huuchiの音楽論文案内

音楽関連の論文案内ツイートを記事にまとめています。一部、論文化されていない研究の紹介も含みます。

内転型痙攣性発声障害に対する筋神経切除術:長期成績,合併症および再発

『内転型痙攣性発声障害に対する筋神経切除術:長期成績,合併症および再発』

https://www.kyorin-medicalbridge.jp/academicinfo/laryngoscope/files/lar2512.pdf

*登録済み医療資格者のみ閲覧可


“内転型痙攣性発声障害(AdSD)に対する甲状披裂筋の内視鏡下筋神経切除術(EMN)の長期的な治療成績を,音声成績,副作用および再発に重点を置いて評価”


“患者48例に甲状披裂筋のEMNを最大3回施行”“音声成績は,30項目のVoice Handicap Index(VHI-30)質問票および主観的(患者報告による)判定を用いて評価”


“38例(79.2%)が成功と判断された”“VHI-30スコアの中央値は97(治療前)から26(治療後)まで低下”“術後の主観的改善率の中央値は88.5%”
“高い成功率を得るためには最大3回の施術が必要となる可能性があるものの,甲状披裂筋のEMNは,低い合併症発現率で,音声機能の高い改善を期待できる”


原著:Submucosal Thyroarytenoid Myectomy with Arytenoidectomy in Treating Bilateral Vocal Fold Immobility

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39503468/

 

 

元ツイート:

 

 

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甲状軟骨上角の片側性過長:症例報告

 

『甲状軟骨上角の片側性過長:症例報告』

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39540690/

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

甲状軟骨上角過長症は極めて稀であり、病因は不明である。この研究では片側性過長の症例を提示する。


10年に渡り、繰り返し左咽頭部に不快感を覚えており受診した56歳男性。食事の開始時と左を向いた際に咽頭痛が発生。左下顎角下1cmに境界明瞭で可動性のない楕円形の硬い物体が触知された。頚部CTで甲状軟骨の左上角の過長が示された。


甲状軟骨の左上角の外科的切除を行い、術後6ヶ月経過観察したところ、症状は消失した。


元ツイート:

 


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甲状軟骨上角無形成症:法医学上重要な稀な変異

 

『甲状軟骨上角無形成症:法医学上重要な稀な変異』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

右片側性,左片側性,両側性の3通りの甲状軟骨上角無形成症の症例報告。甲状軟骨の上角と下角及び舌骨の大角と小角は、頸部に外力が加わった際に損傷を受けやすいため、法医学者による剖検時に注意深く観察される部位である。


喉頭舌骨複合体に解剖学的多様性が存在する場合、正確な剖検が困難になることがある。法医病理学者は、頭頸部領域の損傷や病理について判断する際に、喉頭舌骨複合体の大きさや形状の多様性に精通していることが重要である。


甲状軟骨上角無形成症は、骨折やその他の外傷性疾患と誤診される可能性があるため、法医学上重要な疾患である。


症例1:
交通事故に遭い死亡した7歳男児。剖検では右甲状軟骨上角が完全に欠損していた。喉頭外傷や頚部軟部組織出血の所見は認められなかった。右甲状軟骨板と右舌骨大角の間には、大きな麦粒軟骨が存在していた。


症例2:
死因は心不全と診断された65歳男性。剖検では、両甲状軟骨上角の完全無形成が観察された。両外側甲状舌骨靭帯には大きな麦粒軟骨が存在した。


症例3:
死因は心不全と診断された87歳女性。頚部郭清の結果、左甲状軟骨上角が完全に欠損していることが明らかとなった。喉頭周囲の軟部組織には麦粒軟骨は存在しなかった。


甲状軟骨を含む喉頭構造の解剖学的変異は幅広いため、甲状軟骨骨折の正確な診断は困難である。甲状軟骨の発生異常(先天異常)の有病率は4.8%〜29.5%と報告されている。
右甲状軟骨上角の欠損は、左上角の欠損よりも稀であることが、これまでの剖検観察で示唆されている。


麦粒軟骨は甲状舌骨靭帯に埋没しており、円形の滑らかな形状で、直径は数mmに達する。麦粒軟骨の知識は、頸動脈アテロームや、その他の喉頭周囲軟部組織の異栄養性石灰化との鑑別に役立つ。


*本文の最後の方に、甲状軟骨上角欠損と麦粒軟骨の存在の併存は、症例1及び3に存在したと書かれていますが、正しくは1及び2です(症例のナンバリングを途中で変更したのかもしれません)。

 

agenesis of the superior cornua of the thyroid cartilage=甲状軟骨上角無形成症(正式な訳語不明)
*cornuが単数形、cornuaが複数形です。

 


元ツイート:

 

 

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英語とフランス語のバイリンガルにおける言語間のピッチの差異:ティモシー・シャラメとリリー=ローズ・デップ

 

『英語とフランス語のバイリンガルにおける言語間のピッチの差異:ティモシー・シャラメとリリー=ローズ・デップ』
https://www.semanticscholar.org/paper/Cross-Linguistic-Pitch-Differences-in-English-and-Depp-Bellino/cba7cbcc067f567015eb88e00e0a73b09b2bd663


英仏のバイリンガル俳優であるティモシー・シャラメとリリー=ローズ・デップに焦点を当て、バイリンガルが言語によって平均ピッチを変えているかを検証した。


この研究では、この二人の英語とフランス語のインタビューを用いて、彼らのF0を測定した。両者とも、フランス語のF0は英語より高く、使用する音域が狭いことが分かった。


シャラメの英語の平均ピッチは129.48Hzであり、これはアメリカの男子大学生の平均ピッチが123Hzであるという先行研究と(概ね)一致している。シャラメのフランス語の平均ピッチは144.98Hzであり、英仏の言語間のピッチの差異は統計的に有意だった。


英語からフランス語へのこのF0の上昇は、英語話者はスペイン語話者よりF0が低いという先行研究とも一致している。スペイン語とフランス語の強い言語的結びつきを考慮すると、英語に対するフランス語のピッチが同等のパターンに従うと推測するのは合理的である。


デップの平均ピッチは、英語では191.55Hz、フランス語では223.00Hzだった。


このF0の違いは、この二人において英語とフランス語を話す際にピッチ差があることを示しており、今後の研究では、同じような結果がより大規模なサンプルサイズでも示されるかどうかを分析できると考えられる。


元ツイート:

 

 

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甲状腺摘出術後の声帯麻痺患者における早期音声療法の有効性

甲状腺摘出術後の声帯麻痺患者における早期音声療法の有効性』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

片側声帯麻痺患者63人における、甲状腺摘出術後一ヶ月以内に開始された早期音声療法の効果と患者満足度を評価した。


患者のうち、32人は術後一ヶ月以内に音声療法を受け(平均3.5回)、31人は受けなかった。主観的な音声満足度は、TVSQ(甲状腺切除術関連音声・症状質問票)を用いて評価した。


音声療法を受けた群は、高音の声域,最長発生持続時間(MPT),知覚的な声の質において有意な改善を示し、喉の不快感は軽減された。また、この群は術前の音声レベルへの回復が早く、対照群では回復が遅く不完全だった。


結論として、甲状腺摘出後の早期音声療法は、片側声帯麻痺患者の音声アウトカムの向上に効果的であり、声門閉鎖とピッチコントロールの強化により回復が早まり、長期的な音声機能を改善させると考えられる。


TVSQ=Thyroidectomy-related Voice and Symptom Questionnaire=甲状腺切除術関連音声・症状質問票

 

元ツイート:

https://x.com/huuchi/status/2001964579681890479

 

 

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甲状腺手術後患者における客観的及び主観的高音発声障害の相関

 

甲状腺手術後患者における客観的及び主観的高音発声障害の相関』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

甲状腺摘出術後に反回神経及び上喉頭神経外枝の機能が正常であった775人の患者における、客観的/主観的な高音発声障害(HPVI)の相関を調査した。


甲状腺手術後の高音発声障害は珍しくなく、プロボイスユーザーのパフォーマンスに影響を与えるだけでなく、それ以外の人々の生活の質を低下させる可能性もある。


喉頭神経外枝によって支配される輪状甲状筋は声帯を伸長させ高音を発声させることができる。しかし、反回神経及び上喉頭神経外枝の損傷がない患者でも、高音発声障害が頻繁に発生するという研究も多くある。


甲状腺摘出後に、ストラップ筋と喉頭気管ユニットの間に線維化が生じ、垂直運動が阻害されることがある。また、ストラップ筋と輪状甲状筋の間に線維化が生じると、輪状甲状筋の動きが制限されることで高音発声障害が発生する可能性がある。


この研究では、客観的高音発声障害は、最大周波数(Fmax)の減少度合いに基づいて、20%未満,20〜40%,40〜60%,60%超の4群に分類された。主観的高音発声障害は、患者のIVST(甲状腺摘出術後発声・嚥下障害指数)の回答に基づいて評価された。


客観的高音発声障害の重症度の増加に連れて、両側切除術及び主観的高音発声障害の患者が有意に増加したが、IVSTスコアとの相関は認められなかった。
Fmaxの減少及び平均基本周波数の低下は、輪状甲状筋収縮の減少と関連していた。


主観的高音発声障害患者のうち、両側手術及び気管周囲リンパ節郭清術の患者が有意に多かった。これらの患者は、Fmax,声域,平均基本周波数において、Fmaxが20〜40%低下した患者と非常に類似した傾向を示し、ジッター,シマー,IVSTスコアはいずれの客観的高音発声障害の患者よりも高かった。
また、主観的構音発声障害は、術後長期(30〜90日,平均40日)に渡って持続した。


結論として、患者の主観的高音発声障害に影響する因子は複雑であり、音声安定性(ジッターとシマー)はFmaxレベルに劣らず重要である。Fmaxの有意な低下が無いにも関わらず主観的高音発声障害を呈する患者は、音声安定性の異常を考慮して対処する必要がある。


FmaxとIVSTスコアは包括的に解釈する必要があり、外科医と言語聴覚士は高音発声障害を早期に特定し、言語療法を実施する必要がある。術後の頸部組織の線維化の過程に関しては、高音発声障害に対する癒着防止材の適用と術後介入について、今後の更なる研究が必要である。


HPVI=High-pitched voice impairment=高音発声障害(正式な訳語不明)
IVST=Index of voice and swallowing handicap of thyroidectomy=甲状腺摘出術後発声・嚥下障害指数(正式な訳語不明)
central neck dissection=CDN=気管周囲リンパ節郭清術

 

元ツイート:

 

 

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甲状腺摘出術後2年間持続する主観的音声症状

甲状腺摘出術後2年間持続する主観的音声症状』

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

甲状腺摘出術を受けた患者168人の術後の音声転帰を調査。結果、音声パラメータは術後2年で回復傾向を示したが、一部のパラメータとTVSQスコアは悪化を示した。


プロボイスユーザーを含む患者の音声乱用歴,頸部郭清範囲が大きいこと,高い声は、声質の悪化及び長期に渡る持続的な音声症状のリスク増加と関連していると考えられる。


TVSQ=Thyroidectomy-related Voice and Symptom Questionnaire=甲状腺切除術関連音声・症状質問票:甲状腺切除術に関連した、声の状態や症状などに関する主観的な評価のための質問票


元ツイート:

 

 

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