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相続財産を調査する第14回 相続放棄を判断するための財産調査

 相続放棄は“相続開始を知った日から3か月以内”に判断しなければならないため、その間に財産調査を行う必要があります。特に借金や保証債務の有無が判断のポイントとなります。
 調査では、預貯金や不動産などプラスの財産と、借金や滞納などマイナスの財産の両方を確認します。借金は督促状やローン明細だけでなく、通帳の入出金からも推測できます。また、保証債務は契約書がなくても存在するため、金融機関への確認が重要です。
 相続放棄をする場合でも、過去の財産を勝手に処分してしまうと“単純承認”とみなされ、放棄できなくなることがあります。財産の処分は絶対に避け、調査に徹することが大切です。
 相続放棄の判断は時間との勝負です。調査を早く進め、不明点があれば専門家に相談することで、より適切な判断ができます。