新潟発!ハイスタ難波氏の「なみ福」が浅草に
つくばエクスプレス・浅草駅のA出口から雷門方面へ徒歩3分ほど。食通街の並びに2025年6月9日にオープンした「新潟ラーメン なみ福 浅草店」へ。コチラはパンクバンド「Hi-STANDARD」のベースボーカル・難波章浩氏のお店だ。難波氏の知名度に加え、新潟の名店の味の継承という事もあり、浅草店のオープン時にはニュースにもなった。


コチラで提供するのは、新潟育ちの難波氏が『ソウルフード』と公言する「楽久」の味を受け継いだアッサリ醤油ラーメンだ。「楽久」は新潟大学そばで19年営業してきた人気店。ところが女将・葛見由紀子氏から「2021年11月末に閉店する」との報が。それを聞いた難波氏は「この味を守らせてほしい」と直談判し、継承させてもらうことに。
まず女将さんから建物と土地を買い取り、料理人や改装を手掛ける大工など協力者も募集。難波氏の「波」と「食べて福をもらえる一杯」という想いを込め「なみ福」の屋号で再出発した。ただ買い取った「楽久」の建物は駐車場が手狭で、佐渡島を望む角田浜に新たに本店を構えることに。歴史ある浜茶屋を改築して2022年9月にオープンした。


一方の「楽久」店舗は現在は「なみ福 新大店」として冬期限定で営業中だ。そして新潟での挑戦の後、難波氏は東京の拠点・浅草で営業を辞めて久しい寿司屋の築60年の建物に惹かれ、建物自体は残しつつリノベーション。こうして誕生したのが今回訪れた「なみ福 浅草店」である。難波氏の誕生日「6月9日」のオープンとなった。
さて前段が長くなったが、浅草店は1Fにカウンター6席、2Fにもテーブル席が用意されている。麺メニューは基本はアッサリした煮干し醤油の「ラーメン」が主軸だが、秋冬限定で「味噌」も用意。なおPOPに『ラーメンチャーハンセットがなみ福のスタイルです!』とあるように、麺+チャーハンセットが売れ筋のようだ。


またエチゴビールをはじめ、長岡市「HEISEI BREWING」、阿賀野市「スワンレイクビール」のクラフトビール各種も楽しめる。なお隣接する「なみ福茶屋」ではソフトクリーム、シェイク、アフォガードなどのスイーツやブレンドコーヒーも提供しているので是非。今回はスタンダードという「ラーメンチャーハンセット(1350円)」を注文した。
澄んだすープは煮干しをふんだんに使ってじっくり炊いた清湯で、嫌な臭みはエグみは皆無。一方でしっかりと煮干しの存在を感じられる旨いスープだ。そこに平ザルで湯から上げた細ストレート麺を合わせている。しなやかな食感でスープとの絡みも抜群である。チャーシューは新潟県産豚のバラ肉を3日漬け込み仕上げた煮豚が1枚。


ほかメンマ、刻みネギとシンプルな構成だ。そしてお楽しみのチャーハンだが、こちらは新潟県産こしいぶきを使っている。具材はチャーシューと卵のみで、サイドに胡瓜の漬物と紅生姜が添えられる。ラーメンスープとチャーハンを交互に口に運べば至福の時間が。アッサリだが旨味しっかりの一杯、煮干しファンはぜひ一度ご賞味を!
<店舗データ>
【店名】 新潟ラーメン なみ福 浅草店
【住所】 東京都台東区浅草1-6-4
【最寄】 つくばエクスプレス「浅草駅」A出口徒歩3分