もののはじめblog

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女の成り立ち


「女」という字は手を前で重ねてひざまずいている女の姿を描いている。男の前でひざまずいている字形だという意見があるが間違い。
「女」の古代文字を見ると、女性の周りに水滴のような点々がついている。この滴はお酒。つまりお酒で女性を清めている字形で、それは神様に仕えるときの姿。 女性がひざまずいているのは男性の前ではなく、神様の前なのです。

 「嫁」も「家」に仕える女性のことで、これも似たような意味を含んでいる。
「家」の「豕」の部分は獣の下半身のことで、建物を祓い清めるために埋められた生けにえ。つまり「家」は祖先を祭る廟(みたまや)で、「嫁」には廟で先祖の祭りに奉仕する女性の意味も含まれていた。

 「ごとく・ごとし」という言葉を表す漢字「如(じょ)も神に仕える女性のこと。この「口」は何度も説明したように、神への祈りの祝詞(のりと)を入れる器のこと。これに「女」を加えて、祝詞を唱えている巫女さんの姿を文字にしたものが「如」。その巫女さんに神様からのお告げがあり、その神のお告げの通りにするので「ごとし」の意味となった。

 この「如」を含んだ文字に「恕(じょ)がある。現代では「ご寛恕(かんじょ)ください」(ひろい心でおゆるしください)などと使う。
「恕」の「如」は神の心を聞く巫女さんのこと。「恕」は、その心のこと。相手の心(神の心)を思うことで、自分の心を知り、相手を「ゆるす」意味になった。



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