2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ビリー・ホリデイ 「アイル・ビー・シーイング・ユー」( Billie Holiday "I'LL BE SEEING YOU" ) -いろはの音楽の部屋-

油井正一「コモドア盤のビリーで、私が聞くたびに落涙する一曲は〈アイル・ビー・シーイング・ユウ〉だ。遠く行ってしまった(戦地の)恋人。・・・これをきくといかにビリーがそれらを超絶した偉大なシンガーであったかが分かる。その恋人と過ごした恐らくは最…

芭蕉の風景 - 奥の細道 深川 -

芭蕉の風景 - 奥の細道 深川 -芭蕉の「奥の細道」の旅を辿って、今まで何か所か巡ってきました。その時の風景写真をブログに残しておくことを思い立ちました。まず初めは、仏頂禅師に参禅した芭蕉ゆかりの臨川寺や芭蕉庵のあった深川周辺の風景です。芭蕉…

ビートルズ I'll Follow The Sun(アイル・フォロー・ザ・サン) 今は亡き少年時代の友を偲んで -いろはの音楽の部屋-

"I'll follow the sun" Beatles 1964年、わたしが11歳の頃録音された曲。少年ながらにいい曲だなあと思ったものでした。今は亡き少年時代の友のことを想い、再びこの曲を聴いています。当時の風景・・・稲が青々と成長し、広々とした田一面を覆っている。そこを…

大自然の「創造」 -縁の下の力持ち- ( 「ずんずんと冷え声明のこゑの中」黒田杏子、鶴見和子)

「自分」がいつも大自然の動きを見張っていなくとも、大自然は「縁の下の力持ち」の如くに、創造し続けてくれているんだな、と。「すべての人間が与えられたいのちを生ききる。全う出来るそういう国であって欲しい。それをいま、金子兜太は切に希うね。(金…

モーツァルト「フィガロの結婚」 エーリッヒ・クライバー -いろはの音楽の部屋-

この序曲からして、わくわくしてきます。いよいよオペラの開始、喜びが湧き立つように音楽が進行し、1幕第1曲のフィガロとスザンナの仲むつまじい楽想へと颯爽と移っていく行く心地よさ。この二人のやり取り、この幸福感いっぱいの場面から物語が展開して…

自由-平等-友愛-平和-創造 -鈴木大拙-

「自分」という言葉を自ら狭く限定する必要はなく、「じぶん」をもっと大きく、もっと自由に、もっとフレンドリーに、もっと創造的にとらえて「よい」のではないでしょうか。大拙氏曰く「言葉が事実と附合しなく鳴ったとき、それは言葉を捨てて事実に帰る時…

ビートルズ 「フール・オン・ザ・ヒル」 -いろはの音楽の部屋-

世界初の「衛星放送」がありました。演奏された曲「愛こそはすべて」ジョン・レノンが曲の終わりに「Rock you yeah yeah yeah」と。 ”The Fool On The Hill”(「フール・オン・ザ・ヒル」)。この曲、好きです。特に好きなアルバムは、この「Magical Mystery…

「人さすらい鵲の巣に鳩ら眠る」(金子兜太)に思う

自分自身を人類の典型としての自己、つまり、「普遍的自己」を思い浮かべるならば、「人さすらい」の「人」の問題とは、「わたし」自身の問題であり、「人さすらい」の「人」とは、とりもなおさず「わたし」自身であったのだと。

中島みゆき 「空と君のあいだに」 歌詞付 -いろはの音楽の部屋-

中島さんの曲には、好きな曲がたくさんありますが、この曲に一番惹かれます。この詩の言葉、心に沁みます。例えばこのフレーズ、「君がすさんだ瞳で強がるのがとても痛い 憎むことでいつまでもあいつに縛られないで ここにいるよ 愛はまだ ここにいるよ うつ…

ただひとりにも波は来る 一期に一会のリフレイン

ただひとりにも波は来る花ゑんど 友岡子郷 えんどうの花が花ひらくおだやかな春 海の音が聞こえてくる 波はきらきらと寄せては返しくりかえす ただひとり わたしのために そのひとりがだれであるかに関わりなく 差別なく ただひとり わたしのために寄せては…

ルイ・アームストロング 「タイト・ライク・ジス」(Louis Armstrong ”Tight Like This”) ニューオリンズ・ジャズ -いろはの音楽の部屋-

サッチモの次第に盛り上がっていく力強いトランペット。その躍動感、高揚感。時間の制約を超えて鳴り響いている音楽。音楽する喜びの溢れた、スピリチュアルな演奏。制限ある時間内に、ひたすらに精一杯鳴き続けるセミのよう。