えちこの旅ブログ

知的好奇心のおもむくままに

MENU

自然の中を歩いて芸術巡り 神戸六甲ミーツ・アート2025①

六甲山の自然の中で、現代アート作品が鑑賞できる芸術祭『神戸六甲ミーツ・アート』

2010年に始まったこちらの芸術祭は、毎年夏から秋にかけて開催されており今年で16回目を迎えます。

2年前にも行ったのですが、気づいたらブログに書くタイミングを逃していました・・・

ということで、今年はタイミングを逃す前に、先日訪れた芸術祭の様子をお届けします。

開催概要

・会期:2025年8月23日(土)~11月30日(日)

・開催時間:10:00~17:00(会場により、一部異なる場合あり。)

※夜間イベント「ひかりの森~夜の芸術散歩~」は開催時間等異なりますが、今回私は訪れていないので割愛します。

会場

六甲ミーツの会場は大きく分けて9か所あります。

赤字のエリアは有料のため鑑賞チケットが必要です。(トレイルエリアは一部有料)

①六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅、山上駅)

②天覧台

③兵庫県六甲山ビジターセンター(記念碑台)

④六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)

⑤ミュージアムエリア(ROKKO森の音ミュージアム・六甲高山植物園・新池)

⑥トレイルエリア

⑦六甲ガーデンテラスエリア

⑧みよし観音エリア

⑨風の教会エリア

鑑賞パスポート

有料エリアの作品を鑑賞するためのパスポートは、昼パスの他に夜間イベントとセットとなったパスや、神戸の他の施設の入場券とセットになったものなど多種あります。

rokkomeetsart.jp

私は、以前ご紹介したアートアクアリウム「atoa」とのセット券を購入していました。

iechiko.hatenablog.com

事前にWebで購入した場合、バウチャーもしくは購入画面を引換窓口で提示して、紙のチケットとの交換が必要となります。

(電子の購入画面では入場できないのでご注意ください。)

各有料エリアに入る際、こちらのチケットにスタンプが捺印されます。

期間内であれば、複数日に分けて利用可能とのことでした。

アクセス

会場の一つにもなっており、各会場への玄関口でもある六甲ケーブル下駅へは、阪急六甲駅、JR六甲道駅、阪神御影駅から神戸市バスを利用します。

六甲ケーブル下駅から山上駅までの所要時間は約10分


阪急電車、阪神電車からは、お得なきっぷ「六甲・まやレジャーきっぷ」も発売されています。

六甲・まやレジャーきっぷ 2025年度 | お得な乗車券 | 阪急電鉄

2025年度 六甲・まやレジャーきっぷ|お得なきっぷ|阪神電気鉄道株式会社

rokkomeetsart.jp

ちなみに、駅からのバスですが、六甲ケーブル下駅までの途中に、神戸大学があるため平日は学生さんで結構混み合います。

今回私は、会場を回るために山上バスは使わない。ひたすら歩く。

帰りは山を徒歩で下山し、ケーブル下駅から阪急六甲駅までも歩く!と、芸術鑑賞もさることながら、とにかく歩くことを目標に会場をまわりました。

結果、4万歩弱の歩数を歩き、久々の山下りで思いっきりお尻が筋肉痛になりました・・・

各エリアの作品紹介

今回、全エリアはまわっていないので私が訪れた場所のみ、かつすべては紹介しきれないので、気に入ったものなどを中心にピックアップしてご紹介していきます。

天覧台(有料)

ナウィン・ラワンチャイクン+ナウィンプロジェクト

『神戸ワーラー』

インド系タイ人アーティストさんの作品。

見た瞬間、インドにある看板みたい!って思いました。

インド、行った事ないですけど。

ネパールみたい!

ネパール行ったことないですけど。

天覧台からの景色も最高です。

ケーブルを使えば、楽にこの景色を堪能できます。

(登山道もあるので、ケーブルを使わずにここまで登ることもできます。過去にトレッキングついでの芸術鑑賞もやったことあります。)

山上はいつまでも残暑を引きずっている平地に比べ、5度ほど気温が低く快適。

(むしろ、風吹いたら寒いぐらいでした。)

このように、各作品付近には、作品ごとに作られたオリジナルスタンプが設置してあります。

窓口で頂いたパンフレットに、スタンプ台紙が付いているのでそこに押しながらスタンプラリーも楽しめます。

どの作品を見たかという目安にもなるし、このスタンプのデザインがゆるい感じで可愛いくて集めたくなります。

トレイルエリア(一部有料)

山上の各会場へは、バスを利用すれば楽に移動することができます。

ですが、せっかく山に来たのだし自然の中を歩きたい!という私のようなやたら歩きたがりの人は、トレイルエリアがおすすめ。

ハイキングルートを歩きながら、作品に出会えるエリアです。

六甲山地域福祉センター

トレイルエリアの入口に建つこちらの建物内も作品展示場。無料で鑑賞できます。

乾久子

『ことばが開くことばで開く くじびきドローイング』

くじを引いて、そこに書かれたお題を描くという参加型の作品。

会場内には参加された方が描いたのであろう、沢山の絵が展示されています。

ミャクミャク率、高め。

結局、一度も万博行きませんでした。周囲にリピーターの人が複数いて、その人たちのSNS見ていたらそれだけで満足しちゃいました。

皆さん、絵心あってお上手です。

私の絵心は壊滅的に破壊されているので、見るだけにとどめました。

トレイルエリア入口は、このように看板が出ているのですぐ分かります。

道は舗装されている箇所が大半です。

公式のマップによれば、上りの目安時間は約50分。

実際歩いてみた感じ、そんなにかからなかったので、余裕を持った時間で書かれていると思いましたが、1時間近くは歩くことになると思うのでトイレと水分確保は事前にお忘れなく。

八・五芒星って何?って思ったら・・・

全く同じツッコミが近くにあって、ちゃんと回収されていました。

(こちら、C.A.P(芸術と計画会議)という方々の『ミステリーサークルツアー』という作品。トレイルエリアに全体に点在しています。)

nl/rokko project

『共存共貧 Altruism, Limits and Happiness』

トレイルエリア途中にある作品。

ルートからは少しそれた道を行った先にあります。

でっかいアリさん。

を見た後に、再びトレイルルートを歩いていたら・・・

でっかいカマキリに遭遇しました。

大阪市内暮らしが長くなって、めっきり昆虫とは縁遠くなったのでちょっとテンション上がる。

歩き出して20分ほどでバンノ山荘に到着。

こちらは有料エリアです。

小谷元彦

『孤島の光 (仮設のモニュメント7)』

バンノ山荘には、もともとこのようなレリーフが14個あり、今回の作品が15個目の彫刻となるよう作られたそう。

古くからある山荘の前に、横たわる女性の像。

美しくもあり、ちょっと怖くもある作品でした。

林廻(rinne)

『BED』

バンノ山荘近くにある作品。

山の中に、大量の枕が積まれたベッドがポツン。

兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)(無料)

トレイルエリアとは反対方向になるので、当初行く予定はなかったのですが、マップにバンノ山荘から徒歩6分程度と書かれていたので、行ってみることにしました。

(トイレも行きたかったし。)

記念碑台には「六甲開山の祖」と言われるイギリス人のアーサー・ヘスケス・グルームさんの像があります。

岡留優

『別荘』

別荘のご主人様(多分、アーティストさんご本人?)

ちょっと失礼してお宅訪問。

鏡に映った私のカメラが洗濯機に対してデカ過ぎて、巨人襲来みたいになっていますが、なかなか素敵な別荘でした。

石島基輝

『風の中のClock systems』

風で動く彫刻。

風景に馴染んでいて、元々、設置された(ちょっとおしゃれな)風力測定器かと思っちゃいました。

ビジターセンター内には無料で入れます。六甲の自然に関する展示もあって、これはこれで面白いです。

最近、熊被害のニュースが相次いでいるのでむやみに山に入るのは怖くなりましたが、幸い六甲山系には熊はいません。

ただ、イノシシはいます。突撃されたら、多分イノシシでも十分危険です。

帰り徒歩で下山した際は、一応熊鈴リンリン鳴らしながら歩きました。(これ、実際のところどこまで効果あるんでしょうね。)

ちなみに、何度か六甲山系の山をトレッキングしていますが、いずれの動物にも私は出会ったことありません。

ビジターセンターから5分の距離に「六甲山サイレンスリゾート」があったのですが、時間の都合上パスして再びトレイルエリアに戻ります。

山中に点在する宇宙人の痕跡のようなもの。(「ミステリーサークルツアー」の作品群)

青色の板の中にいる左から2番目の子が、茶色のフサフサを相方に持ち、スキーやスノボーができちゃうあの緑色のステゴサウルスの5歳児に見える・・・

バンノ山荘から新池までの間は途中未舗装の山道もあります。

足元ご注意を。

芸術鑑賞メインだと、足元おしゃれ靴とかで来ちゃいがちですが、トレイルエリアはもちろん、その他も会場間歩いて回ることも多いので、歩きやすい靴を強く推奨します。

ミュージアムエリア(有料)

ミュージアムエリアには、複数会場がありいずれも有料のため鑑賞パスポートが必要です。

まずは、トレイルエリアの終着点(反対側からの場合は始点)にある新池。

川俣正

『六甲の浮き橋とテラス Extend 沈下橋2025』

2023年から、毎年池にかかる橋やテラスを作られているアーティストさんの作品。

今年は新たにテラスの手前に沈下橋を作成されたそう。

沈下橋は歩けませんが、テラスに立って新池をぐるりと眺めることができます。

芸術作品の周囲では、カモがのんびり泳いでいました。

のどかです。

やなぎみわ

『大姥百合(オオウバユリ)』

周囲の木々と同化して、見過ごしそうになりました。

アーティストさんのコメントによると、オオバユリは

開花まで7~10年という歳月を要し、たった一度きりの開花後に静かに一生を終える

とのこと。

9月にはこちら新池で野外劇『大姥百合(オオウバユリ)』が上演されたようです。

ここまでで、山上駅に到着してから約1時間50分。

歩く芸術鑑賞、まだまだ続きます。

rokkomeetsart.jp