納豆好きにぜひ試してほしいのが「納豆信玄」、別名「納豆信田(しのだ)*1」です。油揚げを袋状にして納豆を詰め、フライパンで香ばしく焼き上げるだけのシンプルな料理。外はパリッと、中は熱々の納豆がとろっと出てきて、ご飯のおかずにもおつまみにもぴったりです。
実はこの料理、ドラマ『孤独のグルメ Season9』第10話にも登場しました。主人公・井之頭五郎が宇都宮の居酒屋で食べた「納豆信田」は、熱々の納豆と油揚げの香ばしさが印象的で、放送後に話題になった一品です。私自身もこのエピソードで知り、家庭で再現してみたくなりました。
材料(1~2人分)
- 油揚げ … 1枚
- 納豆 … 1パック(付属のタレ付き)
- 小口ねぎ … 大さじ1〜2
- だし醤油 … 小さじ1(味を見て調整)
- ごま油 … 少々
- 爪楊枝 … 適量
作り方
- 油揚げを半分に切り、袋状に開きます。
- 納豆に付属のタレと小口ねぎを混ぜ、さらにだし醤油を加えて味を調えます。
- 油揚げに納豆を半量ずつ詰め、爪楊枝で口を閉じます。
- フライパンにごま油を熱し、中火で両面を焼きます。片面2〜3分ずつ、合計4〜6分が目安。両面にこんがりとした焼き色がつけばOKです。
- 焼き上がったら器に盛り、熱々のうちにどうぞ。
だし醤油について
だし醤油は、醤油にかつおや昆布などのだしを合わせた調味料で、ひとさじ加えるだけで旨みとまろやかさが増すのが特徴です。納豆の風味を引き立てつつ、油揚げの香ばしさとも相性抜群。
もし手元にだし醤油がない場合は、次のように代用できます。
- 醤油+みりん少々 → 甘みとコクが加わり、だし醤油風の味わいに。
- 醤油+顆粒だし(ほんのひとつまみ) → 旨みをプラスして近い風味に。
- めんつゆ(少量) → だし醤油の代わりとして手軽に使える。
- 醤油のみでももちろんOK。その場合は付属の納豆タレをしっかり活かすとバランスが取れます。
ワンポイント
油揚げは裏返して袋にする方法もあります。
- そのまま使う(外側が外) → 油でコーティングされて表面がなめらか。焼くと香ばしくパリッと仕上がる。
- 裏返して使う(内側が外) → 豆腐の断面が出るので、ざらっとした舌触り。味がしみやすく、しっとり感が増す。
1枚の油揚げを半分にして、片方はそのまま、もう片方は裏返しにすると、食感の違いを食べ比べできるのでおすすめです。
食べてみた感想
外側はパリッと香ばしく、中は納豆のとろみとねぎの爽やかな香りが広がります。付属のタレだけでも十分まとまった味ですが、だし醤油を加えると旨みがぐっと深まり、よりご飯が進む味わいに。
裏返した油揚げはしっとり感があり、同じ料理でも印象が変わります。
アレンジのアイデア
- 七味唐辛子を振ってピリ辛に
- とろけるチーズを少し混ぜてコクをプラス
- 大葉を刻んで加えると爽やかな風味に
- ポン酢を添えると、さっぱりとした後味に
手軽に作れて、ご飯が進む「納豆信玄(納豆信田)」。ドラマで見たあの一品を、自宅で気軽に楽しんでみてください。
*1:納豆巾着という方もあります。