現代的建築の本館からは道路を隔てての貸し切りの離れである。エプロンをつけた洋風の女将さんがつっかけスリッパで上着を着ることもなく出て来て案内してくれた。
高床式の利点は通気性が良く、涼しいことである。
つまり、冬は極寒となる(^◇^;)
宿選びをしていた時に、ここ面白そう!とちゃんと考えないで予約したのだった。
こちらはお風呂。ここを往復するだけで湯冷めしそうだ。
竪穴式住居はオフシーズンは閉められていた。
東屋のある池。暖かい季節は良いのだろう。
素敵なポイントがある。
暗くなるとこんな感じ。湯の川温泉松園。
昔はテレビや雑誌の取材がよくきたらしい。
文献や資料などから古代の宮殿をイメージして再現したもの。
さて、中へ入ってみましょう。
青田の季節は良い眺めなのだろう。
カーテンはない。
6人で利用なので、とりあえず椅子を4脚出してくれていた。
茅葺き屋根は天井が高く、暖房をつけていても上に暖かい空気が行ってしまい、寒い。
コートを着たまま炬燵から出られなくなった。
古代の王族の気分というより、これよりもっと寒い状態に耐えていた古代の人たちはすごいな、と。
後からご主人に聞いたのだが、このへんの木工品は東南アジア製で雰囲気が合いそうなものを選んだのだそう。
内風呂はユニットバス。トイレは男性用と2つある。
洗面ボールは友人の陶芸家に作ってもらったそう。
宮殿らしく金色にしてもらった、とご主人。
隣は現代的な台所があった。書棚もあったが、美術書がぎっしり。
押入れの戸をがらごろがらごろと開けると、冷気がすーっと入って来た。
無造作に丸帯が置かれていた。
ここに荷物置いたらだめだよー!
後からご主人に聞いたのだが、お忍びで高円宮さまが何度もここを訪れ、この部屋でお食事をされたそう。
久子さまと典子さまのカジュアルなお写真があった。
なんかすごい所に来ちゃった?!
さて、線路が近くにあるので末っ子はカメラを持って出かけて行った。
私たちは散歩がてら、道の駅へ。
またもや貸し切り状態の足湯があったが、冷えた足に50℃の薄めることのできない源泉は我慢大会となった。
しかし、赤くなるまで足を温めた(熱した?!)だけで身体全体が元気になった。温めるって大事だねぇ。
炬燵で食べるたい焼きは格別だった。
さて、夕食の準備ができました、と連絡があったので本館へ。
古代食会席もあったが、普通の会席コースを予約していた。
銅鐸って教科書で見たやつだよね!
食前酒も供されたが、女将から、お父さんの還暦のお祝いと聞いたので…とグラスワインのプレゼントがあった。
バースデーカードは末っ子から手渡された。
私が用意したものだ。
子供たちの寄せ書きでびっしりになっていた。
還暦=定年(あと1年延長することにした)なので今までの感謝の言葉やそれぞれの想いでいっぱいだった。
読んでる私の方がじーんときてしまった。
上の3人、いい大人になったなぁ。
夫は相変わらず言葉少なでニコニコしてるだけだった。
ちゃんと言葉に出さないと伝わらないよ!と思うが子供たちもお父さんってそういう人だから、と分かっているのだろう。
とても美味しいお食事と美しい食器を堪能した。
古代米のご飯はもっちりと美味しかった。
薄っすらピンク色の赤米の日本酒も美味。
島根にはワイナリーもあるが、ワインも美味しかった。
白髪ロン毛を後ろで束ねたご主人と少し話した。
眉毛が立派で芸術家っぽい。
たくさんのコレクションそれぞれにストーリーがあるが多過ぎて(^◇^;)
しかも日本画が趣味で入選しているのだ。
一般人は入れてもらえないたたら場に足を運んで描いた作品は素晴らしく、暗闇で浮き上がる火の粉と龍、そしてそこで働く人シリーズの意味するところがスッと入って来た。
たたら刀剣館に行かなかったら、これは理解できなかったと思う。行かれたのなら話は早いね、と快くお話ししてくれた。
たくさんの日本画は許可を取ってないので勝手に載せないでおきます。
この博多人形は、万葉の作品が多いなんとかさんのものです、と言われるが、そちらの方も分からない(^_^;)
お正月らしい飾り。袋帯は締めるためではなく、飾るために購入しているのだそう。浴室の前にもかけてあったし、ガラス棚にもあった。
古代米の稲穂もきれい。この下の壺も友人の陶芸家が〜と説明して下さった。
泊客がいないので、こちらのお部屋もご覧になります?とまたまたコレクションがいっぱいのお部屋を見せて下さった。
古代デザインの美術品は普段は見かけないので新鮮だった。
夜は6人川の字になって寝た。
私の両側は次男と長男。
寒いからそっちのお布団に入っちゃうかもよ〜と言うと、次男が余ってる布団を更に掛けてくれた。
重っ。
上は良いけど床が冷たいので敷布団も冷たいのよ(^◇^;)
顔と肩が寒い〜!と思いながらも気付いたら朝になっていた。
夜明け前からお風呂へ行く娘と散歩に出かける夫。
外のお風呂はこんな感じ。
慣れれば快適なのだった。
この洗面ボールはヤマタノオロチっぽいね。
朝食はまたまた素晴らしいお部屋に案内された。
一人暮らしのおばあさんが持っていたもので、売りに出すと聞いた時に即買いしたんですよ、と女将。
とっても美味しい朝食だった。
またいつものようにお櫃ごとおかわり(^-^)
なかなか出雲大社まで辿りつきません。
もう少しお付き合い下さいね。
つづく
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