
夫婦で不妊治療をしていた頃の記事の続きです
BT11:
妊娠判定日、残念ながら「陰性」でした……hCGは3でかろうじて着床はしていました
職人先生も、「5AAの方の胚盤胞はすべって、もう一つの方が引っかかったかなぁ?」って、けっこう言いよどんでいました
原因は不明に近いのかもしれませんが、まぁ他に考えられるとしたら流産で着床の窓がずれたかもしれないとのこと
黄体ホルモンの補充期間を調節して夏休みを外して、いままでと1日ずらして移植してみるか、日付診で確認して次周期にするか……
長期連休があるので、また子宮内膜日付診をしてから移植をめざしますかね、見切り発車の移植で十数万無駄にしたくはないですから
採血してから3時間以上Sウィメンズクリニックのあの待合室で待っていて、「陰性」を伝えられるのは辛いですね、心が折れそうです……と言っても夫婦ともに回復はわりと早いのですが
D12:
検査周期です、痛いでおなじみのあの子宮内膜日付診を行います、着床の窓のズレの有無を確認するためです
妻は痛い思いをするのももう3度目になります、1度目は日付診で、2度目は流産後の処置で、そして今回です、いっそのこと全身麻酔で寝ている間にやってほしいとのこと
そして子宮内膜日付診の結果、着床の窓にズレがないことを確認し、Sウィメンズクリニックでの移植6回目(トータル8回目)を受けました
「着床の窓」とは……
インプランテーションウィンドウ(Implantation Window)という言葉をご存知の方も多いかと思います。日本語では着床の窓と訳されます。インプランテーションウィンドウとは、受精卵が子宮内膜に着床する際に、子宮内膜側が受精卵を受け入れることのできる時期を指します。妊娠が成立するためには受精卵が子宮内膜上に存在して、子宮内膜に定着し、子宮内膜側が受精卵を受け入れることができなければなりません。子宮内膜には受精卵を受け入れられる一定の時期というものがあって、いつでも関係なく着床できるという訳ではないのです。
佐久平エンゼルクリニックHPより抜粋
そしてBT11でhCG92.91と着床判定をうけて、治療継続となりました、ちなみに前回の流産のときは154だったので、夫婦ともに覚悟は済ませていて過度な期待はしないようにしていました
職人先生いわく、BT7でhCG が20だったから4倍の上がり方は悪くはないとのことです、「着床の時期の問題もあるから」と希望をもたせてくれました
エストラーナテープに黄体ホルモン注射と膣座薬、カプロシンとバファリン、プレドニンなどの大量の薬は継続のままです
「妊娠週数の数え方」は……
胚移植による妊娠の場合
胚盤胞移植日=妊娠2週5日
torch clinic HPより抜粋
妊娠6週3日(6w3d):
胚移植からのカウントだと6w3d、前回胎嚢確認をしてこの日も内診です、前回の胎嚢はだいたい5ミリということで前回流産したときと大差なかったので、ある意味過度な期待はなくやや諦めた状態で過ごしておりました
なんとこの日、まさかの心拍が確認できました、エコーの画面だと本当にチカチカしています!未知の領域へ突入しました
赤ちゃん(胎芽?)のサイズは4ミリとググってみたら下限らしいですが、あの前の心拍確認もできずに流産したときに比べれば上出来です
7w3d:
心拍も見え、胎芽は「だいたい1センチ」、前回の4ミリくらいからの成長ぶりとしては順調といったところでしょうか、心拍数はわかりませんでした
来週には紹介状を書いてくれる予定で、それで卒業らしいです、補充しいてるホルモン剤をどうやってやめていくのか気になるところです、エストラーナテープとウトロゲスタン座薬と黄体ホルモン注射たち
8w3d:
胎芽はだいたい17ミリ、注射やエストラーナテープや膣座薬の終わらせ方を職人先生から聞きました、ヘパリンとバファリンは続きますが妻の負担がだいぶ減ります
職人先生から念の為に無記名にした紹介状をいただきました、いよいよ産院の予約です、先生には、「抗リン脂質抗体陽性でヘパリンの自己注射あっても受け入れるか?」をよく確認しておいてね、と言われました、まさにここがネックです
S十字病院に電話をかけたときの返事は、「紹介元(Sウィメンズクリニックのこと)でヘパリンを管理するなら健診してあげるよ」でした
妻は、「え、不妊治療メインのクリニックに大きなお腹抱えて受診ってメンタルかなり強くないと無理じゃない?」、「しかもSウィメンズクリニックだと採血だけでも結構待つよ?二重受診はかなりハードだよね」とだいぶ混乱していました
というわけでここはナシ、それにしてもN赤病院、本当に「総合周産期母子医療センター」なのか?そちらで受け入れなくてどうすんだ?と言いたいです
2箇所目の「地域周産期母子医療センター」をうたう総合病院もヘパリンの処方は出せないとのこと、受け入れの可否は聞きませんでした
結局はまた更に違う総合病院が処方してくれるとのことでそこにしました、いろいろありましたが初診と分娩予約がとれてほっとしました
14w5d:
出生前診断をしました、妻が受けたのは初期血清マーカーと精密超音波を組み合わせて診断するものです
ものすごく丁寧に精密超音波でみていただいて、産院で胎盤とへその緒の位置が良くないかも?と言われていたのも「中心は外れているけど辺縁でも卵膜でもない」と言われて一安心でした
ただ、心臓の三尖弁というところに若干の血液の逆流が見られることと、血液検査で少し数値が基準値から外れているものがあり、21トリソミー(ダウン症)が1/22と年齢相応より高めに出てしまいました
なので絨毛検査も行いました、妻いわく「検査は痛くはなかった、自己注射を失敗した時のほうが痛いよ」とのこと
「絨毛検査」とは……
妊娠11~14週という羊水検査より早い時期に、超音波検査で胎盤や赤ちゃんの位置を確かめながら、妊婦さんのお腹に注射針を刺して絨毛を採取します。絨毛とは、胎盤の組織の一部で、受精卵から発生するので基本的に赤ちゃんと同じDNAを持っています。
針を刺すため、感染や出血が起きることがあります。1%の割合で流産のリスクがあると言われています。
ダウン症(21トリソミー)、18トリソミー、13トリソミーのほか、性染色の病気などさまざまな染色体の病気について「病気があるか、ないか」がわかります。症状や病気の重さはわかりません。
検査してから結果が出るまでの4日間、心配性の私は気が気ではありませんでした、妻は腹をくくっていたそうなので尊敬します、でも不安はあったでしょう
検査結果は「陰性」でした、こちらの陰性は異常がない方の陰性なので良かったです、あと性別もわかりました
高齢出産でヘパリンも注射しているし、病院で測ると血圧も高めで子宮頚管長も32ミリで想像より短いなど、手放しで安心できるような妊娠生活ではないのですが、まぁとりあえず一つの山は越えたと夫婦で感じました