英語あそびなら天使の街

在L.A.言語オタ記。神さまのことば、天から目線の映画鑑賞日記。

映画 The Friend (2024) を見た。スコット・マクギー x デビッド・シーゲル『フレンド』

スコット・マクギー x デビッド・シーゲルが、荒野のモンタナ・パラダイスから摩天楼へ。

ニューヨーク・ニューヨーク!
ライターズ・サークル!
と好物だらけで楽しく見た。

犬は、向こうから寄ってきたら撫でる程度で特に好きでも嫌いでもないが、私には珍しく何度もsmile wide west to eastしてしまって、これは犬でないと生まれないドライブだなと思った。

大型犬の飼育、サービスドッグの活躍について、過去、ものを知らずに非難がましい目で見てしまったことが何度かあって、改めて反省した。

私の友人は、近所の人がピットブルを「飼えなくなった」というのを聞いてしまい、犬の行方を心配してなんと自分から申し出て引き取った。必要な手術に1,000ドルかかったのを始め、最初のころはピットも捨てられた悲しみに苦しみ、友人は人間の乳児並みにそばを離れられない状態になっていた。望んで決めたこととはいえ大変そうで、「飼えなくなった、ってなんだよ。子どもだったらそんなこと言わねえだろ!」と会ったこともない「近所の人」に横から私が怒ってしまった。
でも、考えてみれば、人間の子どもだって育てられない理由があって施設に預けられたり、親族や他人に引き取られたりしている。身近にもいる。飼えなくなるような人は最初から飼わないのがいちばんだけど、外からわからん事情はある。『7つの習慣』の冒頭に書いてあることだった。

サービスドッグは、日本ではほとんど街で見かけなかったのもあって、渡米してからバイト先のレストランに初めて入ってきたときは、「えー、愛玩犬じゃないの?(賢そうな犬ではない、という偏見) 飼い主さんも何も不自由なさそうだけどなぁ」とか、いぶかってしまった!!!! 
「PTSDなのになんで五輪観戦するんだ」「あの人、白杖持ってるけどスマホ見てるやん」などと余計なお世話をかましてた、頭の中がズルイズルイでいっぱいの加害野郎と同レベルだった。

当たり前だけどサービスドッグはほんっっとにおりこうで、テーブルの下に伏せると、食事中は存在が消えます。他のお客に犬猫アレルギーがいると困ったりもするのだろうけど、それ言うなら、パラベンも花粉もどうしようもできないのは同じだしな(香水がきつい客や、花束を持った客が近くに座って具合が悪くなった人が実際にいた)。臨機応変に協力するのみ。

こないだも某レストランに行ったら、よその客のテーブル下に小型犬がいるのを見咎めて、店員さんに「あれ、いいの?」と詰め口調で聞いている人を見かけた。今よりさらに無知だった私そのものだった。

ところで、犬権がかなり尊重されるLAだけど、犬連れを注意されることがないわけではない。たとえ屋外席でも、キャンキャン吠えてるやつがゴメンやけど出てって......と言われてたりする。営業妨害に人間も犬もない。

行ける範囲の映画館ではどこも今日が最終日。11.19ドルで鑑賞。

原作は全米図書賞受賞作。

トレーラー。