

つい最近までは大きいで通っていた西条柿から、さらにその1.5倍の大きさがある奈良産の江戸柿を使うようになったのは、肉厚であればあるほど、半熟のようなあんぽ柿風に仕上がる率が高いのが理由だ‥‥‥しかし!例年の吊るし柿づくりは、皮を剥いて煮沸消毒で熱湯に十数秒間浸けては、ラム酒をスプレーして雑菌が付かないようにし、出来上がるまで毎日ラム酒をスプレーする方法を当然としていた。

ところが今年は何を血迷ったのか、ズボラをかましてラム酒以下を省略した結果、色が濃くドドメ色になり、しわしわのオジンの手の甲のように仕上がってしまった。ハッキリ言ってこれじゃ~バリバリ干し柿で、あんぽ柿の「あ」の字もない失敗だ!


去年までの丁寧な作り方(毎日ラム酒をスプレーし続けた)をした、去年の「極上吊るし柿(下の画像)」と比べてみると‥‥‥雲泥の差とはこのことだ! 目指す出来映えは「あんぽ柿」だったことを忘れ去った結果だ。

やっぱり、愛情と手間をかけないと、美しく美味しいものは出来ないと改めて実感した。本日の格言、美味しくするときの苦労は買ってでもやれ! と定めて反省しておくことに。今年の失敗吊るし柿作りをご紹介した。
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