hiro_ame’s blog

美術マニアで科学と宗教を学ぶのが大好きな絵描き。

2024-01-01から1年間の記事一覧

盛り盛り増し増しでゴチャゴチャ ルーベンス

ピーテル・パウル・ルーベンス 〇1623年(46歳頃)の『自画像』 from wikimediacommons この人はバロックを代表する超大画家です。 羨ましいくらいの人生順風満帆人生で奥さんともラブラブ。生前から才能が評価され、大成功。それは死後も変わらず大画家の名…

イタリアの偉大なる画家にして殺人者カラヴァッジオ(続き)

今回はカラヴァッジオ後半です 前回はこちら hiro-ame.hatenablog.com 前述した通りカラヴァッジオ天晴な犯罪歴にもかかわらず、超VIPパトロンの枢機卿たちにもみ消してもらったりしてすぐに牢屋を出してもらえてました。(当時のキリスト教の腐敗がよくわか…

イタリアの偉大なる画家にして殺人者カラヴァッジオ

バロックはカラヴァッジオから始まったと前回書きました。 バロック芸術とは16~1700年代頃の芸術様式です。特徴については前回を見てみてください。 hiro-ame.hatenablog.com 今回は、バロック絵画を確立したといっても過言ではないカラヴァッジオの作品を…

バロックという名の劇場世界

「バロック」とはどんな美術様式なのか? バロックは1600〜1700年頃の様式です。 バロックの代表画家といえばカラヴァッジオやルーベンス、レンブラント、フェルメールなどビックネームがいろいろ出てきますが、つまりどんな様式なんでしょう? それより前の…

印象派とは ⑦日本における印象派「松方コレクション」

美術にあまり詳しくない日本人でも「印象派」は知っているというのをよく耳にします。 なぜ日本でこんなに印象派は人気で有名なんでしょう? クロード・モネ『睡蓮』from wikimediacommons 印象派の作品は聖書や神話の話など小難しい知識を必要とせず綺麗な…

印象派とは ⑥印象派メンバーたち vol.2

前回から印象派メンバーのそれぞれの作品について紹介しています。 今回はその続きから。 前回書いた、モネやルノワール、ピサロ、シスレーは「筆触分割」という技法を使って作品を制作していたメンバーです。 hiro-ame.hatenablog.com 今回紹介する人たちは…

印象派とは ⑤印象派メンバーたち

前回、新印象主義まで行ってしまいましたが、時を少し戻して。 印象派はモネやルノワールだけじゃありません。 過去のブログ印象派②のときも書きましたが、印象派メンバーが主催した「印象派展」は第1回から第8回まで行われており第1回印象派展の出品参加者…

印象派とは ④色彩理論 新印象主義

モネやルノワールが筆触分割という技法を使って絵を描いていたことを前回書きました。 hiro-ame.hatenablog.com これが更に時代が進むと、ジョルジュ・スーラやポール・シニャックという画家が出てきます。 この人たちは「点描画」をやり始めました。 スーラ…

印象派とは ③筆触分割 色彩理論

前回書いた、モネとルノワールが追及した「筆触分割」という技法についての続きです。 これは「色彩分割」や「視覚混合」などとも言われています。 これは、葉っぱを描くときに緑を塗るのではなく青と黄色を隣同士に塗って遠巻きに眺めることで眼が錯覚を起…

印象派とは ②筆触分割 モネとルノワール

最初から余談ですが、「印象派」の定義はなかなか難しいんじゃないかと個人的には思います。 定義1.印象派の展覧会を開催したメインメンバー 個人的にはこれが一番近い定義かなと思います。 印象派展は第1回~第8回まで開催しましたが、実は第一回の出品者だ…

印象派とは ①第一回印象派展

印象派とは1800年代後半に若い画家たちが立ち上げた美術サークルです。 主なメンバーはカミーユ・ピサロ、クロード・モネ、オーギュスト・ルノワール、エドガー・ドガ、ベルト・モリゾ、アルフレッド・シスレー、ポール・セザンヌ等 当時画家として成功する…

Report『パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ』

パリのポンピドゥーセンターは近現代芸術作品が揃うヨーロッパ最大の、大型の美術館です。 ここが近々改修工事ということで、重要作品がたくさん来た贅沢な展覧会でした! ロベール・ドローネー『パリ市』大きくて見応え抜群の名作 「キュビズム」と言ったら…