ファクト・チェック メディアリテラシー -正しい情報は民主主義の根幹-


 わたしはYouTubeの動画を音楽記事に貼り付けたり、素晴らしい講演の動画を視聴して感動したりすることもあります。そういう面ではYouTubeはありがたく、大変有用なよいツールだと思っています。

 しかし、残念なことに、このような使い方をしている際に、いっしょに出て来る様々な動画タイトルの中には、正直うんざりさせられ、嫌気が差してくるタイトルも多く含まれています。こういう再生回数を稼がんがためのタイトルを見ていると、どれもが胡散臭い動画に見えてきてしまいます。

 偽情報によって扇動された者たちによって誹謗中傷されて、心を病むほどに傷つけられている、気の毒な方々がいらっしゃるそうです。意図的に偽の情報を流す政治家もいるようです。公正な選挙のためにも、しっかりと取り締まってほしいものです。

 そして、このようなYouTubeなどのSNSのみを主たる情報ツールとして使用している人がいると聞いたことがありますが、信じがたいことです。

 それはさておき、北欧フィンランドの「メディアリテラシー教育」が新聞に紹介されていました。それは、YouTubeから情報を得る際などにも、参考になります。
 SNSなどで広がる偽情報が世界的に問題となる中、フィンランドの「メディアリテラシー教育」は、情報を読み解く能力を養うもので、隣国ロシアによる情報工作への対抗策としても一定の効果をあげているといいます。

 ヘルシンキの博物館が作成した「偽情報を分析する際の主なチェックポイント」は、下記のとおり。

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○ 情報が発信された日を確認してください。
○ 同じ情報が他の場所でも見つかるか調べてください。
○ 投稿しているのはどのような団体ですか。
○ ウェブのアドレスを確認して下さい。
○ 情報を公開したウェブサイトやアカウント・チェックをしてください。
○ 情報の投稿元にはどれくらいのフォロワーがいますか。
○ 写真や動画に疑わしい点はありませんか。
○ 情報の目的を考えましょう。得をする人はいませんか。
○ 画像検索をして、その画像が別の場所にないか探してみましょう。

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 一つの情報源だけでなく複数の情報源から情報を得て比較することが大切なのでしょう。複数の独立したメディア、公的機関の情報、専門家の報道・見解など。そして、一次情報を使用する。加工・編集されていないオリジナルの情報源-記者会見の全文、公文書などを確認するなど。

 フィンランドの国家教育庁によると、正しい情報が民主主義の根幹との考えから、1970年代にはメディアリテラシー教育が国の教育課程に組み込まれたとのことです。

 ヘルシンキの公立高校の担当教師の話として、「メディアリテラシー教育も、他の文学の授業と同じで、目的は話者の意図を見抜き、その言葉を論理的に考えることだ」といいます。

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