炎のクリエイター日記・本店

 美味しいもの・史跡や歴史のご紹介など。 どんな素材も関西仕立てにクリエイト。

■八重山諸島の西表島から、遠浅の海を水牛車に乗って渡ると由布島につく。御者さんによる約15分間の三線の生演奏と島唄に癒される。

おじや・・・食べるか? ~雑炊と、おじやは違う~

闘病中に優しく手渡された「おかゆ」は、精神的にも救われるような感じで、どうぞと渡してくれた人に、オカンの面影を見て心を奪われるような雰囲気も無きにしも非ずで・・・どなたも経験あると思う。これは幼少期の身体が弱ったとき、オカンに作ってもらう「おじやの法則」を思い出すが、皆さんは「おじや」をご存知だろうか?



お米を柔らかく食せる調理としては、おかゆ・雑炊・リゾット・おじやと、メジャーな順に並べてみたが、ここでいう「雑炊」「おじや」の差について追及していきたい。雑炊は、おかゆと違ってご飯に出汁や具を入れて煮込んだもので、ご飯のぬめりを取るために水で洗って、鍋の締めとして残り汁を利用することが多い。



一方、「おじや」の起源は、作る際にジヤジヤと聞こえることから、「じや」に丁寧な「お」を付け「おじや」となったようで、元々は雑炊の女房言葉となっている。それが進化したのは、ご飯の粘り気をそのまま完成料理に反映させる拘りを以って「おじや」と呼んだり、味噌・醤油で各家庭独特の味付けを施したのが「おじや」の醍醐味などと、明確な基準も約束事もなく基本的には「これを食べたら元気になる」みたいな、関西の幼少期における子供の心理が重要となる料理であった。



ワシにとっての「おじや」は、どんな危険な健康状態の時でも、百薬の長的な法則がある。ちなみに、ワシのオカンから受け継いでいる「おじや作り」は、出汁は二種以上(例:コンソメブイヨンと鰹出汁の素)で、鰹の削り節を直接ふぁっさと入れることがミソで、食材は有り合わせで何でも大丈夫だと思う。醤油と、溶き卵を人数分と、盛り付けてから卵黄一個センターに乗せることが必須条件であった。


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