いい感じに晴れ渡った土曜日、前々から行ってみたかった佐賀県にいくつかある離島の一つ、神集島(Kashiwa-jima)へ行ってみることにしました。
神集島は唐津の市街地から10kmほど離れた湊という場所からフェリーでアクセスする離島です。公共交通機関を利用してアクセスするとなると、唐津駅からバスで行くことになると思われますが、今回は折りたたみ自転車というかdoveplusで行ってみます。最近調子がよろしくないdoveplusも、これぐらいならなんとかなる範囲ですね。
早朝6時過ぎの電車に乗って、唐津駅へ移動します。

乗っていた筑肥線の電車は、お隣の西唐津駅行きだったし、そのまま乗り通しても良かったのですが、唐津~西唐津の1駅に限り幹線の筑肥線ではなく地方交通線の唐津線で、この2km程度の1駅乗るだけで210円も余分に電車賃がかかるという現象が発生してしまいます。
なので1駅手前で降りてみました。
まだ、朝9時前だというのにかなり暑い・・・
道中にはブルーラインも引かれていて、サイクリングコースとしても楽しめそうです。ただ、けっこう無理くり設定している個所や、そもそもブルーライン自体が存在していないような区間もあったりして、いまいちやる気が感じられないのが残念。
そもそも、この地域には呼子線という完成間近だった未成線が存在していおり、それをそのままサイクリングロードとして再整備すれば、呼子という一大観光地と紐づけて、サイクリングの聖地にすらなれるポテンシャルがあったはずなのにもったいない。
というか、今のJR九州なら観光列車と組み合わせていい感じに盛り上げられそうだったと思うんですけどね。福岡空港駅始発の地下鉄を走る呼子行き観光特急列車とか、実現性はともかく話題性がありそうだし・・・
・・・などと考えつつ、暑さと戦いながら先へと急ぎます。
旧国道らしき裏道をチャリで走り抜けます。主に呼子線の未成線を活用したバイパスのおかげで、わりと安全に走行できるのはありがたいかも。
唐津駅から12㎞程度で、本日の目的地が見えてきました。
中央に見えるこんもりした部分が神集島です。本土側とはかなり近く、架橋させることも不可能ではなさそうな距離にある離島。
ここからフェリーで神集島へアクセスします。
仮に呼子線が開通していたら近くに駅ができていたらしいし、そうなれば博多駅から鉄道でアクセスのしやすい離島になったんですよね。惜しい。
料金は片道230円。さらに自転車は輪行袋に入れた状態でも、そのままでも100円となります(現地で確認済み)。
料金表を見る限りでは、普通の自転車やバイクぐらいならそのまま載せることができるっぽいですが、小さい船なので詳しくは現地で確認してみるとよいです。
・・・
10分程度の乗船で、神集島に接岸。
本土側に比べて幾分涼しいのが助かります。日差しは相変わらず強いですけども・・・
帰りのフェリーが出るまで2時間半ぐらい。チャリで行ける範囲で縦横無尽に走ってみましょう。
島の北側から砂嘴上に伸びる先端にある住吉神社へ向かってます。鳥居が一部、海の中にあるのが特徴的。
住吉神社で、鳥居が海の中にあるのは初めて見たかもしれない。
集落内にはキジトラが何匹かいます。しかしながら、島の猫のわりには警戒心が強いので、猫を手懐けることができない人でない限り、猫と遊ぶのは難しいと思われます。
猫と遊ぶのは諦め、島の南側を目指して走っていきます。
島唯一の海水浴場。
漁港やフェリー乗り場のすぐ近くなのに、海水も汚れておらず、ゴミもなくて綺麗な砂浜。
夏の海! って感じがしてて実にいい! しかも観光客が皆無・・・!
ちなみにフェリーには観光客らしき客も20名ぐらい乗っていたように見えたのですが、皆さんはいったいどこへ行ったのかは不明(帰省客だった可能性はある)。
島の南端を目指して走って行くと、唐津の市街地や「宝くじ」で有名な高島が見えました。
ここで昼食タイムにしたくなるところでも、日差しが強すぎて自由に休憩できないのが地味にきつい。
チャリや車で行ける島の最南端まで来ました。この先も道は続いているようですけど、虫も多そうだし、特に何もなさそうなのでここで引き返します。
いったん集落へ戻り、今度は高台に登って眺めてみます。高台の方が海から離れているからか、むしろ暑いという・・・
神集島中学校跡地の裏手の堤防からは、加唐島や小川島、松島のほか、遠くには壱岐なども見えます。どの島も行ったことがないので、いずれは行ってみたいところ・・・
博多港からダイレクトにアクセスできる壱岐以外は、唐津から20kmぐらい離れた呼子までいく必要があるので、チャリで行くとなるなら、もう少し涼しい時期にいくべきなような気がします。それに、その距離を往復走るとなると、チャリも買い換えないと難しい予感。
最後にフェリーが出航するまでの時間を使って、集落内を散策します。
神集島購買部。
雑貨や日用品、土産物なども扱う商店もあります。時間の都合上、中には入れなかったのが悔やまれるところ・・・聞くところによれば、ここでレンタサイクルの貸し出しもやっているとか。
神集島購買部の向かいには、なぜかエミューがいます。調べてみれば島の南の方で飼育している施設があるらしいです(が、さっき南端部まで行った限りでは見当たらなかったので、見落としていたかも・・・)。
とまあ、相変わらず駆け足での島巡りとなってしまいましたが、フェリーの便もまあまああり(1日7便程度)、渡航費も安めなので、呼子観光のついでにふらっと立ち寄るのもありかもしれません。
・・・
帰りも同じルートを通ったので、特にこれといった話題はないというか、帰りはさらに気温が上がってきたのと、すさまじい夕立が発生しかけていたこともあり、写真などほとんど撮らずに唐津駅まで猛ダッシュでした。
ただし、そんな中でも幸多里ヶ浜の砂浜だけは素晴らしさのあまりに、思わずお立ち寄り。
これは、今すぐ素っ裸になって海に飛び込みたくなるレベルの美しい砂浜・・・!