炎のクリエイター日記・本店

 美味しいもの・史跡や歴史のご紹介など。 どんな素材も関西仕立てにクリエイト。

■八重山諸島の西表島から、遠浅の海を水牛車に乗って渡ると由布島につく。御者さんによる約15分間の三線の生演奏と島唄に癒される。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

茗荷を食べると‥‥ ~忘れたいことがある~

お友達から「茗荷(みょうが)」を頂いた。案外育てやすい生姜科の多年草で、プランターでも容易に育てられる優れものでもある茗荷は、食ったら忘れっぽくなるという言い伝えがある植物で、古典落語では、100両を運んでいる飛脚に、宿の主が物忘れをする「茗…

半熟オムライス ~酢飯の行き先はオムライスの中~

安売りスーパーの従業員さんから、余った「酢飯」を頂いた。そんなの、どうでもいいじゃないか!と聞こえてきそうだが、ご飯となると正面きって捨てられない感情が日本人にはある。ワシが、お寿司屋さんでバイトの頃は、酢飯は完全に余るもので、キッチリ空…

マグロのガーリック焼き ~卸売市場からの希少部位入手~

本マグロの身には、熱を加えてこそ旨みが出る「はちの身」なる希少部位がある。別名は脳天とも呼び頭部の赤身を指すが、マグロの産地である「紀伊勝浦」などなら、居酒屋さんでもメニューとして出されている場合がある。生で食べると筋っぽい部分で、熱を加…

うな丼 ~丑の日の「なごり鰻」を楽しむ~

我が家の鰻事情は、ワシ以外全員食べないので、一旦冷凍すればワシの気が向くまでその状態で残ることとなる。先日のお昼に冷凍庫を開けると、霜が出始めていたので、レンチンだけの簡単な食べ方を選んでみた。これがまた、手抜きのこんな方法でも、案外美味…

びわ湖畔でバーベQ ~無料なんで文句は言いません~

去年に今までより大きめのバイクを買って、既に1年経過したとお知らせが来た。それと同時に「うちの会社は会員制のバーベQ施設の経営もしているので、一年間有効の招待券をサービスします」の言葉を思い出し、持って行くと既に期限が切れていたが、担当者…

豚ロースのトマトソース ~うる得マン・トキオ城島くんをディスる~

先日はオッサンらしく、豚ヒレかつをご紹介 ←突っつくとリンクします。したが、ガラリと変わり「豚かつ用ロース肉」の筋を切り、フォークで穴を開けまくって、塩麹が沁み込み柔らかくなり易いようにして、冷蔵庫で半日漬け込む。水分と塩麹を拭き取り、コシ…

釧路の秋刀魚 ~今年は小ぶりでアッサリ味~

今年の秋刀魚も、去年と同様水揚げ量が減少しているという。その理由は、大型漁船でサンマ漁を繰りかえす、台湾・中国・韓国などの無茶獲りが原因だろう。彼らが日本の青魚を食べる習慣を真似、ゴッソリ獲るのも節度を持たないと、韓国の明太子のように、子…

タニシの佃煮 ~在来種を捕まえ泥出し下茹で~

そろそろ稲穂が重くなって「実るほど頭を垂れる稲穂かな」状態になりつつある。今年も豊作のような感じで安堵し、稲の根っこに視線を落とすと、タニシが蠢(うごめ)いている。日本の在来種のようだったので、オジイのレシピに従って佃煮をつくってみること…

秋蕪は家族に食わせ! ~捨てるところが見当たらない野菜~

みんなで力を合わせて「うんとこどっこいしょ!」それでも大きな蕪は抜けません。どんどん蕪を引っこ抜く人数が増えて「やっぱり蕪は抜けません」のオチは、ロシア民謡である。こんなメルヘンの世界とはかけ離れているが、栽培された秋物の蕪(秋蕪)は、出…

肉どうふ ~新入社員の頃お世話になったメニュー~

京都の四条烏丸へ赴任した時に、安月給の夜ご飯は京大学生街の北白川の定食屋さん。数々お店はあったが、その中でも毎度お世話になったメニューは「肉どうふ鍋定食/380円」で、ご飯のお替り自由で生卵付きは、当時最高に魅力的だった。そのメニューを再現し…

栗ごはん ~栗の皮むき下ごしらえで疲労困ぱい~

季節の風物詩「栗ごはん」は、炊き上がり出来立てを戴くと、紛れもなく秋を感じる最強の一品だが、栗ご飯に仕上げる労力は並大抵なものではない。まず破裂したイガから栗の実を取り出すのに、裂け目があるものは比較的ラクだが、全部が全部そういう仕様にな…

博多長浜ラーメン「みよし」 ~京都木屋町の豚骨ラーメン本格派~

前々から木屋町で飲んだあとに、店頭を通過すると超満員に膨れ上がった、博多長浜ラーメンのお店が気になっていた。この日は幸運なことに、まだまだ早い時間とあって、外からでも空席が確認できるほどだったので、店先から、積年の欲求を満たすために「博多…

豚ヒレかつ ~ボリュウムあってもペロリン~

ワシの豚かつの師匠は、学生時代によく通った大阪阿倍野の「トン亭」で‥‥とは言っても弟子入りしたわけでも、働いたわけでもなく、ご飯・キャベツのお替りが自由で、ソースをコテコテにかけた豚かつをオカズに、次から次へと遠慮無しにご飯を胃に詰め込んだ…

牛とじ丼 ~前日の牛丼を多人数用にリメイク~

前日の牛丼を煮込んだ鍋を覗くと‥‥肉少なめにして、玉ネギ・お汁多めのアンバランス具材であることは多々ある。こんな時のリメイクは、丼用片手鍋にお汁多め・具材も多少いれて溶き卵をまわし入れて「牛とじ丼」にリメイクしていくのがベストの選択だろう。…

ジャージャー麺 vs 汁なし担々麺 ~よく似たレシピの決定的な差~

ジャージャー麺の定義とは、豚ひき肉と細かく切った筍・椎茸などを、豆板醤・甜麺醤などで炒めて作った「肉ミソ」を茹でた麺の上に乗っけた麺料理である。お好みで、冷やし中華のトッピングのような、お茄子・かぼちゃ・いんげん・パプリカ・温玉などを乗っ…

京都のおでん屋 ~酒よし味よし心よし よしみの親父~

店内はいると、まず飛び込んでくるのは、鼻からおでんの香りと、視覚的におでん鍋。年季がはいってそうなコの字カウンターの右側に親父が座っているが、お世辞にもマスコットとは言えない、普通の酔っぱらい客のような雰囲気で、ワシの板前さんへの質問に、…

鶏モモ肉のポン酢ネギまみれ ~自家製手作りポン酢使用~

食べ方によっては、お馴染みの「焼き鳥」も色々と楽しめるものだ。鶏モモ肉をデカイまま塩麹に漬け込んで、半日寝かせたうえでコショウしてローストしたものを、食べ易い大きさに切る。お皿に盛って、その上から水に晒した刻みネギ・千切り生姜をばら撒き、…

独り酒~手酌酒 ~日本酒バー・益や酒店~

京都四条通りの藤井大丸あたり、四条御幸町通りを上がった東側に「益や酒店(ますやさけてん)」がある。カウンター9席と立ち飲み9席とテーブル席20数席の日本酒バーなのだが、お通しが食前酒扱いの「奈良の地酒・櫛羅(くじら)本醸造と肴/350円」が出さ…

アジなフライ ~鯵フライと爆発玉ネギ~

この時期と言えば、例年なら秋刀魚が出始めて初秋の味覚を楽しむのが、日本人のステイタスだったはず。しかし、最近はテレビでも放送されているが、日本の漁場に来る前の秋刀魚を、台湾・中国・韓国の大型秋刀魚漁船が、公海上で根こそぎかっさらうのもある…

京都で昼酒 ~新京極でお昼から飲める京極スタンド~

大阪や尼崎には、当たり前に飲んだ翌朝からでも迎え酒できるお店や、心新たに朝から飲みに行けるお店は数々あるものだ。大阪の新世界ジャンジャン横丁なんかが、その最たるものだが‥‥今回ご紹介するのは、見栄っ張りの地である京都の中心地、京都四条新京極…

スンドゥブチゲ鍋 ~辛さは、これくらいにしといたる~

朝鮮の豆腐の一種に、スンドゥブ(純豆腐)がある。日本の汲み出し豆腐のような柔かい豆腐のことを指すが、それを唐辛子ベースの、魚介類と言っても海老しかないが、その他の色んな出汁が感じられるように、干し貝柱エキスの天然出汁を使った「スンドゥブチ…

瀬田川(滋賀)の自然 vs 鴨川(京都)の粋

びわ湖・瀬田川と言えば、ルアーフィッシングのバス釣りに凝っている方ならば、芸能人で言えば「木村拓哉さん」や「反町隆史さん」などが、びわ湖用のクルーザーや別荘を持っているとの信頼性の高い都市伝説があるし、実際にヨットハーバーでチラッ!と見た…

牛肉の味醂焼き丼 ~こま切れ肉なら経済的~

我が家のオリジナル料理に「牛肉の味醂焼き」がある。何のことはない、オカンが多用した超簡単調理で、もっともお安い乳牛の廃牛的なお肉が、お弁当の上等おかずとして我が家に君臨していた頃のメニューである。少々高級感が必要な場合の、遠足・運動会など…

山盛り豚しゃぶ ~オニオンおろしポン酢ぶっ掛け~

去りゆく夏の疲れを取るべく、ビタミン摂取を「豚ロース肉じゃぶしゃぶ」に託して、どっさり纏めて湯掻いてみた。お皿にキャベツを敷き詰め、水気をしっかり切った豚しゃぶを盛って、オニオンおろしポン酢をドボドボっとかけただけ。アッサリ系であるので、…

無鉄砲ラーメン ~奈良の老舗は豚骨ラーメンの最高峰~

正確に言えば京都になるかも知れないが、奈良に多く見られる老舗ラーメン屋さんの本店なども、奈良平城京の間延びした趣を残すように点在している。そのなかで総ての本店を食べ歩こうとすると、あちこち回ろうとしても時間がかかって仕方がない。その有名店…

鶏ハラミ野菜炒め ~ローソン焼き鳥を使って10分で作る~

先日ご紹介したローソンの「焼き鳥ハラミ/127円」だが、チョイと工夫すれば立派な美味しい「鶏ハラミ野菜炒め」を、10分で作ることが出来る。お野菜としては、ジャガイモ・玉ネギ・椎茸・刻みニラくらいでOKで、ジャガイモ・玉ネギは各3分レンチンしたう…

ローソンでかでか志向 ~方針は大きく安く美味しく~

コンビニ業界の姑息なところは、焼き鳥でも~おにぎりでも~サンドイッチでも~、値上げには踏み切れないために、徐々にサイズを小さくして事実上の値上げをしてきた歴史がある。それは全コンビニ業界が申し合わせ、下手すれば独占禁止法ではないのか? 昔の…

しろ菜の炊いたん ~溶き卵でワンランクアップ~

関西で育ったワシは、小さい頃から菜っ葉というと「しろ菜」のことを指していた。漢字で書けば「白菜」となってハクサイみたいな感じが全国区だろうが、生まれ育った奈良を初め京都などでは「なにわ野菜」とも言われ、大阪では栽培地区の名前で「天満菜」と…

おかげ横丁・おはらい町・赤福かき氷

日本古来の「お伊勢参り」とは、関所をこえにくい時代の旅行のようなもので、一流の大店(おおだな)の旦那さまクラスが羽を伸ばすためのものであった。お伊勢さんでは、古くから毎月1日早朝に伊勢神宮にお参りする「朔日(ついたち)参り」という風習があ…

鳥羽の魚介類はシンプルに美味しい ~お魚・貝・エビの持ち味~

鳥羽に来れば、新鮮な海の幸である「お魚」や「焼き貝」がある。お馴染み「サザエのつぼ焼き」を始め、「帆立の醤油焼き」や「各種貝類のバター焼き」がたまらない。お魚では根魚と言われる地魚が美味しいし、お値段が立派なのも仕方のないお話だ。 仲居さん…