宅したのが8月17日。
返却期限を9月20日としていたので、休む間もなく、せっせとコピー作業に励みます。
まず、総勘定元帳からスタート。
これがいちばん見たかった!
なぜなら、決算書は毎日の仕訳の集計で、合計額しか載っていないので、中身がどんな取引なのか、さっぱり分からないからです。
その取引内容を知るための元帳(仕訳を勘定科目ごとに列挙したもの)、さらに、元帳に掲載してある取引が、事業に関連するものなのか(正当な経費なのか)、単なる個人の生活費なのか(経費に計上できないもの)を確認・判断するために、請求書と領収書が証憑(エビデンス)として必要です。
さっそく元帳のコピー…といっても、1年あたり250~300ページもあり、本当に印刷したら用紙代もトナー代もバカにならないので、まずはスキャンしてPDFに。
そして、スキャン開始して3日目、コピー機(プリンタ)が悲鳴を上げて壊れてしまった😱
そりゃそうだわね、真夏に1日1000枚近く酷使され、家庭用プリンタの範疇を超えてしまいましたね💦
慌てて近所の家電量販店へ駆け込み、新しいプリンタを購入。
最近、インボイス制度と同時期に始まった「電子帳簿保存法」(今年初めから強制)のおかげで、プリンタのスキャン機能が各段に性能アップしている!!連続20枚をまとめてスキャンできる素晴らしい機能のおかげで、かなりスピードアップ!!
これぞ、怪我の功名でしょうか😅
とにかく、あれこれ考える余裕はありません。
せっせと手を動かすのみ。
元帳のスキャンに10日、請求書のスキャンに10日、日計表スキャンが7日、決算書は他に比べてボリュームが少なくスキャンは1日。
次にいちばん重要で楽しみ満載の領収書ファイルは、スクラップブックに重ねて貼り付けてあるため、1枚ずつめくりながらスマホで写真撮影、週末に朝から晩まで根詰めて作業、8日間もかかりました!!
領収書の撮影があまりに大変で、返却期日に間に合いそうもなく、返却を10月10日に延期してもらい、なんとか作業終了、無事返却。
途中、目まいはするわ、吐き気はするわ、同じ姿勢で固まっているので腰は痛くなるわで、本当に後妻への憎悪が増幅の日々でした💢
これ、私自身の本業をしながら、空いた時間でやっていましたが、幸か不幸か9月いっぱいまで仕事のボリュームが少なかったおかげで、相続作業に手をかけることができたのです。それでも10月の声を聞くと仕事が忙しくなるのは分かっていたので、何が何でも9月いっぱいで作業を終えたかったのです。(結局7日ほどオーバーしたけど…)
サラリーマンだと、こうも都合よく出来ないですね。
私が自分で会社経営していて、仕事の配分を自分でコントロールできたからこそ、こういう余計な作業も両立できたのです。
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元帳をコピーし始めて、すぐに気付いたのが、現金(小口現金)、預金の帳簿がない。いきなり未収金(売掛金)から始まっている。絶対にそんなはずはないが、後妻がわざわざ現金・預金の帳簿だけ抜き取ったとは考えにくかったので、グル税理士が初めから現金・預金の帳簿を発行しなかったと思われる。(なぜなら、最後の令和6年の帳簿だけ、現金、預金の帳簿もあったので)
現金、預金の帳簿がないと、何が不都合かと言えば…
お金の動きをひと目で確認できないこと!
今回のケースで、いちばん疑わしいのは、現金の動きだからです。
もう何度も書いているように、後妻は薬局の現金収入を、いったんぜんぶ自分の手元に持ち去っており、仕入れや経費の支払いで口座振替や振込が必要な時だけ抜いたお金(後妻の手元に渡ってしまったお金)から補填していたからです。
それを裏付ける書類として、現金出納帳を出せと後妻弁護士に言っていたのですが、ついにそれは出て来ませんでした。出したら困る資料だからでしょう。
でも、他の勘定科目の動きから、現預金の動きも把握できます。仕訳の相手勘定が現金、普通預金、未払金、未収金などになっているので、それを読み解いていけば、結局、現金の動きもわかるのです。かなり面倒ですが。
そして、元帳をスキャンしながら中身を見ていると、私が目を付けていた「接待交際費」「福利厚生費」の怪しさが分かってきました。
まあ、どの会社の経理でも、ここがかなり怪しいポイントで、税務調査でも狙われますよね。
飲食や贈答品を接待交際費に計上する場合、必ず相手を表記しなければいけません。そうでなければ、ただの私用ですから。
ところが、この元帳には、相手がいっさい書かれていない。
すべて「取引先との会食」「取引先への贈答品」だけ。
怪しさ満点!!
税務署じゃなくても、会社の経理では絶対に却下ですね!!
これが本当に取引先との会食なのか、取引先へ贈答しているのか、それを証明するのが領収書。しかし、領収書ファイルは手ごわいので、楽しみはあとに取っておきます。
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ここで、今日もひとつお勉強しましょうか。
公認会計士の主な仕事は「会計監査」です。
会計監査とは、決算書をはじめとした財務諸表を対象に、会計処理が適正に行われているか、経営状況に問題がないかを評価し報告することを目的としています。対象が上場企業であれば、株主や投資家がその監査報告書を信用して株の売買を行います。以前から、監査法人が対象企業の不正会計を見抜けないまま承認してしまったり、粉飾決算を知りながら承認して業務停止処分をくらったりといったニュースを、時々耳にしますよね。最大の頼みの綱である監査法人が出すレポートが信用できないものだと、投資家は何を信じて投資すればよいのか。そういう重大な責任があるから、金融庁が厳しく目を光らせているのです。
でも、監査法人を雇うのは当の対象企業で、監査報酬を払うのも監査対象の企業なので、監査法人が本当に独立の立場で監査できるのかという問題も存在しています。
それと同じようなことが、税理士とクライアント企業(法人でも個人事業主でも)の関係。クライアントに厳しいこと(これは経費で落ちません!とか)を言えば、「じゃあ、他の税理士に頼むから、君はもうクビ」と言われかねません。
だから税理士も、経費にできないことは分かっているが、まあ税務調査なんてほとんど来ないだろうと高をくくって、大甘な対応をすることもあるのです。
そういった闇の部分を、今回、私が大鉈を振るって明らかにしているのです。
私がやっている作業、まさに会計監査そのものですね😅
というか、監査が面倒くさくてイヤで会計士の仕事をしなかったのに、まさかここで本領発揮するとは思わなかった💦
その監査において、監査人が財務諸表の各項目、各取引や会計事象の正しさを確かめる目標を「監査要点(アサーション)」と言います。
具体的には、
・実在性 (本当にあるのか)
・網羅性 (すべて記載されているか)
・権利と義務の帰属 (会社・事業のものか)
・評価の妥当性 (適切な価額か)
・期間配分の適切性 (正しい期間に計上されているか)
・表示の妥当性 (きちんと開示されているか)
次の公認会計士協会のページより抜粋です。
会計・監査用語かんたん解説集:監査要点(アサーション) | 日本公認会計士協会
今回、私が目を付けたいくつかのポイントと照合して見ると、
・パート事務員の勤務実態→実在性に疑問
・現金売上(窓口収入)の計上があるか→網羅性
・接待交際費、福利厚生費の内容→権利と義務の帰属 (事業のものか?)
・後妻の専従者給与額が高すぎる→評価の妥当性
など、アサーションに引っかかることばかり。
グル税理士も、まさかこんな視点で切り返してくるとは思いもしなかったでしょうね。相手(=私)を軽視しすぎです。
父の住んでいた地域は、男尊女卑、女を見下す傾向が強いのが特徴です。
特に60代以上の男性にその傾向が強く表れ、女が男性に口答えするのは許せない、女が男性より優れているのは許せない、そういう生意気な女は叩き潰せ、なのです。
それが理由で、この地域には優秀な女性があまりいません。なぜなら優秀な女性の多くが、こんなくだらない地域を見捨て、都会に出てしまっているからです。
前回のブログ(第20話)で、弁護士選びに「田舎の事情を理解できる」ことを要件に加えたのを思い出してください。まさにこういった地域性(カントリーリスクみたいなもの)までも把握したうえで戦いに挑むのです。
戦国時代で言えば知略に優れた武将とでも言いましょうか😅
敵を知らずして戦えない!!
次回は、領収書ファイルをはじめ、入手した各種資料から発見した面白ネタを暴露しようと思います!
乞うご期待!!
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- 令和4年9月ごろ:後妻が父名義の不動産を売却しようとして、司法書士に成年後見人申立の依頼
- 令和5年11月末:後妻が父の成年後見人に承認され、直後に父名義の不動産を売りに出していた
- 令和6年3月13日:父の死亡日(享年82歳)
- 令和6年4月30日:父の死亡を知った日
- 令和6年5月1日:弁護士予約
- 令和6年5月2日~6日:相続の本5冊入手・読破
- 令和6年5月8日~20日:弁護士面談4件
- 令和6年5月8日:後妻司法書士から銀行口座・融資・会計事務所情報入手
- 令和6年5月9日:顧問税理士に会計書類開示を拒否される
- 令和6年5月8日~6月13日:融資契約書のコピー請求・入手
- 令和6年5月8日~7月8日:各金融機関へ口座有無確認、銀行取引明細書・(残高証明書)の入手手続き
- 令和6年5月20日:知人の不動産会社に父名義の不動産の査定を依頼したところ、既に売りに出されていたことが発覚
- 令和6年5月23日:後妻の弁護士から最初の通知
- 令和6年5月23日~7月1日:銀行取引明細書の入手・転記作業
- 同上期間:転記により浮上した疑問解決のため、生損保、電気、クレジットカード、リースなど、取引の該当する会社へ問合せ&確認作業
- 令和6年5月31日:法務局で土地・建物登記簿謄本を入手
- 令和6年5月31日~6月18日:法務局で相続一覧図申請・入手
- 令和6年6月3日~7月18日:病院・介護施設へカルテ開示請求・入手
- 令和6年6月4日:公証役場で遺言書の有無確認
- 令和6年6月11日~6月18日:法務局で自筆遺言書の有無確認の予約・結果入手
- 令和6年6月6日~8月17日:生損保の契約内容入手、クレジットカード利用履歴明細入手
- 令和6年6月13日~:融資の銀行1社と情報交換、返済の交渉
- 令和6年6月19日~7月19日:信用情報開示(JICC、CIC、全銀協)と生命保険契約有無の開示請求と結果入手
- 令和6年6月28日~7月8日:管轄税務署へ情報提供、資料送付
- 令和6年7月3日:管理薬剤師届出状況を保健所に確認
- 令和6年7月12日:顧問税理士へ準確定申告の問合せ (電話を切られた)
- 令和6年7月13日:後妻弁護士から財産目録と決算書・申告書など資料届く
- 令和6年7月13日~7月24日:決算書・申告書の内容をチェック
- 令和6年8月9日:父の自宅不動産の内部に立ち入り調査
- 令和6年8月9日:後妻(弁護士)から会計書類一式を預かる
- 令和6年8月10日:父が所有していた外車ディーラー訪問、車台番号を入手
- 令和6年8月13日:税務署で過去の税務署類を閲覧
- 令和6年8月14日:家庭裁判所で成年後見人の活動報告を閲覧
- 令和6年8月13日~22日:「会計に強い弁護士」へ連絡、面談、決定、契約
- 令和6年8月19日~10月7日:預かった会計書類の全てをスキャン・撮影
- 令和6年9月10日:市役所から介護保険要介護状態区分証明書を入手
- 令和6年9月18日~20日:薬の卸3社、派遣薬剤師の出向元会社に違法営業の認識有無を確認
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【状況証拠・ツッコミどころ 一覧】
- 4月30日 後妻が用意した相続財産は、不動産と借金がほぼ同額で、現金ゼロ・預貯金5万円。あまりに出来すぎた数字で、怪しさ満点!
- 5月9日 顧問税理士が会計書類の開示を拒否、見せられない理由は!?
- 5月31日 後妻は認知症の父の成年後見人になり、自分が使い込んだ銀行融資の返済のため、父名義の不動産を売却しようとしていたことが発覚。しかし、売れる前に父が死亡し、後妻の計画の最初の誤算。
- 6月2日・6月13日 認知症(要介護2)の父を相手に、銀行が融資契約をしていたことに驚き!入手した契約書の、無理やり書かされたであろう父の変わり果てた筆跡を見て涙が出た。
- 6月6日 令和2年6月に融資返済の減免をしてもらいながら、同年12月に後妻受取人の生命保険を新規加入していた。
- 6月17日 銀行取引明細の国保料引落し額から後妻の年収を逆算、専従者給与が毎年600万円も払われていた!
- 6月28日 取引明細書から推測したキャッシュフローにより、1億2000万円のキャシュが消えている理論値が算出された!
- 7月1日 取引明細書の転記完了、頻繁な入出金に、後妻はATMに住んでいたのか?
- 7月1日 同じく、すべての転記が終り、現金売上がどの口座にも入金されていないことが判明!着服か?
- 7月3日 令和4年8月から、父が認知症で入院・介護施設入居により薬局に復帰していないが、管理薬剤師の変更届は出されておらず、2年間も違法営業を続けていたことが発覚!
- 7月11日 調査した銀行口座が出そろい、当初、後妻司法書士から聞いていた3行・4口座どころか、8行・19口座が判明!
- 7月12日 顧問税理士へ準確定申告の問合せをするも、一方的に電話を切られた。これで完璧にグル決定!!
- 7月13日 後妻弁護士が開示した資料から、後妻が各種債権を自分の口座に振り込ませていたこと、父死亡後に勝手に種々の費用を使っていたこと、仏壇仏具まで処分していたことが判明!パート事務員の実在性、勤務実態に大きな疑問浮上、費用の架空計上の恐れあり!!
また、後妻が使用していた車を父から後妻へ名義変更しているが、贈与の申告はしていないと思われる。死亡から遡って3年以内の取引なので相続財産に計上すべきところ、弁護士が提示した財産目録には未計上。こちらから言わなければ、とぼけるつもりだったのか? - 7月23日 決算書のバランスシートから、元入金がずっと多額のマイナスだったことを発見。後妻は薬局に入ったお金(事業用の借入金)を持ち去っていたと思われる!
- 8月9日 父の自宅不動産の中がぐちゃぐちゃ、既に父のモノ大半が処分されていた!
- 8月10日 父の車両売却時に詐欺が発生していた!担当営業マンがディーラーの領収書を勝手に使用し、ディーラーを通さず個人取引をしていた。後妻・グル税理士も関与か?
- 8月13日 専従者給与の変更届により、開業から2年で400万円、5年で600万円に引き上げていた!
- 8月14日 成年後見人の活動報告では、初回報告では銀行口座を過少に申告、最終報告では現金の動きを報告せず、裁判所に対してまで嘘をついていた!
- 8月17日 クレジットカードの利用履歴により、融資返済減免の変更契約以降も、父が認知症で身動きできなくなってからも、後妻が家族カードで贅沢三昧していたことが判明!
- 9月20日 薬の卸会社への支払い遅延が続いていたことから、父の薬局は「ブラック薬局リスト」に挙げられていた!
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【後妻の手口 一覧】
- 被相続人(父)の生前に成年後見人となり、意のままに財産を処分。
- 経理の立場を利用し、お金の管理を他人にさせず、現金を自由に持ち出す。
- 高額な専従者給与を払わせ、正当な理由として資金移動。
- 生活費はすべて父に出させ、自分はいっさいお金を使わない。
- 高齢者でも加入できる生命保険に入らせ、保険料支払は父、保険金受取人は自分に指定し、多額の保険金を受領。
- 融資一括返済を免れるため、違法営業を続け、周囲をだまし続けた。
- 事業用に借りた融資の現金を持ち去って返金しない。
続く