■はじめに
免責事項:本投稿は私個人の知見に基づいております。
所属する会社・組織とは一切関係がございません。
この投稿は、vExperts Advent Calendar 2025 の 22日目です。

普段 VCF Operations を触る機会が少ないため、本投稿では vCenter Linking のログを探索します。
トラブルシューティングも兼ねて、vCenter Linking の設定が失敗した際に、サポートバンドルからエラー原因を特定する方法を自分なりに模索した内容となっています。
■目次
■対象者
本ブログの対象者は以下です。
・VCF Operationsのログ解析に興味がある方
■環境
今回利用する環境は以下です。
vCenter Linking の検証であるため、操作対象は以下のコンポーネントとなります。
・vCenter : vc-mgmt-a.site-a.vcf.lab, vc-wld01-a.site-a.vcf.lab
・VCF Operations : ops-a.site-a.vcf.lab
■今回の検証
トラブルシューティングをするため、事前にvCenterに細工をしました。
そのため、vCenter Linkingを設定した際にステータスがErrorとなります。
それでは、vCenter Linking の設定からトラブルシューティングを進めていきます。
■vCenter Linking設定
まずはvCenter Linkingを設定します。
以下手順に従って設定画面に移動
Infrastructure Operations > Configurations
Create GroupでGroup名を入力してNEXT

vCenter Instanceを選択してNEXT

作成内容を確認してFINISH

ステータスがエラーとなることを確認

■サポートバンドルダウンロード手順
次はサポートバンドルを作成しダウンロードします。
以下手順に従ってサポートバンドルの画面に移動
Administration > Control Panel > Support Bundles
ADDを押下

Full Support bundleを選択

サポートバンドルが作成できたらダウンロード

■エラー原因の解析
これより、ダウンロードしたログバンドルよりログ解析を行います。
先ず、ダウンロードしたログバンドルがzipファイルとなっている為、unzipコマンドで展開します。
展開すると2つのzipファイルが確認できます。
・ops-a.site-a.vcf.lab.zip
・cluster_info.zip
vCenter Linkingのエラーを特定
ops-a.site-a.vcf.lab.zipを展開することでvCenter Linkingのログファイルが確認できます。 vCenter Linkingのログはlogs/vrops-vcenter-linking.log で確認できます。
とりあえず、errorというワードでgrepしたところ、vCenter Linkingのエラー理由がログに出力されております。
一部のvCenterでサービスがunavailableになっているため、もう片方のvCenterでpeerの利用ができない状態になっているようです。

今回は2つのvCenterがある。
どっちのvCenterでサービスがunavailableになっているか特定する必要があります。
余談:全てのvCenterにログインしてサービスの状態を見に行けば・・・?というコメントはおやめください。
折角なので、vCenter IDから対象のvCenterを特定してみましょう。
それでは気を取り直して・・・
vCenter IDとvCenter Instance UUIDの関連付け
エラー出力にあるvCenter IDからvCenterのinstance UUIDを特定します。
UUIDを確認するためのログは複数ありますが、本ブログではvar/log/httpd/access_logで確認します。

赤枠が対象のInstance UUIDとなります。
このUUIDと関連があるvCenterのサービスがunavailableになっていると予想できます。
vCenter Instance UUIDとvCenter FQDNの関連付け
次に UUID から vCenter の FQDN を特定します。 logs/analytics.audit-*.logを確認することでuuidとvCenterのFQDNの両方が出力されております。

赤枠よりvCenter(vc-wld01-a.site-a.vcf.lab)でサービスがunavailableになっていると予想できます。
■ vCenterの状態確認
では実際にvCenter(vc-wld01-a.site-a.vcf.lab)を覗いてみます。
- vCenterにSSH接続
- 以下コマンドでUUIDを確認

vc-mgmt-a.site-a.vcf.lab
access_logで確認したUUIDと一致したため、間違いないようです。
次にサービス状態を確認します。
どうやら vpxd が stop 状態となっているようです。

■サービス起動とvCenter linkingをリセット
vpxdのサービスを起動します。

vCenter Linkingをリセットします。

Active状態となりました。
■さいごに
さいごに所感となります。
複数の製品が関係してくるとログの調査が難しいことが分かりました。
今回だとvCenter Linkingのログで対象のvCenterを見つけることが出来ず、ほかのログを探索するということが良い学びとなりました。
今後もログ解析に役立つ情報を投稿していければと思います。













































































