
朝6時30分過ぎウオーキングに出発。
今朝はホテルから数分のところにある木曽川東岸沿いに整備された木曽川遊歩道を下流に向かって歩いた。
遊歩道は800メートルくらい整備されており歩いて行くと、ちょうど犬山城がある。
遊歩道の終端のあたりに清潔感あふれた彩雲橋公衆トイレがあった。
その対面にきれいに清掃された庭に誘われるように足が向いた。
ホテルインディゴという表示があった。
国宝茶室「如庵」を有する日本庭園有楽苑とあった。
その佇まいに気圧されて、奥の方に入っていく勇気がなくて覗いただけで退散したが、ぐるりと外周を一回りしていたら、ホテル内の先ほどの散歩道が通じているように思われた。
スマホで検索してみると鄙には希な5つ星ホテル。
素泊まりツイン一人2万前後、朝食付き3万円台、2食付き4万円台と出ていた。
犬山城の下を通って我がホテルに戻ると、弟がコンビニで買ったサンドイッチを届けてくれた。
9時チェックアウト、9時過ぎ今日は名鉄で熱田神宮駅まで行き、先ずは熱田神宮参拝。

熱田神宮には現役の時、名古屋に出張した際に参拝したことがあったと記憶しているが、どんな出張だったか何も思い出せなかった。
我々の旅行では神社仏閣へお参りすることはあまりないが、今回はランチの場所が熱田神宮駅の近くで、お店に行く経路として熱田神宮の中を横切るということで、ついでに手を合わせたに過ぎない。
信仰心の薄い連中なのだ。

熱田神宮を抜けると、蓬莱軒熱田神宮店があった。
すでに20人くらい並んでいた。
私たちは数百メートル先にあるという蓬莱軒本店に行くので蓬莱軒熱田神宮店は横目で見ながら通り過ぎた。
蓬莱軒本店はうなぎのひつまぶしでは天下一品、ひつまぶしならここなのだそうだ。
10時30分頃本店に到着したが、すでに50人くらい並んでいた。
11時頃から整理券が配られた。
11時30分の開店には入れず、12時からの予定となる。
但し、12時に遅れると順番が後回しになると念を押された。
といっても、このまま待ち続けるには高齢者はくたびれた。
コーヒーでも飲んで待とうとお店の周りを探していたら、レストランのようなコーヒー店があった。
入ると結構大きなレストラン。
カウンター越しにはウイスキーやワインがたくさん並んでいた。
昼はレストラン、夜はラウンジのような雰囲気だった。
後日、弟から聞いた話では、このレストランは蓬莱軒が経営しているようだ。
多分待ち時間を利用しての休憩をとる場所を作っているのだろう。
なかなか、抜け目のない商売をしている。
さすが、明治6年創業で150年以上生き抜いてきた商売上手だと思った。

12時直前にお店の前に行くと、12時入店組の順番確認をしていた。
ちょうど我々の順番ですぐに入店。
店内は満員ぎっしりだった。
6人掛けのテーブルに案内された。
もちろん我々は全員ひつまぶし(4,920円)を注文。
ビールとМちゃんは日本酒少々。
Мちゃんが一口飲むと、みなが「おなかどう、ひりひりする?」と聞く。
少し顔をしかめながら「ちょっとな」Mちゃんが答える。
儀式のようなものだ。

10分ちょっと待つと、お女中がワンセットずつ持ってくる。
ひつまぶしは、大きな木製の小型おひつのような器に、小さく切ったうなぎのかば焼きがこれでもかというくらいにご飯が全く見えないくらいぎっしりと敷き詰められた状態で出てきた。
もちろん熱々だ。
ひと口、口の中に運んだ。
しっかりとした豊潤な味わいが口の中に広がった。
これまでうな重、うな丼、ひつまぶしと序列順に考えていたが、ここのひつまぶしを食べた実感はうなぎの似たような料理を食べているのではない、これは確かにうな重でもうな丼でもない、ひつまぶしというジャンルの食べ物で、蓬莱軒本店はその第一人者なのだと確信したのだった。
ただ、Mちゃんにはこの量は多すぎたようだ。
仕方がない胃がないんだから。
でも、Mちゃんは育ちよく、器の中に測ったように半分くらいきれいに残していた。
それを見たBちゃんは「これもらっていいかい」とあっという間に食べてしまった。多分MちゃんはBちゃんの食欲を見越して、見事な箸さばきで残したように思う。BちゃんもMちゃんの期待に阿吽の呼吸で答えたのだった。それにしてもこの食欲、ここでもまた前期高齢者と後期高齢者の明確な元気度の違いを知った。
適度な飲酒と満足感一杯の食事を終えて、一路名古屋駅に。
東京組は東に、岡山組は西に、来年の再会を約しながら旅を終えたのだった。
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