幼少期に朝礼で校長先生のご挨拶。天理市とトルコのラセレナ市が姉妹都市だと話されて、なんでも天理の市街地にある飲食店は、スパゲティ・サンドイッチ・カレーライスの3大軽食に加えて「トルコライス」をお客に提供するとのことで、給食のおばさん達もメニューにトルコライスを加えたことで、前評判は思いがけず膨らむ一方だった。独り歩きするトルコライスを味わいたくて、悪友と共に天理の繁華街へ。

▲これはワシが自由にトルコライスを作ったもの
お店の人に聞くとトルコ料理ではなく、長崎市発祥のボリューム満点な洋食だったのだ。起源は長崎で営業されていたビストロボルドーさんが、トルコ料理のピラフを基礎として、ナポリタン・豚カツの三種をワンプレートに盛り付けた料理として考案されたものだった。フランス国旗のような三種のことをトリコロールと言ったのが、このワンプレートのネーミングに関係しているようだ。 かくしてトルコライスは、日本人が大好きな食べもの三種盛りが定義のような、大人のお子様ランチとも言える楽しいものであった。


豚カツにデミグラスソースをぶっ掛けたり、豚カツを海老フライにチェンジしたり、ピラフをオムライスに変更するアレンジは、各店舗で料理人が切磋琢磨して、一斉に天理の飲食産業はトルコライスにアレンジを加えたようだ。やり過ぎたお店はカレーまでぶっ掛けたから、ある種の定義は確立しておくべきだったようだ。ただし現在は廃れて扱うお店も数少ない。
▼長崎で出されているトルコライスを再現してみた


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