はじめに 透析治療を受けており、月2回の血液検査結果を記録しているのですが、「透析がちゃんとできているか」を示すKt/V(標準化透析量)という指標を毎回手計算するのが大変でした。 手計算が面倒(電卓を叩いてもミスが起きる) 過去データとの比較が大変(ノ…
経口リン吸着薬のバンドル化とAKI在宅透析解禁は何を意味するのか 2025年1月から、アメリカのメディケア(公的医療保険)で透析医療の支払いルール(ESRD PPS:End-Stage Renal Disease Prospective Payment System)が大きく変わりました。 ポイントはざっ…
前回の記事では「2025年の透析医療トピックス10選」をまとめましたが、今回はその中でも日常に直結する「血糖コントロール」にフォーカスします。 ― SGLT2阻害薬に頼れない私たちの現実的な戦略 糖尿病があって透析をしていると、どうしてもこう思いたくなり…
前回の更新が 2025年4月22日。気がつけば、透析ブログの投稿がほぼ7ヶ月ぶりになっていました。正直なところ、自分ではまったく「そんなに空いていた」という感覚がなく、日々のルーティンに追われているうちに時間だけが過ぎていました。 とはいえ、そのあ…
透析は、生活を大きく制限する治療です。週に3回、数時間。時間も体力も削られます。自由に使える時間は限られ、急な予定にも対応しづらい。 そんな中で、「透析を続ける意味」や「治療の効果」を実感するのは正直難しいことです。 けれど最近、少しだけ考え…
希望と現実のあいだで 「食べたい。でも増えたくない」透析患者にとって、この葛藤は日常的なものです。 体重を増やせば、透析後の血圧が不安定になり、心臓への負担も増える。けれど、栄養が不足すればフレイルに陥り、筋力も落ちてしまう。血糖は日によっ…
お題「お酒での失敗談」 お酒を飲むか、飲まないか──。 透析患者にとって、それは意外と難しい問いかもしれない。 僕自身は、もう何年もお酒を口にしていない。 飲まない理由は、はっきりしている。 血圧が急に下がるからだ。 それに、ビール1缶で500mlとい…
透析を受けていると、「なぜ生活習慣が変えられないのか」と悩む人をよく見かける。食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足。毎週、同じ注意を受けながらも、結局また同じことを繰り返してしまう。 僕自身はそこまで不摂生ではないけれど、それでも周囲を見ていて、な…
透析患者の僕が、自分の言葉で考える“予防の話” 糖尿病について書こうと思ったのは、透析を受けている身として、見過ごせない風景があるからだ。 透析室では、糖尿病が原因で腎臓を悪くした人と数多く出会う。 「透析=糖尿病性腎症」と言っても大げさじゃな…
※この記事は、はてなブログ「今週のお題『コーヒー』」に参加しています。 透析を受けていると、「飲み物」が特別な存在になる。 毎日摂取できる水分は、透析スケジュールや体調、医師の方針によって異なるが、おおよそ500〜800mlとされることが多い。 その…
人工透析を受けている人の医療費は、月にするとおよそ40万円前後かかるとされています。ダイアライザー、穿刺、返血、医師の診察や検査、そして薬代──これらが積み重なることで、非常に高額になるのです。 それでも、私たちが実際に窓口で支払う金額は、ごく…
透析患者なら見逃せない“隠れた敵”がいるのをご存じでしょうか。その名は「β2-MG(ベータ・ツー・マイクログロブリン)」。検査結果の項目には出ていても、あまり気にしたことがないかもしれません。 けれど、この物質が体にたまり続けると、ある日突然「箸…
「そんなに飲んでないつもりなんですけど、体重が増えてて…」 透析のあと、体重計に乗って、看護師さんや技士さんにそう伝える患者さんは少なくない。僕もそのひとりだ。本当にそんなに飲んだかな?と思いながら、体重が2kg増えている──それならまだ少ないほ…
ジムに半年行けなかった僕が、それでも歩き続けている理由 ウォーキングアプリの記録を見返してみたら、今年に入ってから毎日5000〜7000歩くらい歩いていた。週末は少し距離を伸ばして、8000〜10000歩程度。 だけど、ここに「健康意識の高さ」や「運動習慣の…
透析中、片手が自由じゃない。 針と管につながっていて、動かすと警報が鳴る。 いや、正確には“すぐ鳴る”わけじゃない。 忘れたころにふと動かしてしまって、 「ピーッ」と、あの独特の音が静かな室内に響く。 自分でも驚いて手を止めるけど、 一度鳴ると、…
透析室に流れる音がある。 ポンプの駆動音、穿刺を終えた人の小さなため息、 そして、静かに回る時間。 私はその時間の中にいる。週に三度、決まった時間、決まった場所に通いながら、 「病気」と「日常」のあいだを行き来するように生きている。 だが、ふと…
きっかけは、待合室の棚だった クリニックの待合室で手に取った『腎臓』という冊子。 ああ、なんだか固そうな表紙だなと思いながらも、家に持ち帰って読んでみた。 「透析医療の未来」という特集記事が組まれていて、 ふだんあまり知ることのない、制度や治…
透析生活を続けていると、「制限」という言葉に慣れてしまう。 水分、塩分、カリウム、リン──そのうち「これはダメ」「あれもダメ」という判断が、無意識のうちに日常に組み込まれていく。 ただ、それに違和感を持たなくなるのが少し怖い。 制限に慣れること…
透析をしていると、食事に対して「自由に選べない」という感覚がついてくる。 今日は何を食べようか、というよりも、「これは食べていいかどうか」が最初に来る。 食べることが好きだった自分にとっては、これは小さなストレスだった。 「塩分」「カリウム」…
年間500万円。 人工透析を受けるようになってから、自分にかかっている医療費を知った。 正直、「へえ、そんなもんか」というくらいで、驚きもしなかった。 めまいがしたわけでもなく、かといって無関心でもなく、どこかで「そういうものか」と納得していた…
採血の結果に目を通すのも、少しずつ習慣になってきた。とはいえ「PTH」や「活性型ビタミンD」と聞くと、今でも少し構えてしまう。「数値は安定してますね」と言われても、それが何を意味しているのか、正直わからないことも多い。 フォスブロックは継続中、…
透析生活も9年目に入った。始めた頃には見えなかった「制度の波」が、ここにきてじわじわと、静かに押し寄せてきた気がする。 診療報酬が改定されたらしい。点数がどうとか、加算がどうとか、正直、言葉だけではピンとこない。 それでも透析患者として暮らし…
最近、透析ブログをあらためて巡回してみた。どれも透析という共通点はあるけれど、その温度感はずいぶん違う。 制度や医療の構造を深掘りしているものもあれば、毎日の食事や天気、季節の花の話が中心のブログもある。 読み進めるうちに、ふと気づいた。透…
透析患者が感じる雇用のリアル 障害者雇用という制度がある。企業には、一定の割合で障害者を雇用する義務が課されている。未達だと、ペナルティもある。 だけど、現実にはその数字をなかなか満たせない企業も多い。そんな中で、透析患者という存在は、ある…
人工透析を受けて9年目。週3回の通院はもう生活の一部になっている。 でも、この治療にかかっている医療費は、実は年間500万円以上とも言われている。 今回は、そんな“高額医療”を受ける一人として、ちょっとだけ制度のことを考えてみた。 ー 財政と制度のは…
2024年あと数日で終わる。人工透析を始めて8年が経過し9年目に突入した。 透析導入になるまで13年。定期的な通院が続き、毎回大量の薬が処方され、途中何度か入院し、癌も見つかり手術も経験した。 若かったからかもしれないが、当時のほうが時間が長くしん…
放置してたブログを見つけてしまった。 人工透析の記録でも書こうかと思ったけど、単調な生活で書くネタがなかった。 無意味にだるい日が増えた気がするが、それ以外は至って健康そのもの。 普通の会社員と同等の社畜生活を送っている。公費で生かしてもらっ…
欲しい物がいろいろあるので、並べてみる。 今日の私はこんなものを欲していた事の記録用 Palm Phone Palm Phone 3GB/32GB 防水 IP68 Oreo 8.1 小型 スタイリッシュ SIMフリースマートフォン【日本正規代理店品】 出版社/メーカー: Palm メディア: この商品…
2019年ももう10月。しかも後半。 時間が過ぎるのが早すぎる。 平凡な日々を過ごしていたために書きたいこともない 先日、腎臓移植の更新のための診察を受けてきた。 無事、更新に問題なしとの見解をもらう。 でも更新できるかが問題なんではなく、移植が受け…
この放置気味のブログにも定期的に人が訪れる。 不気味~ 半年くらい前に健康診断でウエストをはかったら8cmも太くなってて、 本人も検査した人もびっくり。測り直してくれた。 運動やめて、人並みの食事とお菓子を食べたのがいけなかった。 デブ撲滅! …