映画鑑賞録「96時間リベンジ」5
監督 オリヴィエ・メガトン
出演 リーアム・ニーソン
マギー・グレイス他
0:46:15辺りから引用
“「貴様にとっては、取るに足らん者
でも、どこかの誰かにとっては、大切
な、息子や孫たち。父親に夫だった。
皆お前が殺した。
まるで虫けらのようにな。」”
元CIA職員を主人公とした、アクショ
ンサスペンス映画。
アルバニア山中、トロポヤ県。主人
公・ブライアンの娘・キムを誘拐した
事件に際して、ブライアンに殺された
村人の仇を討つことを誓うアルバニア
マフィアの頭目。
一方、キムも誘拐事件による心理的後
遺症で、なかなか気持ちの整理がつけ
られず…。
上記の引用は、前作でキムを誘拐し
たアルバニアマフィアの頭目の、主人
公・ブライアンに向けた台詞。
そんなふうに考えることが出来るの
に、よその国の子供は盗んで売り物に
するのですから、二重基準も甚だしい
と思わざるを得ません。
彼らにとっては、自分とそれ以外くら
いの認識で、世の中が見えているので
しょうね。自分が中心なのは仕方ない
でしょうが、自分がされて嫌なこと
は、人にもしないようにしたいところ
です。
今回の舞台はイスタンブール。夕焼
けに浮かぶ建物など、背景が美しく素
敵な映像なのですが、そのようなとこ
ろで事件に合う主人公一家が気の毒。
雑多なまちなかでの追跡劇は、スリ
ル満点。スピードと疾走感は最高です
が、前作同様視点が目まぐるしく変わ
るのは、好みが分かれそうです。画面
酔いしやすい人には、辛い場面が多い
かも知れません。
どのような状況でも、周囲の情報を
冷静に集め、次の対応を模索するブラ
イアンの姿勢は、見習いたいもので
す。「備えよ常に」とは、ボーイスカ
ウトの格言だったでしょうか、見てい
て思い浮かんできました。
そんな危機が続いた中で、最後に物を
言うのは、友人との繋がりなのかも知
れないなと思わされました。
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