知念 実希人の「スワイプ厳禁」を読んだ。
文庫より小さい「スマホ本」というのが売りの実験的なホラー。
スマホを模しているのは表紙だけではなく、中のページもスマホの画面が全面に印刷されているようなデザイン。
昔流行ったゲーム本みたいな感じ。
うまく工夫されていて、1ページごとにスマホの画面がそのまま掲載されている感じで、トーク画面を読ませたり、添付ファイルを開いたところを見せたり、エアードロップで写真画像が共有されたりとか、読者にQRコードを読み込ませたりとかなかなか工夫されている。
どんでん返しというほどではないけれど、最後のひっくり返しはいろいろ伏線が貼られているので、私でも気づくレベルになっているところが良い。
遊びに溢れた一冊なので、怖いというよりすごい。というのが一番の感想。
私たちの最も身近なツールであるスマホを取り入れたしかけも素晴らしい。
スワイプといえば先日のM1で決勝に残ったドンデコルテのネタ、「スワイプ、スワイプ、現実をスワイプ」を思い出す。爆笑だった~。
ちなみにこちら、流石にAudibleではなく紙の本でしか楽しめないと思う。
キンドルだったらもっと臨場感あるかも。
このスマホを絶対に見てはいけない――。
文庫より小さい「スマホ本」でまったく新しい恐怖体験‼
大学生の一色和馬は「就職に有利になる」と聞いて「やばいバイト」に手を出す。
これで稼げれば彼女との同棲もうまくいく……
そんな気軽さで始めたバイトだったが、あれ、どういうことだ?
自分のスマホに、不可解な「何か」が起きている。
黒い服の女は誰?
体中に目がある怪物?
都市伝説「ドウメキの街」ってなんだ!?
えっ、あれ、死体が!?
医療ミステリーのヒットメーカーによるモキュメンタリー・ホラー『閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』(9月18発売)と対をなす、まったく新しい恐怖体験!
文庫サイズより小さい「スマホ本」ホラー‼

