駅前糸脈

後期高齢の内科臨床医

ドンロー主義とは

 

 ヨーロッパと南北アメリカとはお互いに不干渉で行きましょうというのがモンロー主義だ。それの二十一世紀ドナルドトランプ版ということでドンロー主義という言葉が出てきたようだが、劣化版だ。トランプ大統領は自分、一族そして熱狂支持者の損得だけを考えている。高邁な理念はない。

 アメリカの行為は軍事力で他国の主権を侵し国際法違反だ。唯、非難する国と人物を軍事力と経済力で脅すので、恐れ怖がってあるいは損をしたくないので口をつぐむ国や人が出てくる。日本のコメンテーターの中には国際法違反とは言わず、どう立ち回ればよいかしか言わない人達が居る。道理が無理へんに拳骨で引っ込んでよいのかと聞きたい。

 信じ難いことかもしれないが、ベネズエラに死傷者を出し莫大な軍事費を使って展開する不法な作戦は、石油利権狙いの他にアメリカ国民を物価高から目を逸らさせる目的もあると見ている。中間選挙作戦でもあるのだ。

休み明け忙しくなかった

 

 昨日は八日間の休み明けで多少緊張しながら出勤したのだが、思いのほか忙しくなくちょっと拍子抜けだった。思い出せば十年前二十年前も正月明けの初日はさほど忙しくなかったように記憶する。

 まあしかし年末年始にこれだか長く休む先進国は少ないと思う。日本人は個人的に長い有給休暇を取らない傾向があるので、正月、ゴールデンウイーク、お盆とみんなで一斉に休む習慣が根付いてしまったのだろう。

 おそらく製造業配達業などには不都合なことも多いのではと想像する。医療でも総合病院の手術など緊急を除いては休止になるので、好ましくないことも本当はあるのではと思う。休みなしで働くAIとAIロボットが働き方休み方を変えそうな気がする。

今日から仕事

   

 

 明日から仕事だからと昨日は日曜日恒例の昼食を奮発した。大きなエビフライ三匹で量が多くお腹一杯になったのだが、デザートは別腹ですんなり入った。

 なんとなく嫌な予感があったのだが、年初からトランプがまた常軌を逸したことを始めて不穏な空気が世界を覆っている。肝心なことは冷静沈着でいることだ。浮足立ってはならない。正気の国で居れば世界に良い影響を与えられる。日本にはそういう国である義務と責任があると思う。

 コンビニ人間とババガヤの夜を読んだ。まったく感じの違う小説だったが、とにかく二冊共最後まで読めた。

 コンビニ人間芥川賞受賞作というのが分からないでもないが、自分にはとてもこうした小説の審査はできない。コンビニ人間のような人には会ったことはないというか会っていてもよく理解していない気がするが、こういうマニュアルとルーティンの元で生きる人が居るだろうなという気はした。不思議な読後感を与えられたから、芥川賞に値するのかもしれない。

不平和賞

 

 ノーベル平和賞を狙っているそうだが、やっていることは不平和賞なのがトランプ大統領

 ベネズエラを攻撃、大統領を拘束したと報じられている。麻薬を言いがかりに爆撃、間違いなくベネズエラ国民に死傷者が出ている、自分に敵対する他国の大統領を拉致して石油資源を狙っているに違いない。内政干渉を越えた主権侵害で国際法違反。プーチンのやっていることと変わらない。そのプーチンにまで非難されている。トランプは自分、一族、熱狂支持者と金儲けだけを考えているのではないか。米国民の眼を物価高、エプスタインファイルから逸らさせようという意図もありそうだ。

 高市総理は訪米するそうだが、トランプを諫めることができるだろうか。距離を保った方がよいと思う。近づいたところで、本当に日本を守ってくれるとは思えない。

働けるのは有難い

       

 

   ずいぶん長く休んだので、そろそろ仕事がしたい。明後日から仕事が始まる。実際には仕事と言っても半日で、忙しい仕事ではないのだが、働いていた方が心身共に調子が良い気がする。それに休みだからと言って懸案の片付けなど殆ど進まない。勿論、残業があったり追われる仕事では心身に負荷が大きく大変だろう。自分にもそういう時期もあったが若いからできたと振り返る。

 新聞には正月に相応しくないロッキード五億円賄賂の使い道が報道されていた。田中角栄は毀誉褒貶のある人だが、矢張りというかなんという事かと感じた。結果が良さそうでも方法手段が不正では、結局不具合不公平が生ずる。ある意味、年頭の良い教訓かも知れない。

小説を読んでみるか

           

 

  十年前はあとどれくらい生きるだろうなどと考えることはほとんどなかったが、この頃は時々、否しばしば、それが心に浮かび、何かしよう何か買おうという時の判断材料になっている。先のことは分からないのは有難いことで今年はと考えて、手始めに少し小説を読んでみようと思っている。

 本を読んでいる方だと思っているが、本を買っている方だというのが正直なところだ。月に十数冊買ってきちんと最後まで読むのは二三冊。寝しなに繰り返し読んでいる本も多い。ほとんど小説は読まないのだが、日本の小説(特に女性作家)が世界で読まれているという解説を何かで読んで、少し読んでみようという気になった。小説なぞ全く読まないという知人友人を数多く知っているせいか、小説っていったい何だろうという気もするし、欧米で翻訳された日本の小説を読む人がたくさんいると聞いて、どういう事という気もしている。試しにコンビニ人間とパパヤガの夜を購入した。

宇宙船地球号に乗り合わせる

                  謹賀新年

 

 風もなく鳥の声もなく、元旦らしい静かな朝だ。地球が太陽を一周し、新しい年が始まった。何歳になっても新たな気持ちで次の年を迎えられるのは有難いことだ。
 宇宙のどこかにも人間に似た生物が居るだろうか。知る由もないが人間として生まれ宇宙船地球号に乗り合わせた不思議に気付くと、自然に地球を大切に何とか平和に生きたいと願ってしまう。