ユニークフェイス雑談会をやってきて気づいたことの1つが、
少なくない当事者が、拙著を読んでいない。
本を買って読む習慣のあるひとは、少数なので、そのこと自体は、ありふれたことです。
「街録チャンネル」を視聴して連絡してくれるケースが多い印象だ。
動画配信「街録チャンネル」が77万回再生になったことで、
連絡する当事者はゆっくり増えている。
それは嬉しい。
しかし、会ってみると、私の書いた本を読んでいない、ということがわかる。
そういうときに、いつも以下の助言をしている。
「私の書いた本を買わなくてもいい。
近所の図書館に行って、借りて欲しい。
図書館は無料で本を借りて読むことができる。
読書をする上で、いちばんコスパがよい。
私の書いた本の何冊かは蔵書されている。
できれば、すべて借りだして欲しい。
1冊の本を、全部読まなくてもいい。
ざっと眺めるだけでもいい。
なぜこういうことを言うのか?説明します。
2時間、あなたと私が一生懸命、しゃべってもこの内容は、
数ヶ月、数年したらほとんど忘れてしまう。
この20年ほどのユニークフェイス活動の経験から、
あなたと私の出会いは、これが最初で最後でしょう。
リピートする人はほとんどいないです。
会ったことは覚えていたとしても、意見交換の中身は忘れていく。
それが人間です。
記憶とはそういうものだから。
私が考えていることが、いちばん濃厚につまっているのは、私が書いた書籍。
雑談会で意見交換した細かい内容を忘れたとしても、
私の書いた本を読み返せば(眺めれば)、なんとなく思い出す。
それを期待しています。
顔の悩みは、考えていると、きりがないです。
頭の整理がつかない、疑問がでてきたから、
それを解決したい、整理したい、
だから私に会いに来た、と思う。
そこで納得したこと、気づいたことは、メモを取らない限り、忘れていく。
それでは、もったいない、と私は思う。
手術で完治しないのであれば、
あなたは、そのユニークフェイスな顔と一生付き合っていくと思う。
それならば、私の書籍に限らず、外見差別について書かれた書籍は、目を通しておくと良い、と思う。
本のなかで気になる文章や言葉から、あなたが考えていること、悩んでいることの整理をするキッカケになる、と思うから」
外見差別についてのノンフィクション、小説を読む、ということは、
「外見差別の取扱説明書を読む」
「外見差別を回避する方法を読む」
「外見差別の現実を知る」
「外見差別で人は死ぬことを知る」
ということだ。

