
今回は先日入線した宮沢模型のHOゲージBタンクのはなしですが、実は前回だけでこの話は終わりませんでした。
親類の形見として持っていた同じ宮沢のBタンクの存在は前回も書きましたが、帰宅してからそちらのBタンクも引っ張り出して今回のモデルとの2ショットを撮影したのですが、改めてよく見るとどうもおかしい。
今回のモデルが黒塗装の仕様で親類の物が黒染め(または黒メッキ)の仕様の色違いくらいの認識だったのですがボディそのものにもかなりの相違点があるのです。
こうして並べる迄は二つのBタンクは単純な色替え製品くらいに思っていましたが・・・
親類の方をA、今回入線のをBとしてざっと相違点を上げると

1)Aがボイラーが太い
2)ボイラーの長さは心持ちBが長い
3)煙突はどちらもダイヤモンドスタックだが形状が異なる
4)サイドタンクは微妙にBが高い
5)シャシの形状も異なる
6)動輪もBは簡易式だがAはスポーク入り
7)点灯式のヘッドライトもケースの形は同じだがAが方が大きい
驚いた事にキャブ周り以外、このふたつは造形自体が異なっていたのです。
それでいて見た目の印象が全く同じに見えていたのですから凄いはなしです。

形状の変更に金型の改修が必要なプラ製模型と異なり金属製の手作り模型の場合は設計図の書き換えで対応できるからか、この種の設計変更が比較的容易だったのかもしれません。
いずれにしても今回の製品が単なる色替えではなかったのはある意味収穫だったと思います。
何にせよ「同じ模型の2両目をわざわざ買った」という罪悪感は多少軽減できますから(笑)
走りっぷりは年代の差は感じるものの動力の構造は同じなせいか、ほぼ同じ印象でした。

それにしても「同じに見えて実はかなり違う造形」というのは準ハンドメイドのモデルが多い昔のHOゲージモデルらしいところであり、面白い所でもあります。