魚のぶろぐ

2006年5月28日~。はてなブログ移行は2025年4月28日~。gooブログより。No Unauthorized Reproduction. Prohibits using its content to train AI models.

2010-01-01から1年間の記事一覧

宇和島へ戻ったことと、クロボウズギス?のこと

23日から約1週間ほど、耳石の件で宇和島に戻っていました。 宇和島は寒く、数日は、雪も降っていました。朝、土は真っ白だったこともありました。今冬も去年同様、厳冬になるのでしょうか。 さて、今回の宇和島では変わったものをいろいろ見ることができまし…

今年度総括

2010年もあと二日。ここで今年の総括をいたしましょう。 ●海況 今年海ではみなさん色々な魚を採集されていますが、私はあまり多くの魚種にめぐり合うことはできませんでした。しかも9月以降はろくに海に行かず・・・こんな年は初めてです。 5月のゴールデン…

ハタタテハゼ

我が家の水槽にはハタタテハゼNemateleotris magnifica Fowlerがいます。 ハタタテハゼは色彩が美しく、飼育しやすいため、観賞魚店でもよく販売されていますが、意外と争うので、単独かペアもしくは、大量に飼育しないと、喧嘩で悲劇が起こることもあります…

柳橋中央市場へ

今朝は柳橋中央市場へ行ってまいりました。仲買さんが、たくさんのお店を出しておられ、一般の方も自由に生鮮食品(乾物もありますが・・・)を購入することができます。(月~土、営業) 朝7時29分。取扱品目は看板をみればお分かり、魚・野菜。他精肉、花。 柳…

Dormitator lebretonis (Steindachner)

前回と同じ、カワアナゴの仲間のDormitator lebretonis (Steindachner)と思われる個体です。 インターネットでこの仲間の南米産種を検索しましたところ、どうやらこの写真からは大きく変わるようです。来たときは灰色だったのに、落ち着いたらこのようなヨシ…

西アフリカのカワアナゴ

この魚は西アフリカにすむカワアナゴの仲間のDormitator lebretonis (Steindachner)です。本種にはコモンネームがなく、アフリカンドルミテーターゴビーなどの名で流通しています。 ドルミタトル属のカワアナゴ科魚類は北米から南米にかけてとキューバに軽4…

紅海でサメ襲撃

前々回の当該記事ではフロリダでのオニカマスの襲撃をお送りしましたが、再び襲撃の話題。今度はエジプトの紅海で遊泳していた70歳の観光客女性(ドイツ)がサメの襲撃に遭い死亡、ほか4名がここ2週間の間に怪我をしているそうです。 Yahoo!ニュースより…

水槽のあれこれ

我が家の水槽の近況です。 海水魚水槽では、新たにカクレクマノミAmphiprion ocellaris Cuvierを2匹導入。ブリードもの。大きくしたら下の水槽にいれて陰日サンゴと遊ばせたいところです。 この水槽は下の水槽からマキシジェットで水をあげていますが、この…

今日から師走

今日から師走です。もう今年もあと30日ほど。年齢が増えるにつれ、年が早く進むのは、気のせいでしょうか。いや、違うなこれは(笑 小さい頃はお年玉がもらえたので、また来年が早く来ないかなと祈っていたのかも。こんな人なんです。いやだね~ 水槽内にいる…

ウナギ属魚類Anguilla japonicaの標準和名

ウナギ目ウナギ科はウナギ属のみからなり、23の有効種および亜種を含むグループです。うち日本産のウナギ属魚類の一種であるウナギAnguilla japonica Temminck and Schlegelの標準和名が改名されることになりそうです。 新しい標準和名案は「ニホンウナギ」…

天草オフ会のお土産

魚類関係のオフとはいえ、天草は熊本。お肉にも美味しいものがたくさんあります。 飛行機組の方もおられた関係で、オフ会の帰り道に熊本空港に立ち寄りました。ここでお土産を購入しました。 熊本の名産といえば、やはり、馬肉!馬刺しは定番ですが、今回は…

ヒゲソリダイ

イサキ科のヒゲソリダイHapalogenys nigripinnis (Schlegel in Temminck and Schlegel)です。これも天草で購入しました。 イサキ科のうち、ヒゲソリダイ属は背鰭棘数が9以上で背鰭起部に前向き棘があることで区別できます。本種では、下顎に痕跡的な髭がある…

コウライアカシタビラメ

天草のお店で購入したウシノシタ科のコウライアカシタビラメCynoglossus abbreviatus (Gray)です。 コウライアカシタビラメはウシノシタ科の中のイヌノシタ属に属します。本種は有眼側に側線を3列もち、1列目と2列目の間の側線鱗数が17-21であること、臀鰭軟…

キジハタとオオモンハタ

沿岸の浅所にすむハタ科のキジハタEpinephelus akaara (Temminck and Schlegel)です。 キジハタの特徴は何と言ってもその橙色の斑点が体側にあること。また体側中央に暗色斑があるのも本種の特徴です。 尾鰭は斑紋が見られません。よく似たもので、正体が不…

カエルアンコウ

今回初めて釣った魚のカエルアンコウAntennarius striatus (Shaw)です。その奇怪な姿形、さらには日本魚類学会による改名の先駆けとなった魚(旧名はイザリウオ)であったり、さらにダイヴァーに人気があるなど、話題に事欠きません。 前回のブログの写真使い…

九州へ

11日から14日まで、熊本方面に行ってきた。 ちょっと斜めを向いてるのが残念だがくま☆すた(Kumamoto sta)であります。 今回熊本を訪れたのは「九州オフ会」に参加するためでした。 コノシロKonosirus punctatus (Temminck and Schlegel)の姿寿司。メンバーの…

交雑種

以前もご紹介しました交雑のナマズ。レッドテールキャットフィッシュPhractocephalus hemioliopterus (Bloch and Schneider)とレオパードキャットフィッシュPerrunichthys perruno Schultzの交雑なのでしょうか。しかし他にもインターネットで検索したらさま…

濃尾平野のゼゼラ

濃尾平野の淡水魚紹介も、今回が最後。 底生のコイ科魚類のゼゼラBiwia zezera (Ishikawa)です。 ゼゼラは日本固有の淡水魚で濃尾平野以西の本州と九州にすみます。日本産のゼゼラ属は2種からなり、琵琶湖淀川水系にはよくにたヨドゼゼラがすみます。 この魚…

濃尾平野のトウヨシノボリ

濃尾平野産のハゼ科、ヨシノボリ属の魚です。 濃尾平野のヨシノボリ類もいろいろとややこしいのですが、これはトウヨシノボリRhinogobius sp. ORと思われます。 この周辺には少なくとも3種がいるようですが、この種は体がやや長めで、胸鰭軟条が18以上と多い…

タラ鍋

木枯らしも吹くようになり、秋も終わりが近づきつつあります。そんな時はお鍋が美味しくなります。 鍋のときに主役となるのは白身魚。その代表選手がタラ目の魚です。 写真の魚はマダラGadus macrocephalus Tilesius。マダラは北海道~関東・日本海側では九州…

濃尾平野のタモロコ

ここまでは2種ともコイ科以外の淡水魚を紹介しましたが、ここではコイ科の魚をご紹介します。 タモロコGnathopogon elongatus elongatus (Temminck and Schlegel)はその名の通り緩やかな流れの河川や水路などにすむコイ科バルブス亜科(モロコ亜科)の普通種で…

スジシマドジョウ小型種東海型

写真の魚はスジシマドジョウ小型種東海型とよばれるものです。 スジシマドジョウ種群Cobitis spp.は同定が非常に難しく、分類も混乱しており、正確な学名や標準和名などはまだ決められません。 これらは以前紹介しました、濃尾平野の用水路に小型個体から大…

空飛ぶ剣

本日のYahoo!ニュースより、米フロリダ沖の事故。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101019-00000302-reu-int はねたオニカマスSphyraena barracuda (Walbaum)が女性に襲いかかったのだそうです。 オニカマスはカマス科の魚では世界最大で、全長1.5mを優…

深海魚のもと

これは、「とある深海性魚類」を包丁でたたき(すぎ?)つくったものなのですが、いったい何かおわかりでしょうか。 これは非常に美味でした。ただし、脂も多く、なかなか多量は食えないかもしれません。マダラなど、深海魚の胃の中からはこれがよく出てくるの…

濃尾平野のメダカ

平野部にすむ日本人にとって、メダカOryzias latipes (Temminck and Schlegel)は最も身近な淡水魚の一つといえます。メダカは平野部の用水路・ため池・水田にくらし、たくさんの「がき」を育ててきました。私自身も、この魚に育てられた「がき」の一人でした…

平野部の用水路へ

今日は濃尾平野の小さな用水路へ採集に行きました。 田んぼにはすでに黄色い稲穂が見られ、すすきもだいぶ目立ちます。 何か所か回ったのですが、ある場所は魚の種・量ともに最も多い場所でした。 手網でひと掬いしますと、多く入るのがメダカで、次いでシマ…

ナマズの仲間

先週から、ナマズの仲間が我が家で過ごしています。 この子です。 レッドテール・セルフィンキャットという種。交雑種で、学名はついていません。 とりあえず、ネットなどでいろいろ調べてみてわかったことは 1.レオパードキャットフィッシュPerrunichthys …

餌を変えた

最近、新しい配合飼料を購入。 「キョーリン」から出ている「メガバイト グリーン」です。 この「メガバイト」には「レッド」「グリーン」があるのですが、我が家にはヤエヤマギンポなど植物性の魚もいますので、植物質のものを多く含む「グリーン」を購入…

ブリ属とその偽物

アジ科の魚でも特に大型になるのはブリ属の魚です。日本産は4種ですが、これらはまた美味な魚としてもよく知られています。 ブリSeriola quinqueradiata Temminck and Schlegelの成魚です。これは近くの市場で購入。重さ2.1㎏、体長536mm、全長638mmもある大…

学会のことなど

最近「日本魚類学会」に会費(10,000円)を納入して入会しました。 魚類学会というのは、魚類学の普及・進歩を図ることを目的につくられた団体で、毎年秋には「年会」が行われます。この写真は2010年年会(三重県津市)での看板。 内部は(ポスター発表の内容によ…