#78
停滞する思考に一石を投じる苦言
声にできない本音を言葉に…
何かと生きづらい世の中で、思ってはいても言葉にできない声がある。
感じていても声にするのが憚られる言葉がある。
それは耳障りが悪く、心地良い言葉ではないのかもしれない。
だが言葉にされて、はじめて気づくこともある。
本稿で取り上げる言葉は、ひとつ間違えれば暴言とも受け取られかねないものだ。
しかし何かを変えるためには、声に、言葉にしてより多くの人に考えてもらうべきだろう。
本稿が停滞する思考覚醒へのキッカケとなることを切に願う。
豊臣秀吉(日本映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」より)
秀吉は財務大臣として、大規模な現金給付政策を実施。
景気刺激策として、国民全員に一律50万円を給付するという思い切った政策を打ち出す。
この政策は当初、国民から絶大な支持を集める。
しかし、この政策は性急すぎたため、国の財源が急速に枯渇するという深刻な事態を引き起こし、国民の支持は一転して批判へと変わり、秀吉は窮地に立たされる。
マスコミや世論は、財源不足を招いた秀吉を激しく非難し、辞任を求める声が強まる。
秀吉は国民の熱狂の対象から一転、スケープゴートのように扱われ、精神的にも追い詰められていき………。
政を民に任せるから
このような貧相な国になったんじゃ!
そもそも選挙の投票率はいくつじゃ?
民に任せたとて
誰も政には興味などあらへんわ!
能無しのお前たちは
何も考えずともよい!
このわしが全て
お前たちの全てを決めてやる!
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このところの政界の動きは、そのおぞましさに思わず絶句する。
国民が望みもしないことのオンパレード。
裏金議員を復権させ、選挙で負けた者同士が手を組む民意無視と国民愚弄。
世紀の野合政権によってついに底が抜けたこの国の民主主義。
挙げ句の果てには、国民生活がますます苦しくなっている今この状況下で、国会議員の歳費を月額5万円アップしたいという。
国民へのたった2万円すら出し惜しむくせに、自分たちの月5万円アップは即決。
あまりに気前のいい話すぎて、開いた口が塞がらない。
システムの違いもあり単純比較はできないが、そもそも日本の国会議員の給料は世界的に見てもかなり高額だ。
日本の国会議員の平均年収は約2500万円ほど。
’19年の「議員報酬国際比較」では、ヨーロッパ各国が1000万円前後、世界5位のアメリカでも約1900万円という状況で、シンガポールとナイジェリアに次いで日本は世界3位となっている。
結果的に国民の猛反発に遭い月額歳費の5万円引き上げは、当面見送る方針であるという。
だがまたいつか再燃するだろうし、今この状況でこの発想をすること自体が問題である。
政治に無関心であり続け、すべてを政治家に丸投げした結果がこれだ。
この国が貧相になった原因は他でもない、政治家を甘やかし続けた国民にある。
いくら変化を嫌う思考停止国民でも、いい加減気づいただろう。
この国の政治は、国民感覚とあまりに乖離している。
この国の政治に、「国民のため」という発想も思考もない。
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