ののの・ド・メモワール

その日観た映画や本や音楽の感想を綴ったりしています

閲覧いただきありがとうございます。
日記のように色々なこと(主に読書、映画、音楽)のアウトプットをしていきたいと思います。まれに雑記も書きます。
実用的なことは書けませんがよろしくおねがいします

全体的に暑苦しい作品『日本沈没』

日本沈没 森谷司郎監督作の『日本沈没』を観ました。 深海調査中に日本海溝で異常を発見した田所博士と調査船員の小野寺を中心に日本列島が地殻変動で海底に沈むまでを描いた作品です。 小松左京による上下巻の大作を2時間半ほどに圧縮しているので、どうし…

2025年に観た映画4選

・リンダとイリナ(2024年) ・宝島 (2018年) ・トゥモロー・ワールド (2006年) ・神は見返りを求める(2022年) ・余談 ※追記 昨年観た映画の中で面白かった作品をピックアップします。 なお20世紀に制作・公開された作品は含めず、…

呉が舞台の作品『この世界の片隅に』

この世界の片隅に 片渕須直監督作の『この世界の片隅に』を観ました。 呉市の北条家へ嫁いだすずを中心に戦時下の呉市を描いた作品です。 主に昭和19年から終戦までの呉市が舞台で戦争がじわじわと日常に浸出してくる様子がとても辛い作品です。 この辛さ…

家族を助けるために・・・『グエムル−漢江の怪物−』

괴물 ポン・ジュノ監督作の『グエムル−漢江の怪物−』を観ました。 ソウル市の漢江に現れた怪物(グエムル)と怪物に家族を囚われたパク一家の奮闘を描いた作品です。 テムズ川、ハドソン川、セーヌ川、隅田川と大都市には大河が流れソウル市には漢江が流れて…

フチ子の乱 今年もお世話になりました。

今年もありがとうございました。 hode9.hatenablog.com 今年の目標?に私はコップのフチ子を集めることだったそうですが、5体集めて満足し集めていません。 今年の出来事で思い残すことは万博のイタリアパビリオンとバチカンパビリオンに行けなかったことで…

地下世界へ行く作品『星を追う子ども』

星を追う子ども 新海誠監督作の『星を追う子ども』を観ました。 自然に囲まれた小さな町で暮らす小学生のアスナと教師のモリサキが地下に存在する世界・アガルタへ向かうというストーリーです。 モリサキは亡くなった妻と再会したいために死者を蘇らせること…

規模がすごい作品『アレクサンドル・ネフスキー』

Алекса́ндр Не́вский セルゲイ・エイゼンシュテイン監督作の『アレクサンドル・ネフスキー』を観ました。 アレクサンドル・ネフスキー率いるノヴゴロド国民軍とドイツ騎士団が対峙した氷上の戦いを描いた作品です。 スウェーデンの侵攻に打ち勝ったことがあ…

世界より君を選ぶ作品『雲のむこう、約束の場所』

雲のむこう、約束の場所 新海誠監督作の『雲のむこう、約束の場所』を観ました。 分断国家となった日本の国境付近で過ごす中学生3人の様子を描いた作品です。 世界と彼女のどちらを選ぶかで彼女を選んでしまうのがセカイ系というジャンルの特徴のようである…

思い込みはこわい『殺人カメラ』

LA MACCHINA AMMAZZACATTIVI ロベルト・ロッセリーニ監督作の『殺人カメラ』を観ました。 南イタリアの小さな港町で写真に写った人物に死をもたらすカメラを手に入れた写真屋チェレスティーノが町の悪人を次々と写真に納めていくというストーリーです。 チェ…

貴族の最後『安城家の舞踏会』

安城家の舞踏會 吉村公三郎監督作の『安城家の舞踏会』を観ました。 第二次世界大戦後の安城邸で開催される舞踏会を舞台に華族である安城家の人間模様を描いた作品です。 舞台は安城邸に限定される中、独創的なカメラワークで単調になってしまいそうな室内劇…

神の子とコカイン『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』

Diego Maradona アシフ・カパディア監督作の『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』を観ました。 ディエゴ・マラドーナのひたむきにサッカーに打ち込み傑出した選手へ成長した姿と薬物やマフィアとの関係そして隠し子騒動などスキャンダルに見舞われた姿の両側面…

童話原作のホラー『3びきのくま 血塗られたごちそう』

Goldilocks and three bears death and porridge グレイグ・リーズ監督作の『3びきのくま 血塗られたごちそう』を観ました。 森深い山荘に勝手に忍び込んで休暇を楽しむ男女五人がゴルディロックスと三匹のこぐまに襲われるというストーリーです。 今作の海…

不良少女から暗殺者へ『ニキータ』

NIKITA リュック・ベッソン監督作の『ニキータ』を観ました。 警官3名を殺害し無期懲役となったニキータが政府の特殊工作員として雇われ暗殺に従事するというストーリーです。 前作の『グラン・ブルー』では卓越した潜水能力をもつフリーダイバーのジャック…

タイトルがすごいながい作品『ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン』

Vampire humaniste cherche suicidaire consentant アリアーヌ・ルイ=セーズ監督作の『ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン』を観ました。 同情心が強いために人を殺して血を吸えない吸血鬼サシャと高校で…

露伴先生、ヴェネツィアに行く 『岸辺露伴は動かない 懺悔室』

at a confessional 渡辺一貴監督作の『岸辺露伴は動かない 懺悔室』を観ました。 ヴェネツィアのある教会で岸辺露伴が仮面の男が告解で語る奇妙な出来事に巻き込まれていくというストーリーです。 『死刑執行中脱獄進行中』に収録の原作に脚色が付け足され、…

加賀まりこがかわいい『月曜日のユカ』

月曜日のユカ 中平康監督作の『月曜日のユカ』を観ました。 横浜の港町で男を悦ばせることを生きがいにするユカはパトロンのパパと恋人の修を悦ばせようと生きる姿を描いた作品です。 ユカが男を悦ばせることにアイデンティティを見出しているのは、かつて占…

『シルヴァー・シティ・リヴィジテッド』

Silver city revisited ヴィム・ヴェンダース監督作の『シルヴァー・シティ・リヴィジテッド』を観ました。 街並みや絵葉書などを長回しの定点撮影で映した少ないショットで構成された短編映画です。 ミュンヘンからパリで画家修業に励むヴェンダース監督は…

映画のようなゴミ『プラン9・フロム・アウタースペース』

plan 9 from outer space エド・ウッド監督作の『プラン9・フロム・アウタースペース』を観ました。 宇宙人が墓地の死体を操り、それに慌てふためく人々を描いた作品です。 この記事でちょうど400記事目なので記念に当ブログに初めて書いた映画感想であ…

マルクス・ブラザーズの『ラヴ・ハッピー』

Love Happy デヴィッド・ミラー監督作の『ラヴ・ハッピー』を観ました。 売れない道化師のハーポがたまたまロマノフ家のダイヤを手に入れ、それを追う盗賊のマダム・エグリチと一味に追われるドタバタコメディです。 黒縁メガネに極太眉毛とひげがついたパー…

バッドテイスト風な作品『ヘルター・スケルター』

蜷川実花監督作の『ヘルター・スケルター』を観ました。 全身整形によりトップモデルへ変貌したリリコの虚楽に満ちた日常と自分がいつか忘却されることへの不安を描いた作品です。 悪趣味で露悪的な作品を撮ろうという意図が伝わるも大して悪趣味でもなけれ…

直球すぎるタイトル『娘の結婚』

Printemps tardif 市川崑監督作の『娘の結婚』を観ました。 妻を亡くした雨宮周吉は娘の規子と共に暮らしています。 周吉はこのまま娘をいいように使うことにためらいを感じ彼女の将来を案じ、規子は寡夫である周吉のことが心配なので父といたいと願い、その…

過去と現在を見る作品『デ・ジャ・ヴュ』

jenatsch ダニエル・シュミット監督作の『デ・ジャ・ヴュ』を観ました 17世紀のスイスで活躍した政治的指導者のヨルグ・イェナチェについて取材するクリストフはイェナチェが暗殺された時に握っていた鈴を手にして以降、過去と現在が曖昧になっていくとい…

ドイツ帝国と戦うヒーロー『ワンダーウーマン』

Wonder Woman パティ・ジェンキンス監督作の『ワンダー・ウーマン』を観ました。 アマゾン族の王女・ダイアナ(ワンダーウーマン)が人類を救うために第一次世界大戦へ参戦するというストーリーです。 女性戦士だけで構成されたアマゾン族は外部から遮断され…

右翼青年の苦悩『凶気の桜』

凶気の桜 薗田賢次監督作の『凶気の桜』を観ました。 渋谷を拠点に平成維新を掲げる若いナショナリストたちが結成したネオトージョーの行く末を描いた作品です。 ネオトージョーを構成する山口、市川、小菅は夜な夜な渋谷の街で彼らがフェイクジャップと呼ぶ…

惹かれ合う妻と義父『山の音』

山の音 成瀬巳喜男監督作の『山の音』を観ました。 鎌倉のある邸宅で二世代同居する家族、夫・修一の浮気に耐える妻の菊子とその姿を見守る義父の信吾の心が揺れ動く様子を描いた作品です。 修一の浮気により息子夫婦が破綻し家長としての責任を感じる信吾と…

不幸な少女の人生『何が彼女をそうさせたか』

何が彼女をそうさせたか 鈴木重吉監督作の『何が彼女をそうさせたか』を観ました。 貧困を理由に身売りさせられた澄子の不幸な人生を綴った無声映画です。 長らく行方不明であった作品だけあり、いくつかのシーンが散逸して残念なのがラストに澄子が教会を燃…

俺のアヤどこにいるんだ?『終戦のエンペラー』

Emperor ピーター・ウェーバー監督作の『終戦のエンペラー』を観ました。 昭和天皇の戦争責任の調査と恋人のアヤを探すフェラーズ准将とワシントンDCから天皇の処刑を要求されているダグラス・マッカーサー元帥率いる連合国軍総司令部(GHQ)が戦後日本…

ラ・ディアブラ『スサーナ』

Susana demonio y carne ルイス・ブニュエル監督作の『スサーナ』を観ました。 少年院を脱獄したスサーナが農場に佇む豪邸へ逃げ込み、その一家を混乱の中へ引きずり込んでいくというストーリーです。 色恋に溺れた人間にとって信仰など大したことはないとい…

我が家の 姉ちゃん TATTOOあり

実家に機材を取りに帰ったら、リビングで姉ちゃんがメタルギアをしていました。 個人情報なので伏せますが、どうやら少々私生活で問題を抱え帰ってきているようです。 それよりも私は姉ちゃんの太ももにびっくりしたので思わず聞いてしまいました。 「姉ちゃ…

水野美紀さんが出ています『口裂け女』

口裂け女 白石晃士監督作の『口裂け女』を観ました。 ある地方都市で裁ちばさみを片手に子どもたちを襲う口裂け女が出没し、小学校の先生たちが口裂け女の謎に立ち向かうというストーリーです。 ながら観してしまったのでストーリーも正しいのか定かではあり…