
童友社の9ミリゲージセットのはなし、先ずは車両から。
今回入手したのは私が持っていたC10ではなくそれより前にリリースされていたらしい「C58」のセットです。
ラインナップにはこのほかC11のセットもあったそうですがこれは見た事がありません。

そのC58ですが、写真をご覧頂ければお分かりのように「これのどこがC58!?」という形をしています。
C10の方はまだ実車に近い形態だったのですが…
一番の問題はテンダーが無くてコールバンカーが後部に付いた形状で、電池を後ろの貨車に積む構造なら多少プロポーションが変でも「電池搭載の炭水車」にした方が少しはテンダー機関車らしくなった気もします
車体はプラ製(プラモデルなので当り前か)の一体成型で車輪もプラ。
おまけにデフレクターが欠落しているのでますますC58に見えません(笑)

その一方で伝達機構とウェイトは金属(恐らくダイカスト)製。モータとつながるギアもかなり本格的で殆どNゲージの動力機構そのまんまと言った趣です。
ここだけ見ると到底「プラモデル」とは思えない本格的な駆動系です。

尤もロッドだけは一枚板の金属製で玩具丸出しですが、これとてレールに載せて転がせばきちんと連動します。

但し、それだけに車輪の工作にはかなりの精度が要求され(ここで引っかかるとまともに転がらない)子供の工作のレベルではかなりきつい物があります。
これは私自身の経験、およびこの個体を手に取ってみて実感する所です(大汗)

このモデルの前のオーナーはかなり良い状態で取っておいたらしく派手な破損はありませんでしたが、工作ミスが散見される事、接着剤などの処理の甘さなどからおそらく当時小学3年~5年生位だったのではないかと思います。
これより低い年齢だと動力がきちんと作れません(そもそも説明書が理解できない)し、親が代理で作ったのなら表面処理がもっときちんとするだろうと思われる所からの推定です。
それにしても、
これの実物を見ていると「こいつをどうにかしてレイアウトに入線させたい」と言う欲求がむらむらとわき起こるのも事実です。
実際、どうやって入線させるかいくつものプランが頭に浮かんでいます。
それらの計画、実行については車両工作の項で追々触れていきたいとは思いますが「趣味の原点~」のコーナーとしてはとりあえずここまでとします。