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2018年1月21日日曜日

XRay 2.2をvSphere環境にデプロイする方法

昨年12月末にXRayバージョン2.2がリリースされました。
今までのXRayの機能はそのままに従来課題であったシナリオのカスタマイズもできるようになり、より便利になっています。

XRayは、AHV用のqcow2とvSphere環境向けのOVAが提供されています。

XRayのダウンロードページ
XRayのダウロード先
http://next.nutanix.com/t5/Nutanix-X-Ray/Nutanix-X-Ray-2-2-Download-Binaries-and-Docs/m-p/26386#M65

vSphere環境にこのXRayを展開しようとすると、以下のようにvCenter Serverでエラーが表示されます。

これは、OVAの中に格納されているVMDKファイルが、圧縮されていることに起因しています。この場合、OVFTOOLを利用すればインポートは可能ですが、コマンド操作で各種パラメーターを設定するのも面倒ですので、GUI操作でデプロイする方法をお伝えします。

まず、ダウンロードした、xray-2.2.ovaをxray-2.2.ova.tar.gzにファイル名を変更し、このファイルを解凍します。

今回は、個人利用は無償で利用可能で、小回りの利く「ExpLzh」を利用します。
ExpLzhの詳細は以下でご覧ください。
https://www.ponsoftware.com/archiver/product/product.htm

解凍すると、 「xray-disk1.vmdk.gz」というファイルが出てきます。
これが、エラーの原因であるVMDKが圧縮されているという、そのファイルとなります。
このファイルも解凍し、VMDKファイルを同じフォルダに配置します。


しかし、このままではインポートはうまくいきません。
次にテキストエディタで「xray.ovf」を開きます。

上記にある「<References>」配下を書き換えます。

(変更前)
  <References>
    <File ovf:compression="gzip" ovf:href="xray-disk1.vmdk.gz" ovf:id="file1" ovf:size="3405331650"/>
  </References>

(変更後)
  <References>
    <File ovf:href="xray-disk1.vmdk" ovf:id="file1" />
  </References>

変更後ファイルを上書きします。

この後、OVFをインポートします。
インポートする際に選択するファイルは、「xray-disk1.vmdk」と「xray.ovf」の2つだけを選択します。


これで、インポートを継続することができます。

OVFToolを使うと面倒くさいので、楽してvSphere環境にX-Rayを入れたい場合には、試してみてください。





2016年12月12日月曜日

CVMの地域設定変更方法

前回の投稿で、ゲストVMがWindowsの際に時刻のずれに対応する方法をお伝えしました。
これは、AHV側のTimeZoneが「PST」になっているのがその要因であるという話しもお伝えしました。

さてこの課題は、仮想マシンとして提供されている「CVM」(Controller VM)にも当てはまります。
CVMは、Linuxベースですのでソフトウェアクロックとハードウェアクロックの概念はありますが、そのTimeZone設定はやはり「PST」で設定されています。

CMV側で時刻に関する作業というのはあまりないかもしれませんが、やはりわかりやすい時間にしておくことは、問題解決において有効な1つの策であると思います。

さて、CVMに対する時刻のずれですが、こちらはタイムゾーンの変更で行います。

CVMにSSHでログイン後
ncli cluster set-timezone timezone=Asia/Tokyo
入れるだけです。 わざわざ1つずつのCVMにログインし、cp /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime なんてことはする必要はありません。
こちらは、AHVでもvSphere(ESXi)でも同様の事項ですので、押さえておきたい事項の一つです。



2016年12月4日日曜日

Nutanixのクロスハイパーバイザーを試してみるその① そもそもAHVとは

Nutanixは、ハイパーバイザーが選べるのがその特徴の1つでもあります。

仮想化の長であるvSphere ESXiはもちろんのこと、HyperVやXen ServerもTechPreviewながらも対応となりました。なかでも、Nutanixが一押しのハイパーバイザーがAHVです。

AHVとは、「Acropolis Hyper Visor」の略で、NutanixがKVMをベースにカスタマイズを施したハイパーバイザーとなります。

AHVの魅力は、KVMベースであり無償で提供されるということと、Nutanixを購入するとハードウェアもNutanixのソフトウェア(AOS)もハイパーバイザーもすべてワンストップでNutanixのサポートが受けられるというのもその魅力だと思います。

AHVがサポートするゲストは現状以下の通りとなっています。


・SCSI及びIDEバスでのサポートゲストOS
Windows 7, 8, 8.1, 10
Windows Server 2008 R2, 2012, 2012 R2
RHEL 6.4, 6.5, 6.6, 7.0, 7.1, 7.2
CentOS 6.4, 6.5, 6.6, 7.0, 7.1, 7.2
Ubuntu 14.04.x
FreeBSD 9.3, 10.0, 10.1
SUSE 11
Oracle Linux 6.x, 7.x


・PCIバス及びIDEバスでのサポートゲストOS
RHEL 5.10, 5.11, 6.3
CentOS 5.10, 5.11, 6.3
Ubuntu 12.04


最新のOSのほとんどがサポートされているためほぼ困ることはないですが、例えば、Windows2000や2003などP2V等で過去資産をvSphere上で使いづけている場合、AHVに対応することができない場合もあります。

上記のことを考えると、ハイパーバイザーは上物の仮想マシンのコンディションによって使い分けることがベストであると思います。

ここで出てくるのが、Nutanixが提供するクロスハイパーバイザーの機能です。
上記の通り、無理にvSphere上で稼働させる必要が無い仮想マシンは、Nutanix上でAHVで稼働させる方がサポートの面や利便性がよいというメリットはありつつも、今動いている仮想マシンをV2Vで変換するのは非常に面倒な作業であり、今順調に稼働している仮想マシンを、変換して正しく動作するかの検証やうまくいかない場合の調査などを考えると、そこまでリスクと手間をかけてまでハイパーバイザーを変更するのはメリットが少ないと思ってしまいがちです。

では、その手間はなければ、話しは早いということだと思います。

まさにこの手間を省いてくれるのがクロスハイパーバイザとして提供される、VM Mobility機能です。

次の投稿で、このVM Mobilityを使った、vSphereからAHVへの仮想マシンの移行方法をお伝えします。