情けない犯罪が日本で起きてしまった。クレカ情報不正取得疑い 17歳の高2男子逮捕―京都府警など:時事ドットコム (2025/1/21)。また生成AI「Chat GPT」悪用し「楽天モバイル」不正アクセス 100余の通信回線の契約結んだか 中高生3人逮捕 | NHK | 事件 (2025/2/27)という事件も起きている。高校生と中学生が生成AI ChatGPTでハッキングソフトを開発し、楽天サイトに侵入し、複数の偽回線契約をしてそれを売買したというのである。
2つの意味で残念なのが,「日本の高校生,中学生」が「生成AIを悪用」したことである。そういう使い方を発想し,実行したことが同じ国民として,そして同じデジタル世代の人間として,情けない思いなのである。越えてはいけない一線を越えてしまったことと,それを管理できなかった周囲の環境も問題である。これは教育や家庭の問題でもあると考える。
もはや,教育や指導,規則,規制で人類の暴走を止める方法はなくなってしまったのではないか。それは,ロシアによるウクライナ侵攻やイスラエルによるガザ侵攻,北朝鮮によるミサイル実験や仮想通貨のハッキングなどにも表れているし,民間企業による無制限な宇宙開発にも歯止めが効かない。やったもの勝ちみたいな印象になっている。
この際,「アメリカ・ファースト」を掲げるトランプ大統領は,ネットワークについても制限を加える措置を取ってはどうだろうか。国外でのgoogle使用禁止,ChatGPTも使用禁止,つまりインターネット回線をアメリカ国境で遮る措置を取ってはどうだろうか。
海外からのアクセスに対しては関税と同様に検閲を掛けてアクセスを制限する。それでも足りない場合は,ハッキングに対応できるよう回線を遮断するぐらいの措置があってもいいのではないだろうか。
筆者は,google検索で世界中の情報にアクセスできたことを人類の文化の勝利だと考えていた。しかし,その文化がいまや闇世界まで含んでしまっている。これではもはや文化とは言えない。リセットすべきだろう。スエズ運河がアメリカのものだと主張するのなら,インターネットはもともとはアメリカの軍事ネットワークだったのだから,他国は使うのを止めろ,と主張してもいいのではないだろうか。
ミャンマーの詐欺拠点に闇バイトで送り込まれた日本人も発見された。最初に救出されたのが高校生だったというのもショックである。そういう意味では,日本もインターネットへのアクセスを遮断するぐらいの決断が必要な段階にきているのではないだろうか。
せっかく便利で素晴らしい環境を悪用する行為は,許しがたい。とはいえ,政治の世界でも,国を動かすという素晴らしい環境にありながら,権益を悪用する政治家ばかりであることを考えると,法律すら作る気もないのだろうということも容易に想像できる。
トランプ大統領の英断しか,今のところ期待できる人物は思い浮かばない。