
『時のみぞ知る』に続く『クリフトン年代記 第2部』。
発刊されてすぐ読みました。
でも第1部を読んでしばらく経っていたので、どうも記憶があいまいな
部分があり、読んでいてもすっきりせず、結局、第1部の最後の部分を
もう一度読んで、再スタートしました。
やっぱり連続モノは、続けて読みたいですね。
この作品、ストーリー以外にもうひとつすばらしいところがあります。
初版から文庫本で登場することです。出張時に読む機会が多い私に
とっては、重い単行本は迷惑なんです。文庫本大好き!
金儲け主義じゃなく、最初から文庫本。すてきです。
さて第2部ですが、現代は『The Sins of the Father』つまり『父の罪』。
第1部の内容からして、邦題、原題、いずれも読む前から納得させられる
タイトルでしたが、読み始めてみると、話は猛烈な勢いで二転、三転。
よくぞここまで展開させられるものだと、感心しつつ、こちらもそれに
乗せられて、勢いで読み終えてしまいました。
読み終えての感想は、ただひと言。
早く続きが読みた~い!!
間違いなく、ジェフリー・アーチャーの作品の中で最高傑作です。
その次作、原作ではすでに第3部が発売になっているそうです。
タイトルは『Best Kept Secret』。『守り通された秘密』てな感じ
ですね。
ここまで来ると、気になりだしたのが、この『クリフトン年代記』
シリーズ、一体どこまで(何作)続くのだろうということです。
そこでネットで現地の情報をあれこれ調べてみたら、アーチャーさんは
「100年にわたる大河小説を書きたい」と、彼の代表作のひとつ
『ケインとアベル』誕生30周年時に思い立ったそうです。
で、1920年から2020年と決め、クリフトン家という一家を
主人公に考えました。
でも「100年にわたる物語を1冊でまとめることなどできない」
ので、「20年ずつに区切ればきっとうまくいくと考えた」と
彼の言葉が紹介されていました。
とすると、全部で5部作。
あと3作あることになります。
そう思うと、まずはアーチャーさんの健康を祈らずにはいられません。
分かり易く言うと、書き終えるまではこの世に居続けてもらわないと
ということです 笑
それからできたら間隔を空けずに書いてもらい、原作と同時に邦訳も
発売して欲しい。
間が空くと、また前作の復習から始めなきゃいけないとなると、少なく
とも全部を読むのに2倍の時間が掛かります。
別の言い方をすると、100年の年代記なのに、200年分となっちゃい
ます。
他にも読みたい本は次から次へと出てくるので、ぜひ効率的な読み方が
できるよう、新潮社さん、そして訳者の戸田裕之さん、お願いします。
それも文庫本で。
早~く、出ろ出ろ、次の本