先日、fieldを歩いていて実生のマユミの枝先に「ウスタビガ」の空繭があった。
少し前からマユミの木の枝先で産卵するミノウスバをチェックをしていたので見つけることが出来たのだ。
ウスタビガはヤママユガの仲間で、この辺りでは11月中旬から12月初旬にかけて見られる大型の美しい蛾。
オスは濃いオレンジ色、メスは黄色で共に前翅後翅にそれぞれ一つの透明な眼状紋(目のような斑)を持っていて、危険を感じると翅を開いて4つの眼状紋を見せ敵を威嚇する。
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ウスタビガの繭は鮮やかな緑色で、形状がカマス(カマスは叺と書き、藁を二つ折りにして両端を閉じて袋状にしたもの)に似ている事からヤマカマスとも呼ばれる。
今の時期見られる繭は既に成虫が羽化した後で中には蛹殻だけが残ったもの。
この繭には卵が産み付けられていた。
メスが羽化して繭から出ると、すぐにオスがメスのフェロモンを嗅ぎつけてやって来る。そこで交尾をして繭に卵を産み付けることがあるのだ。
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産み付けられた卵は14個。
幼虫は様々な植物の葉を食べる広食性だが、ニシキギ科のマユミも食べるのだろうか?
それとも周りにあるコナラなどから幼虫が移動してここで営繭したのだろうか?
孵化は来年の4月頃、卵から生まれた幼虫たちを見ることが出来ればいいのだが、捕食者に食べられたり、すっかりこのことを忘れていたりとなかなかの難関である!
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2025年12月18日 東京都 チョウ目ヤママユガ科 ウスタビガ
カテゴリー チョウ目
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