ファッション本はいろいろあるが、最近新鮮に感じたのは大学教授が書いたもの。
大阪大学の森川和則教授が監修した「どんな服でも似合う人になる 着こなしの法則」(日本文芸社刊)だ。
この本はセンスのいいスタイリストなどが自分のセンスで着こなし術を書いているのではなくて、あくまでも科学的な着こなし術。
著者の森川和則教授はファッションの専門家ではないが、視覚心理学が専門である。
おしゃれな人が無意識に取り入れている「錯視」を武器に同じコーディネートでどうしたらおしゃれに見せられるかを説く。
「錯視とは目の錯覚のことです。実は人間の脳は人の体型を正確に認識することが苦手であり、様々な錯視に影響されやすいのです。これをファッションに応用することで、いつもよりすっきり見えたり、身長が高く脚が長く見えたり、おしゃれ度がアップしたりします」(前書きより)
錯視にも色々な種類があり、胸元にVラインを作るのはミュラー・リヤー錯視、袖やアクセサリーで華奢に見せるボールドウィン錯視、小物を使って目線を上に引き上げる誘引効果など。
錯視を利用して着こなしの見本になる97スタイルが掲載されている。
感覚ではなんとなくわかっていても、また自分がやっていても、何がどんな効果を生むのか漠然としかわかっていない着こなしはたくさんある。
また「あの人はおしゃれだ」と羨む人がいても何がどういいのかはっきりしないことも。
そんなふうだと繰り返しはできないし、自分のおしゃれとして定着しない。
この本を読んでいるとセンスではなく、科学がおしゃれの裏づけをしてくれるので、ぐんと頼れる一冊になる。
「おしゃれな着こなしにセンスは必要なし」と言い切っている言葉にも、なんだか元気づけられてしまうのだ。
森川教授による「世界初、ファッションによる体型錯視効果を定量測定」という研究は大阪大学の研究サイトでも見られます。
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