2024/1/2の羽田空港での日航機と海自機の衝突事故を皮切りに,この1年の航空機事故は人的ミスが目立つ。2025/1/29アメリカのロナルド・レーガン空港でのアメリカン航空機と米陸軍ヘリコプターの空中衝突事故,2025/2/5アメリカのタクマ空港での日航機とデルタ航空機の接触事故など,管制塔とパイロットの交信ミス,その情報の判断ミス,そして地上での操縦ミスなどである。
クルマでも昨今はおそらくかなりのドライバーがカーナビの案内を頼りに移動している。精度もどんどん上がっている。まだまだ任せきりにはできないが,いよいよレベル4の自動運転も始まっている。
航空機の場合は,単なる進路情報だけではコントロールできない不確定要素がある。特に風の影響は大きい。それをコントロールできるのはパイロットの操縦技量しかないという。しかし,機体は重く,思ったようにコントロールできないのが実情だろう。
筆者はカーナビの画面を読むよりも,耳に情報を流す「耳ナビ」の併用を進めている。交差点名や現在の速度など,音声情報として伝えることで,前方の情報をより多くつかめるからである。
航空機の場合,管制官からの英語による指示が的確にパイロットに伝わっているのか,怪しいものである。騒音の中で,耳だけで情報を聞いているからである。
多くの管制指示情報は,定型化されていると思う。ここは音声指示に加えて,メッセージングで文章を伝えることを同時に行うような仕組みが必要なのではないだろうか。
さらに,航空機側にも周囲の状況を把握する画像処理の仕組みを組み込むこと,そしてこれらの多くの情報を総合的に判断して機体を制御するためのAIシステムが必要なのではないだろうか。
昨今は,パイロットのストレスも大きいようで,飲酒の頻度や量も増えていると聞く。高齢化も進んでいる。本当に選ばれた人が操縦しているのか,怪しいのである。