石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

ユニークフェイス

顔に疾患、外傷、先天異常など目立つ状態のこと、そのような状態にある当事者の総称。

ユニークフェイス(外見差別)に関する書籍

ユニークフェイス(外見差別)に関する書籍について備忘録としてまとめておきます。 1999年『顔面漂流記』から関連書籍がずいぶん増えてきましたから(しかし、書籍の市場のなかでは希少な位置づけ) (適宜更新) 児童書 小説 アピアランス 戦争傷害 美…

「美しくなくてもいい」 「承認されなくてもいい」 

「美しくなくてもいい」 「承認されなくてもいい」 というメッセージは、 ユニークフェイス当事者にも通じる考え方だ。 「美しくなくてもいい」「承認されなくてもいい」“見られる女”を降りた先にあった自由。中村うさぎ × 中瀬ゆかりが語る、他者の視線と女…

顔にアザがある当事者、村田志穂さんの人生

顔にアザがある当事者、村田志穂さんの人生が記事に。 ユニークフェイス問題に興味がある人は必読です。 当事者がメディアでインタビュー記事になるとき、その多くが首都圏在住の大卒で、社会的には比較的恵まれた人が多い。 そのなかで、志穂さんは、地方在…

#作家になった流れ 

#作家になった流れ というハッシュタグがX(旧Twitter)で拡散されていて、 面白かったので、自分のことについても書いてみた。 ーーー 生まれつき顔の半分に大きな赤アザがある。 同じ境遇の当事者(日本人)が書いた本を探した。 ゼロだった。 20歳頃、…

性格を変えることは難しいが、行動をちょっと変える、それはできる

ユニークフェイス当事者に、よく話していること。 「行動が大事だ。 やりたいことは、やったほうがよい。 なりたいものになるために、ちょっとだけ行動する。 それが人生だ」 という自己啓発のようなことを語っている。 「性格を変えることは難しいが、行動…

外見差別についての書籍を、当事者が読む意味は大きい

ユニークフェイス雑談会をやってきて気づいたことの1つが、 少なくない当事者が、拙著を読んでいない。 本を買って読む習慣のあるひとは、少数なので、そのこと自体は、ありふれたことです。 「街録チャンネル」を視聴して連絡してくれるケースが多い印象だ…

河除静香さんの動画を1188万人が視聴した

2025/10/02時点で、この動画の再生回数は、1188万回以上。 日本人の1割が、この動画を視聴したことになる。 再生回数のケタが違う。 河除さんが、いま、もっとも有名なユニークフェイス当事者だ。 1999年、ユニークフェイスをはじめたとき、 そんなこと…

「ユニークフェイス雑談会」の参加費を値上げします

10月から「ユニークフェイス雑談会」の参加費を値上げします 「ユニークフェイス雑談会(10月12日)のお知らせ|石井政之 ・ユニークフェイス研究所 値上げの理由。 「一生に一度、石井政之と会って話す、そして人生のヒントを得る」 という人が多い、…

「外見への差別はどうやってなかったことにされてきたか」矢吹康夫 世界10月号

矢吹康夫氏の文章を読むために「世界」10月号を購入。 外見差別が不可視化された要因のひとつが、日本の学者、研究者の怠慢、レベルの低さがある、と考えているので、物足りない印象がある。 「外見への差別はどうやってなかったことにされてきたか」 ーー…

『顔を失った兵士たち』(人文書院)が発売されます

9月末に、「顔を失った兵士たち」という翻訳書が発売されます。 ユニークフェイス問題(外見差別、ルッキズム)に興味がある人にとって 読むべき書籍だと思います。 「顔を失った兵士たち」(人文書院) 日本でも、原爆被害者のなかに、顔面などの外見にお…

取材記事(読売新聞・京都版)が公開されました 2025/05/27

読売新聞・京都版で、外見差別の取材記事が公開されました。 取材協力しましたので、そのリンクをこのブログにアップします。 www.yomiuri.co.jp 生涯をかけ、「外見差別」と闘ってきた。自らを含めた当事者の体験を文字にすることで世間に問いかけようと、…

個人の成功体験から社会を変えられると感じられる感性が育つ 2025/05/27

たくさんのユニークフェイス当事者と出会ってきて、 その人に成功体験があるかないか、はすごく重要だと思うようになった。 自分の人生を自分の選択と努力で変えた、という成功体験のあるひとは、 社会を変えられる、と感じられる。 ひとりの個人として成功…

交通事故によって顔面に傷を負った女性を取材したテレビ番組 2025/05/26

若い世代が実名顔だしで、自分の人生をしっかり語っている。 感動した。 事故から10年後の人生も映像化されている。本人とテレビ局スタッフとの間に信頼関係があるのだろう。素晴らしい映像作品になっている。 外見の問題を長く見てきた人間として付け加える…

「研究協力の指針」をつくりました 2025/05/19

最近、在野の研究者、大学の学生から研究依頼が複数ありました。 やりとりをしていくなかで、「研究協力の指針」をつくる必要性をつよく感じました。 マスメディア(TV、雑誌、新聞など)そしてジャーナリストからの取材協力は数え切れないほど対応してきま…

ルッキズムではなく「外見差別」という言葉をつかう

ながく外見・美醜を巡る議論をみたり聞いたり書いたりしてきました。ここ数年で、ひろく使われるようになった「ルッキズム」という曖昧な言葉に違和感があります。 私は、「ルッキズム」という言葉ではなく、 「外見差別」という日本語を使っていこう、と考…

映画「顔を捨てた男」 原題 A Different Man 2025年7月公開予定

映画「顔を捨てた男」 原題 A Different Man 2025年7月公開予定 ユニークフェイス当事者が俳優になって出演している意欲作。絶対に観にいきます。 日本版「顔を捨てた男」を撮影したい、という映画人がいましたら、ご連絡ください。出演します。通行人で出演…

『顔にあざのある女性たち』西倉実季(生活書院) 書評の再掲 2025/05/14

2009年の書評の再掲。 いま書いている書籍に盛り込むために、さまざまな情報を整理しているので。 kinokuniya-booklog.hatenablog.jpーーー 『顔にあざのある女性たち』西倉実季(生活書院) 「ユニークフェイス研究に光を当てた労作」 本書は、日本というユニ…

「ユニークフェイス当事者のための自伝執筆講座」第5回 はてなブログよりnoteがアクセス伸びる 2025/05/03

「ユニークフェイス当事者のための自伝執筆講座」第5回 note.com 日記は、自分の人生を記録するための取材ノートで、その取材ノートをもとに自伝執筆をする、というコンセプトをもっと尖らせて書いていきたい。 はてなブログよりnoteがアクセス伸びる noteで…

「ユニークフェイス当事者のための自伝執筆講座」第3回、「ウェブ小説の衝撃」読了 2025/04/29

「ユニークフェイス当事者のための自伝執筆講座」第3回 note.com 旅行記と取材ノート、という視点で、自伝について書いてみた。 思いついたことをざっくりと文章にしていく感じ。 細かい構成は、いまは考えてません。 「ウェブ小説の衝撃」(飯田一史)読了 …

「ユニークフェイス当事者のための自伝執筆講座」2回目 「クソッタレな俺をマシにするための生活革命」(済東鉄腸)を読了 2025/04/28

「ユニークフェイス当事者のための自伝執筆講座」 2回目を公開 note.com アナログの日記は、自伝執筆のための助走、準備としてすごく重要です。日記というよりも、自分自身を取材する「取材ノート」という感じで書くとよいでしょう。 「クソッタレな俺をマシ…

「ユニークフェイス当事者のための自伝執筆講座」をスタート 2025/04/25

noteで、「ユニークフェイス当事者のための自伝執筆講座」を始めました。 ユニークフェイス当事者が書いた自伝が少なすぎる、もっと書いてほしい、それを読んで楽しみたい、という個人的な思いを書いていきます。 不定期連載。 note.com 昨日の晩ご飯。 幸楽…

ユニークフェイス自助グループを再開します 2025/04/24

ユニークフェイス自助グループを再開します。 uniqueface.hatenablog.jp 今も昔も、ユニークフェイス当事者の悩みは変わらない。 「いじめ」「恋愛」「結婚」「就職(仕事)」「治療」「孤独」。 59年も生きていると、この悩みは誰にでもある普遍的なものだ…

Grokでジブリ風にイラストつくった 2025/04/13

X(旧Twitter)のGrokで「ジブリ風に肖像写真をイラストにして」、と指示したら、こんな感じになりました。 はじめは、ふつうに「ジブリ風で」と指示したら、顔のアザを消した顔を出してきた。あれ? AIは、忖度するの? 意外でした。 「アザをハッキリさせ…

Threadsアカウントの削除、豊橋新アリーナ問題 2025/04/01

Threadsアカウントの削除 SNSの整理をしようと決めて、とりあえず、Threadsアカウントの削除をしました。 ほとんど使っていなかったのと、GAFAへの依存を少しでも減らすため。 Instagramは、海外のユニークフェイス当事者の投稿にアクセスできるので、これか…

プルコギ丼 2025/03/28

ハードワークのスキマ時間に夕食。 吉野家でプルコギ丼。美味。 これくらいなら自分で再現できそう。今度、自炊してみよう。 春になった。横浜野毛での「顔面バカ一代」飲み会を再開します。 3月30日 日曜日。お暇でしたらどうぞ。のんびり呑みましょう。 un…

血管腫を治療したい、と考えている当事者がやるべきこと

2月28日、東京言友会で、「血管腫の治療結果に不満がある」という当事者が参加されていて、そのときに「皮膚には個性があるから、治りにくいのかもしれない」と答えました。 この短い回答では、私の真意が伝わらない、と思ったので、いま考えていることを書…

今日の一言  東京言友会で講演(2025年3月2日)

2月28日、吃音の当事者グループ、東京言友会で講演。 久しぶりの講演でした。 手前味噌だけど、少しずつ講演がうまくなってきている、と感じた。 ライブってよいですね。 uniqueface.hatenablog.jp 都内にいくまえに、川崎駅で下車して、構内で、ごぼう天ぷ…

今日の一言(2025年1月13日)

新成人になったユニークフェイス当事者へ。 「自由に生きろ」 「差別とたたかえ」 「ユーモアを忘れるな」 「セックスはたくさん経験しておけ」 かつ庵でカツカレー。平凡な味だけど、飽きない。安定した美味さ。

今日の一言(2024年12月23日)

ユニークフェイス女性当事者のなかにも、シスターフッド、フェミニズムに共感する女性が出てきている、と感じる。 それはひとつの生存戦略としてありだ。 ただし、男性の苦悩を考えることはあとまわしにする、という副作用がある。 それは、世界を片目でみて…

ユニークフェイス(外見差別)研究をしたい、という若者へ

ユニークフェイス(外見差別)研究をしたい、という若者へ ユニークフェイス研究をしたい、という若者に対しては、 「在野研究」を推奨する。 少子化で、ほとんどの大学は赤字経営になり、外見差別というマイナーで、実社会ですぐに役立たない研究分野は、ほ…