瀬戸内国際芸術祭 男木島編の続きです。
男木島の作品
『ゆめうつつ~ミライのワタシ』(NEW)
松井えり菜

ウーパールーパーがお出迎え。
この入口のイラストを見て「あ、ここ絶対面白い!」と直感的に思いました。

解説によりますと、
斬新なアプローチで自画像表現の可能性を模索する美術作家、松井えり菜による版画作品。
とのこと。
男木島の小中学校に通う14人の子供たちとの共同制作だそうです。
14人だけ参加したのではなく、全校生徒が小中合わせて14人ってことなんでしょうね。同世代の友人が10人程度しかいないのか・・・

玄関にもいっぱいウーパールーパー。
入口を入ったら・・・

めっちゃでっかいウーパールーパー。

巨大ルーパー、ちょい不気味で可愛い。略してブキカワ。

ウーパールーパー、生き物として好きなんですよね。
奇妙すぎません?この見た目。

横顔、アップで見たらこんなんなんや。

もうちょっとサイズ縮めて抱き枕にしてくれへんかな。欲しい。
実際このサイズのやつ、水中で出会ったら泡吹いて失神すると思うけど。

こちらが子供たちが描いた自画像。




瀬戸内国際芸術祭の公式ガイドブックでは、こちらの作品がイラストで紹介されていて、そこでは座布団の上に人が寝転んでいる絵が描かれていました。
ただ、実際はこの中に入ることはできず、外側から見ることしかできませんでした。
寝転んで見てみたかったな。




陸の自然や生き物、ウーパールーパー、座布団、人々の顔・・・
現実世界では一つの空間に存在しえない、不思議な世界を堪能できました。
『男木島未来プロジェクト2125 男木島 麦と未来の資料館』(NEW)
昭和40年会
ここ、コンセプトがめちゃめちゃ面白かったです。

この建物に入った瞬間、そこは100年後の2125年の世界。

この100年の間に、男木島では低迷していた農業が麦作を中心に再興し「男木みそ」「男木ビール」が大ヒット。
そのみそとビールに長寿化の秘訣があることが分かると、瀬戸内の島々の争奪戦が起き、最終的に国際的な保護区に。
などなど、これから起こる(かどうかは定かではありませんが)未来の男木島の姿の資料館となっています。

左が男木島で作られた「プルポビール」の缶です。
2033年の商品です。


プルポビアのポスター。
個人経営の居酒屋に貼ってありそう。


100年後、男木島の8割が麦畑となるようです。

瀬戸内教育テレビ(架空)による「老化と死について」の番組放送。

2044年には、市民活動まで激化するようです。
他にも「男木島の麦とビール」という2036年に制作されたVTRの鑑賞もできました。
この映像もなかなかに面白かったんですが、全部見ている時間はなく数分だけ見て退出。

ちなみに入口前のお庭では、ホップ育成中でした。
ホンマか?と思ったんですが、公式HPの作品紹介に
地元の資源を生かした「男木島ビール(仮)」を実際に製造する計画もあり、島の産業活性化に寄与する取り組みも予定している。
と記載があるので、ホンマに数年後ビールが生産されているかもしれません。
『ドリームランド』(NEW)
川島猛とドリームフレンズ
3年前も同じアーティストさんが同じ場所で、作品を展示されていました。
今回の作品は、作家さんの代表作の一つだそうです。

本来は平面作品のものを、身近に鑑賞できるよう立体化したのだそう。
ちょうど行ったタイミングで、鑑賞されていた方が皆さん退出されたので、しばらく一人で鑑賞することができました。


テーマは「戦後日本が抱えてきた呪縛からの解放」だそうです。
意味深です。


空間を独り占めできるので、撮影も人を気にせず自由にできる。


鏡があったので、撮ってみた。基本的にいつも全身ほぼ真っ黒くろすけ。
(旅行の時に、コーディネートが楽なように数年前からこうなった。)



ちなみに、こちらの作品会場の入口前にカフェがあります。
3年前に来たときは、ここでジュース飲みました。

・・・もしや、プルポビールか?
これで、今年の新作は全部鑑賞できました。
女木島行きのフェリーまで、まだ少し時間があるのでもう一つ、前回も鑑賞した作品を見て行くことに。
『アキノリウム』
秋本秋則
先ほどの「ドリームランド」会場から近かったこともあり、男木島最後の作品はこちらにしました。
からくり仕掛けのサウンドオブジェの作品です。
1階は影絵。

2階は天井裏や床に仕掛けられたオブジェが動きながら、音を奏でます。
2階が非常に狭いので、数人ずつしか上がることしかできません。
上がるときに少し待ちましたが、私を含め数人が上がった後はしばらく人が来なかったので、次の人との交代を気にせず割とゆっくりと鑑賞できました。


ゆっくり動くオブジェと、心地のいいサウンド。
ずっと聞いていれるし、見ていられる。


最後にとっても穏やかな気分になって、男木島のアート鑑賞終了。
作品鑑賞の合間にカフェタイム
男木島には、古民家を利用したカフェが結構あります。
(この後行った女木島より、男木島の方がカフェ率高いと思う。)
その一つ「Damonte & Co.」というお店で、作品鑑賞の合間にちょっと休憩がてらティータイムをしました。

外のカウンター席から見る景色。
晴れてたらもっと良かったんだけどね・・・

暖かいジャスミンティーとマフィンをいただきました。
この後も、別に何か食べるかもしれないしなーと軽食に留めましたが、結局これが本日の昼ご飯となりました。

路地から見る海の景色。
エモい。(この言葉、安易に使っちゃうよね。便利だから。)
女木島行きのフェリー、さすがに満員になることはないだろうとは思いつつ、朝の混雑具合を体験してしまったので、一旦様子伺いで30分前に港に戻ってみました。
乗船口に数名既に並んでいる方はいましたが、それほど行列もできていなかったので、しばし港周辺にあるお土産屋さんを覗いたり、前回紹介した三毛猫ちゃんと戯れて時間つぶし。

(一方的に追いかけていただけで、完全に無視されていたけど。)

再び楳図かずおさん柄の「めおん」に乗船して、次は女木島へ。