自然となかよしおじさんの“ごった煮記”

「風を聴き,水に触れ,土を匂う」。知的好奇心無限大のおじさん日記。

随想

カラスウリの"カラス"

考えてみれば,生物の名の由来は話題提供という点で考えるとじつにおもしろいものです。語源がはっきりしていれば,それはそれで納得できるのでしょうが,そうでもない場合はやっかいです。「そうらしい」ということがあまりにも多くて,推測の域を出ないま…

公園で見た樹木の剪定

街路樹のことを書いていたら,公園の樹木の管理のことが浮かんできました。もちろん,具体例は身近な公園で,市の観光スポットといわれています。 久しぶりに訪ねたら,カツラ並木の下を彩って来ていたツツジがばっさり伐り込まれていました。 今はこんなふ…

街路樹ケヤキの微笑み(続)

街路樹のケヤキが,ヒトと共生して気持ちよさそうに育っているように見えた最近の例の二つ目です。 ついこの間,北九州の小倉を訪ねました。そこにわたしが大好きな故松本清張氏を記念する市立施設があります。そこを訪れたのでした。施設の最寄りの駅は西小…

街路樹ケヤキの微笑み

「ケヤキの嘆き」の例と雲泥の差と思われる例をご紹介します。 一つは隣市。ここは幹線道路です。交通量はさすがに多め。枝ぶりを一目見て,本来の樹形が尊重されていることがわかります。 樹形がわかるかたちで枝が伸びています。よく見ると,かつて枝が大…

街路樹ケヤキの嘆き

一つのいのちには生きていくかたちがあります。ヒトの営みとはいささかも関係なく,それぞれがいのちを全うするプロセスがあります。それを思うと,ヒトには尊重すべき人権というものがあり,生きものにも生きものとして生きる本来的な権利があると思うので…

地域ミュージアムで考える(96)

ミュージアムの生き残り戦略がいろいろ話題になる時代です。実際,刺激がいろいろある時代にあって,個性的な内容を魅力あるかたちでずっと提供し続けるのはたいへんなことです。 不易と流行がある限り,あるものは残り,あるものは廃れるのは止むを得ないこ…

地域ミュージアムで考える(95) ~続 地球ティッシュボックス~

展開図をパソコンに取り込んで修正を重ねました。それを印刷してボックスを組み立て,六面の図がうまくつながるようにさらに修正。こうして原図が完成。 いよいよ着色段階です。パソコン画面上でいくつかのパターンをつくり上げました。 組み立ててみます。…

地域ミュージアムで考える(94) ~地球ティッシュボックス~

魅力あるミュージアムショップのあり方の一つが、展示物とグッズがつながっていて,好奇心をくすぐる提案が見えるかどうか,だと思います。ことばを換えれば,ミュージアムのテーマに沿ったたのしさが伝わり,そこを訪ねた印象が残り続ける仕掛けがあるかど…

地域ミュージアムで考える(93) ~両蓋付き地球ボックス~

コロナ禍にあって,ミュージアムでクラスターが発生しないよう来館者対応や消毒にはとくべつ気を配って来ました。しかし今の状況は,そんな日常的な心掛けなど軽々と吹っ飛ぶような気がします。 わたしの住む市でも感染者が次々に出てきています。その度に市…

学校と除草剤

ある小学校前を自動車で通りかかったとき,そこの斜面が妙に褐色になっていました。自動車が近づいたとき,それは斜面を覆う草々であることがわかりました。ここの直接の管理者,つまり管理職が除草を簡単に済ませようと散布剤を撒いたのでしょう。 とても印…

リーダー性に見た慮り度(続)

こういうことを書く機会は,これからまずないと思います。それで,記憶にとどめておくためにもきちんと書き記しておこうと思います。 その2。生死の境から回復した英首相ジョンソンさんの慮り。 新型コロナウイルスに感染して入院。一時はICUで治療。報道に…

リーダー性に見た慮り度

国民,とくに若者に向けて外出自粛のメッセージを届けようと,首相が発信したツイッターが大いに波紋を呼びました(呼んでいます)。内容は,私邸で愛犬とたわむれてくつろぐ姿も入れ,歌手・俳優の星野源さんの動画と合わせて紹介するというもの。 反応には…

凡人,"コロナ"デマとの向き合い方

わたしは凡人。人間的ないろんなセンスにおいて,まったく月並みな人間。行動もそう。社会的地位もごくふつう。わたしのような人はほとんど人の数だけいそう。 凡人は,だから,いろんな事例・事象に出くわして,そして見聞してそれらを経験則にしながら,も…

新型コロナウイルスの感染拡大 ~記者氏のツイッター~

トンデモ発言をする人が世の中にいても,なんらふしぎではありません。それぞれにものの感じ方,見方,考え方がちがうので,それはやむを得ないこと。しかし,基本的人権を侵す,言論の自由からみて疑義が生じるなど,人として許されない範囲を超えたらダメ…

地域ミュージアムで考える(92) ~続 両とんがり地球~

ある程度のものならできると思われたので,ぎざぎざを付けるのと同時に着色しました。下がそれです。 これを切り抜いて曲面をつくりました。 吊り下げたときに北半球が上になるようにしていますから,北極点の方に糸を付け,さらに南半球をつないで両円錐を…

地域ミュージアムで考える(91) ~続々 とんがり地球~

とんがり地球を七つ糸に取り付けました。 これらを重ねました。虹色に見えるでしょうか。 しあわせの地球に入れると……。蓋を閉じたら中身は隠れます。 蓋を開けて紐を引き上げると,あらあら,とんがり地球がしあわせの地球から次々に飛び出して来る! すて…

地域ミュージアムで考える(90) ~続 とんがり地球~

さあ,このあとは着色すればおしまい。これはパソコンで簡単に仕上がります。紙のサイズはA5にしました。サイズは状況に応じていくらでも拡大・縮小できます。 結果は上々。しかし,のりしろ部分で滑らかに曲がりません。この点はシリーズ前回で触れたとお…

地域ミュージアムで考える(89) ~とんがり地球~

“しあわせの地球”は,プレゼント用として使いたくて急いでつくった作品でした。贈るお相手は,ミュージアムづくりにご協力いただいている皆様です。ボランティア・ギャラリー写真展利用者・プラネタコンサート出演者などが含まれます。地球表面の空いた部分…

地域ミュージアムで考える(88) ~続 しあわせの地球~

上底面,つまり蓋の面を閉じる部分が四つ葉形なので,このかたちをしあわせのクローバーと見做して,全体を"しあわせの地球"と呼ぶことにしました。 着色してプリントしたのが下のもの。紙のサイズはA4です。 組み立てます。 はい,出来上がり! 置くと………

地域ミュージアムで考える(87) ~しあわせの地球~

仕事の中で,わたしが強く関心を持っているのは地球の表し方です。こころの根っこで,自身の住む地“球”を様々な立体で表すたのしさ・おもしろさをずっと感じ続けています。 その一つが段ボールを材料にした各種の立体地球です。また折紙で作る地球です。後者…

地域ミュージアムで考える(86)

わたしの仕事場は公園の中にあります。公園は,春になるとシバザクラがきれいに咲き誇ります。そのシバザクラは市花に指定されており,ここのシバザクラはボランティアの皆様の手で管理されています。この花の隣りにある仕事場である建物は,花とセットで写…

「?」,この鷹匠ショー

先日,ある公営動物園のトピックを新聞で読んで,思ったひとりごと。自然をこよなく愛する”おじさん”を名乗ってきたわたしの,まことに勝手なひとりごとです。少数派であるにちがいない目からのつぶやきでもあります。 職員の一人が民間施設で鷹匠技習得の弟…

「今年も……」

新しい年が明けました。2019年,平成から次の元号に変わる今年,皆様方にとって幸せな一年になりますように。このブログ,引き続きよろしくお願い申し上げます。 例年どおり地元の氏神様をお祀りする神社に初詣。背景の白さは霧です。 一昨年の巨大台風によ…

おかげ様で,気持ちよく年越し

わたしがかかわっているミュージアム「市民ギャラリー」で,1月に「公園の四季」と題する写真展があります。出展者は市実術連盟の重鎮で,90歳近いMさんです。何度もお会いして写真作法あれこれ,作品に込める作者の情熱,そんなことで数々の話を伺ってい…

”虫の目”にびっくりする人

虫の目レンズを装着して撮っていると,「いったいどんな写真が撮れるのですか」と度々聞かれます。たぶん,そのかたちと,わたしの撮影姿が妙に見えるからでしょう。レンズのかたちはやむを得ないにしても,姿が地面に這いつくばるぐらいにしているので,あ…

びっくり! 学びのサポートにお礼の便り

ついこの間,学びのサポーターとして隣県の小学校を訪ねました。そこからお礼の便りが届きました。何やらごわっとした長めの包みで,表面・裏面に楷書で丁寧に文字が書かれ,52円切手が10枚貼ってありました。 開けてびっくり。学校長T先生,担任S先生のお…

”心無い”接客のことば

この場合の”心無い”とは,無神経なとか,慮りが足りないといった意味合いです。 さて,先日ナシ園に行ったときの話題です。団体で訪れたので,もいだナシを買う人が多く,レジで行列ができるのは予想できること。 わたしも行列に入っていて,後尾近くにいま…

店頭,秋の味覚

店頭といっても,道の駅や,田舎の小さな小売店の話です。 秋になると,いかにも秋らしい味覚が店頭に並びます。それがまた,自然と生きる人間らしい側面を映し出しているので興味をそそります。なかでも,自分に身近な品が並んでいると,「へぇー」「ほーっ…

マミズクラゲを知る人の話

マミズクラゲを見に行った翌日のこと。ミュージアムに展示するために,池の水を採取しに行きました。そこで出会ったのが一人の釣り人。この池に通って15年,ほぼ毎日のように通っているという話ですから,まさに太公望。話していて,マミズクラゲの話をた…

地域ミュージアムで考える(85)

7月29日(日)。『青少年のための科学の祭典』に出展。台風12号が通過したのでとても心配しましたが,朝になると警報が解除になり,予定通り開催されました。わたしのブース名はミュージアム出展で「火打ち石で火を起こそう」です。協力ボランティアの皆さ…