2009-01-01から1年間の記事一覧
ブログを始めて二年近くになる。その日その日思いついたよしなしごとを始業前の三十分ばかりを使い書いてきた。物言わぬは腹ふくるるわざとばかりにフライング気味の記述もあったかもしれない。 習慣になってしまい、ついつい毎日書いてしまうようになって、…
地位が仕事が人を育てると云われるが、鳩山首相の場合はいかがなものか。前政権の負の遺産の大きさに同情の余地はあるが、100日を過ぎれば支持者からも歯に衣を着せない評価がされるだろう。2010年を鳩が虎に変身し吠える年にしなければ、平和も語れ…
年末年始のような長い休みの前には、いろいろな準備が必要となる。難病患者の休み中の指導、往診患者の休暇中の対応、重症患者の往診計画など。今年は末期癌の患者さんが居るので休みといっても身動きが取れない。東京へ一泊で出かけるくらいで、家でのんび…
亀井「しずか」から亀井「賑やか」、いや亀井「やかましか」。鳩ぽっぽ氏は亀井「だまらんか」と思っているだろう。
山より大きい猪は出ないというのは、疑心暗鬼や不安恐怖から来る萎縮や自失を戒め冷静沈着な行動を導こうとする教訓だろう。 確かに山より大きい猪は居ないのだが、真実より大きい嘘はありそうだ。世界人類の平和のためとか地球益だとか、本当のようで本当だ…
クリスマスにデート無し男どもで忘年会をした。趣味を通した異業種の集まりで、一番若いのが六十歳と二週間、半数が前期高齢者だ。 東南アジア出張が長かったF氏の肝いりでタイ料理にしたのだが、辛い料理が多く、一部からブーイングが出た。どういう訳か当…
天皇陛下のお気持ちを忖度するとはけしからん。この発言にはお前ごときがとかお前の都合でとかという条件が隠されている。忖度するなと脅す人も勿論忖度しているわけで、ただそれを言わないだけだ。歴史に学ぶまでもなく、こうして権威は利用されてきた。 そ…
遺伝子のDNA鎖には蛋白質を合成するのに必要な部分(エクソン)と充填材の様に介在するイントロンと呼ばれる部分がある。実際に蛋白を合成するためにRNAに遺伝情報が転写されるとイントロンの部分は捨てられて必要なエクソンの部分だけが連結され蛋白…
友人が開いてくれた小コンサートに招かれ、ピアノと歌曲を堪能した。彼がよく昼食を摂るレストランで毎週金曜日にピアノを弾いている音楽科の女子学生をスカウトしてきたのだ。毎日演奏者が変わるのだが彼女が一番のびのびとダイナミックに弾いていると云う…
生老病死が避けがたいものであることは我々のような仕事でなくとも、大人になれば誰しも骨の髄に浸みて理解していることだ。まあしかし、それに関わることを生業にしていると、不謹慎のそしりを受ける感覚も出来てくる。医師はさほどではないと思うが、薬品…
初めて山崎豊子の小説を読んだ。非常に面白かった。夢中で読んでいて、不覚にも一駅乗り越したほどだ。 この小説にはモデルが居り、事実に即した部分もあるらしい。全編に第二次世界大戦の陰が差している。シベリア抑留生活の極限の惨めさに戦争の理不尽を感…
「へんじ」 寒い日は暖かいそばが美味しい。今の季節にしかない牡蛎そばをふーふーと食べる。おかめうどんを食べていた妻が「今何か言った」。「いや、なにも」。と答えつつ、実はガスを一発排出していたのだ。 まさか返事があるとはへもびっくり。
「欲張り?」 近くのDIYショップに暖房器具を買いに行ったら、「千両」が並べてあった。医院に置いたらよさそうだなと手に取り、どれが良いかなと横を見ると実の大き目のものがあり、「万両」と書いてあった。千両は知っていたのだが、万両は知らなかった…
冬場は時に混む。待合室で一時間くらい待たされることがある。イライラするのは血圧だけでなくいろいろと心身に宜しくない。 当院にはテレビは置いてなく、暮らしの手帖、クロワッサン、ナンバー、ダンチュー、サライの他に新聞一紙、数十冊の単行本が置いて…
当院は予約制にしていない。高齢の方が三分の一ほどおられ、管理が難しいのと長時間お待たせすることは少ないからである。とは言っても冬はインフルエンザや感冒で結構混み合い一時間以上お待たせすることがあり、申し訳なく思っている。 何か良い対策はない…
何かと話題になった習近平氏の画像を何度も見る機会があった。鷹揚そうで大人の風格がある。私には優れた指導者のように見える。一瞥の外見で何が分かるかと言われるかもしれんが、こういう人物は丁重に扱っておくのが深謀遠慮というものだと思う。
昨日、暮れのボーナスを支給した。数年前までは事務長の女房がしわかったのだが、この頃は私の思うようにしてくれるので、周辺の不況にめげず99%例年通り支給した。この支出で十二月は赤字になってしまうのだが、ボーナスを出すのは実は快感なのだ。最初…
陛下が外国要人とお会いになるのが政治的行為であるのは明白で数cm先しか見ていない役人が部分慣習を持ち出して政府を批判するのはいかがなものか。自分の公務を理解していない。 それに関して小沢氏が何か言えば内容を吟味せず、何でも批判するマスコミが…
パリに住む友人ご夫妻里帰りで、夕食をご一緒する。住んでみてわかるパリというかフランス人の話を聞く。 これらはエピソードに過ぎないのだろうが、日本人の感覚とはまったく異なる話しに驚く。 空港から市内へタクシーに乗ると、とんでもない大回り、「道…
高い失業率の中でも充足率の低いのが介護や訪問看護の仕事だ。なぜかと言えば、賃金の多寡もあるだろうが、それよりも誰にでもできる仕事ではないからだ。こうした仕事に必要とされる資質を上手く表現するのは微妙で難しい。掘り下げれば論文、否本が書ける…
春や夏の雨は風情があってさほど嫌ではないが、十二月の冷たい雨の中を歩いて出勤するのは楽しくない。しかも起き抜けに電話、急変かと思えば「何時からやっていますか」。などととぼけた問いあわせ、今日はどうもさい先が悪い。 昨夜は内科幹事会の忘年会で…
森繁久弥の歌をしみじみと聴く。ここに言葉が生きている歌唱がある。「王様の馬」「青春が花ならば」を初めて聞いた。詩が心に染みこんでくる、まさに歌が語られている。 王様の馬の 首の鈴 ちんからちんと鳴り渡る 日はあたたかく風もなく 七つの峠が晴れ渡…
新型インフルエンザは11月に入り流行し始めた。当初ピークを迎えればすぐ収束すると思ったのは私の間違いで、季節性と異なり二週間ほどでピークが終わるというわけではなく、収束の傾向を見せず12月に入った。漸く先週末から下火になり始める傾向を見せ…
美辞麗句という形容には、美しく華やかな言葉を礼賛するようで背後に言葉だけで中身は乏しいという棘が隠されている。鳩山首相の選挙戦中の言葉は美辞麗句とは少し違うが、明るい改革と展開を熱っぽく語り、言葉先行という意味で美辞麗句に同種の言葉遣いだ…
この数日、なぜかミレーユ・マチューを聞いている。時々思い出したように彼女の力強い歌声を聞きたくなるのだ。ピアフの歌が出発点だったせいか、どこかエディットピアフに似ているが、声はピアフよりも透明で朗々と歌う。独特の髪型とエキゾチックな顔立ち…
一般の人がどの程度気が付いているかわからないが、実は内科系の町医者に来る患者さんの四分の一程度は身体的な病気がないかあっても軽微な人達だ。わかりやすく云うと人生の不具合を身体の不調として訴える一群の患者さん達が居る。こうした患者さんの半数…
上野千鶴子さんの「おひとりさま・・」の広告が新聞に出ていた。人の感覚はさまざまと見過ごせばよいのかもしれないが、「おひとりさま」という表現はどこか自虐趣味で穏やかな感じがしない。おそらく著者ご本人が付けられたのではないと推測する。売るには…
瀬戸内寂聴の奇縁曼荼羅を面白く読んでいる。驚くべき記憶力と鋭い現世的な人間観察に感心しているのだが、前回の記述にぎょっとするところがあった。百歳の高僧が亡くなられた場面の描写である。臨終の床に呼ばれた医師が百歳の高僧に馬乗りになって蘇生術…
弟の鳩山邦夫議員も兄由起夫首相と同額の資金援助?を母から得ていた。当然予想されたことだ。 たしか壺井栄の小説だったと思う。母が何気なく握って呉れたおやつの豆の数が多いの少ないのと争う兄弟が、さてどちらが多いかと数えてみたら同じ数だったと云う…
内科でも不眠を訴える患者さんは多く、しばしば睡眠薬を処方する。というのは、生活習慣病の中高年には不眠症の患者さんが多いのだ。それで、不眠が専門の精神科医の講演を聴きに行った。いくつか一般の人にも興味が湧きそうな部分を書き出してみよう。 不眠…