光山鉄道管理局MARK2

鉄道模型やレイアウトについて工作・増備・思うことなどを羅列しています。 なお、こちらはメインブログのアーカイブです。

今月の掘り出し物・学研の0系新幹線

 いつのまにか増えに増えている0系新幹線のモデルのはなしから

 2015年夏の帰省の時のはなしです。
 実を言いますと今回の帰省とそれに伴う「中古モデルツアー(笑)」は望外な掘り出し物に恵まれたものとなりました。

 前回「モデル購入を目的化したツアーの不毛さ」について書いたばかりでしたから皮肉な話ではあります。

 まず最初に私が驚いたアイテムから。
 学研の0系新幹線大窓仕様の9連。これが動力車も含め1両辺り3桁価格でしたから中々のものです。
 今は0系のモデルなどこれより出来のいいのがそれこそ掃いて捨てるほどあるので、あえて旧製品の0系に手を出そうというユーザーもそういないからかもしれません。

 外函が紙製でそれなりにくたびれてはいるのですがモデル自体のコンディションは比較的良いほうです。

 動力車は食堂車で動力ユニットを隠しやすい35形。
 箱にも「西独TRIXモーター使用」と自慢げに書いてありますがこの図体の車両で片側の台車しか駆動しない上にトレーラーの台車の抵抗が意外に強いため5連でものったらのったらした走りになってしまっています。勿論購入車両すべてを使った9連などやろうものなら動力が空転するだけでまるで走りません。

 因みに35形単体だと意外と軽快に走ります。

 さきに「9連」と書きましたが実際に製品化されたのは21・22・25・26・35(M)の5種類なので今回のセットも25と26が2両づつあるという組み合わせでした。
 モデルにはグリーン車に相当する車両が設定されていなかったので以前紹介したプラッツのZゲージ0系並みのモノクラス編成という事になります。
 (そのくせ食堂車はしっかりとついている笑)

 しかしこれではどうにもなりませんので編成でまともに走らせようとしたら25か26にブースター動力を組み込んで使うべきと思います。

 但し、適合する動力が有るかどうかという問題がありますが・・・

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 9両も入線させたのに学研オリジナル動力の35形があまりに非力だった為に帰宅後もまともな運転ができていませんでした。
 ゴムタイヤも試したのですが如何せん片軸駆動と車体の軽さゆえにほとんど効果なし。
 あとは動力自体のコンバートくらいしか思いつけません。

 そんな折に知り合いが手持ちのKATOの小窓仕様の動力車を貸し出してくれました。
 KATO動力の新幹線のパワフルさは運転会で見て知っているのでこれならどうにかなるのではと言う期待を持たせてくれます。

 早速編成に混ぜ込みました。
 KATOのM車が食堂車の37だったのもこの場合違和感が少ないので好都合です。
 40年以上前の学研と比較的最近のKATOのモデルとでは色調に違いが目立つのではないかと言う危惧もあったのですが実際つなげてみると案外目立たなかったのは見つけモノでした。

 さて、試走。
 流石KATOの動力だけあって直線では9連を何とか牽引、勢いに乗せれば結構新幹線らしい走りになります。
 ところがカーブ(317+391Rの緩和曲線)ではトレーラーの抵抗が大きいのと学研の車体の軽さの為に脱線が頻発した為にKATO動力も盛大に空転を初めてしまい9連での運行は不可能でした。

 やむなく中間車を抜いてゆくと7連でやっとこさ周回を始め、6連ではKATO動力が威力を発揮してくれました。
(因みに先日アドバイス頂いた学研35との2M運転ですが学研の動力がKATOと上手く同調しないために却ってお荷物になってしまい失敗でした)

 ですがKATOの0系動力車の代打はどうにか行けそうですので、これからでもM車単体の出物を探してみようかと言う気にはなりました。

 最後に
 自慢の編成の動力車を貸してくださったHさん。
 本当にありがとうございました。
 空転しまくりのM車を見るのは心臓に悪かったと思います。すみませんでした。もうしません(大汗)

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 今回はグランシップトレインフェスタでの戦利品(?)から

 エンドウの0系1000番台新幹線ひと編成。
 0系は既に学研製を昨年故郷の中古屋で入手しているのですが(ここでKATOもTOMIXも出てこないのはなぜ?)小窓車のブラスモデルはかねて欲しかった一品でした。
 一部車両のパンタ部に瑕疵があり、また一部に塗装のひび割れも散見されたせいか割合安価でした。

 このモデルの魅力はひとえにブラスによるクリーンな造形に尽きます。
 0系の独特な先頭部は細密感よりも全体の印象把握が物を言う所であり学研製はやや繊細過ぎる造形とプラスチッキーな質感で損をしているのですが、エンドウ製は細密感では劣るもののそれ以外の全てで学研製を凌駕します。
 特に小窓車の窓周りの抜けのきれいさは現在のプラ製品に引けを取りません。

 動力も試走した範囲では結構スムーズに思ったのですが帰宅後レイアウトを試走させるとスムーズなのはスムーズでしたが速度自体はそんなでもありませんでした。
 尤もこれは普段スケールスピードよりも速めに走らせているせいもあるのでしょう。

 このモデルについては少し腹積もりもありまして「折角のブラス車体なら室内灯を組み込んでみたい」というのもあります。
 物理的に光漏れのリスクも少ないですし。

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 新幹線大爆破ネタと絡めて(笑)


 この作品の後半のクライマックスは爆弾を外すための機材を受け渡しするために救援列車をひかり109号に並走させ二本の列車の間で梯子を渡しながらガスバーナーやボンベを受け渡す所です。
 時速100キロで速度を固定して障害物のある地点までの15分で全ての受け渡しをしなければならないサスペンスはそれなりに緊迫感があります。
 が、時速100キロで15分と言うと約25キロにわたる区間で上下線の間に信号などの障害物が無いという設定になりますが実際の新幹線はそういう構造になっているのか少し不思議ではあります。
 (ご存知の方はご教授いただけると嬉しいですが)

 まあ、それはさておき、
 劇中ではひかり109号と同じ仕様の0系大窓仕様の4両編成の電車が並走していますが本来ならばドクターイエローみたいな専用列車を仕立てて走らせる方がよりそれっぽかった気もします。
 (たまたま空いていた別編成を109号と並走させたという設定もあり得ますがそれならそちらも12両以上のフル編成だったらよかった気もします。記憶に間違いなければあの当時通常仕様で4連の0系の編成はありませんでしたから)


 そのシーンにふさわしいのを私の手持ちで漁るとマイクロの941形あたりが該当します。
 (4連仕様も存在する様ですが如何せんモデルも実車も見た事がありません汗)

 こちらの方は見るからに救援車と言う雰囲気のルックスで非常感が満点の様な気もします。
 恐らくは予算の都合で救援車のミニチュア(実際にはその他に運転台周りの実物大セットも必要だった筈です)まで作る余裕が無かったのか、あるいは最初からこういう編成が存在すると知らなかったのかもしれません。


 そんな訳で模型の世界でそのシーンを再現してみるのも面白い気もします。

 型の新しい0系小窓車であればプラッツのZゲージでも同じシーンは再現可能。むしろ今だったらそちらの方がより手軽かもしれません。