ヤマトシジミ
ヤマトシジミの越冬態は幼虫。成虫は耐寒性がなく,今生きているものもまもなく死を迎えます。葉にとまってじっとしている姿を見ると,なんだか物悲しい感じがしてきます。 夕方,じっとしてれば,そこをねぐらと決め込んでいるので,早朝が静止状態を撮影す…
今年初めてヤマトシジミの孵化を撮影しました。 家の玄関先には,ヤマトシジミの食草カタバミが至る所に生えています。葉裏を見てみると,ヤマトシジミの卵があちこちに。中には葉の表側にもあるほど。さっそく何本か家に持ち込んで観察開始。夜になって見る…
畑にて。 グリンピースの花にヤマトシジミがいました。近づいてみると,求愛行動中だとわかりました。上がメス,下側がオスです。 オスは広げた翅をしきりに震わせています。 しばらく見ていましたが,結果はうまくいかなかったようで,メスが飛んで行ってし…
ツワブキの花で吸蜜するヤマトシジミ。撮影して画像を見ると,複眼に短い毛がまばらに生えているのでびっくり。これまではまったくないものと思い込んでいました。うかつ,うかつ。 くわしい顔写真を撮ってさらに確認しました。やはり毛が見えます。 もうこ…
わが家の玄関にて。 サツキの木でヤマトシジミの求愛行動を目撃。それがすぐに交尾につながりました。直後,コンクリート面に移動しました。 反対側から撮りました。 また元のカメラ位置に。 ヤマトシジミは真夏も盛んに産卵します。暑さには滅法強そうです。…
花壇の除草をしているときのことです。カタバミを引いて葉裏を見たら,ヤマトシジミの幼虫がいてアリが一匹背に乗っていました。 ヤマトシジミの幼虫とアリとの関係はよく知られた話題です。アリを観察すると,しきりに触覚を動かして何かを催促しているよう…
観察や撮影を繰り返していると,じつにふしぎな事象に巡り合うことがあります。目にしたことのない場合,めったに見ない場合,「こんなこともあるのか」とすっかり驚いてしまいます。 ヤマトシジミの卵が襲われる例もその一つです。襲う昆虫を見たことはあり…
このヤマトシジミの卵はカタバミの葉の表側に産み付けられていました。その例はときどきありますが,めずらしい例です。表側にあれば外敵の目に触れる恐れがたぶんにあるでしょう。 幾何学模様はじつに緻密です。どのようにしてこうした模様がつくるだされる…
10月9日(月),午後0時30分。畑仕事をしていると,近くのカタバミ群落にたまたま置いていたポットの側面にヤマトシジミがとまりました。見ていると,どうやら産卵したいようで,むずむずしています。 直後,ポットのすぐ脇の葉に移動。そうして産卵! こ…
10月10日(火)。同じカタバミの群落で卵を探しました。できることなら孵化中のものを見つけたいと思ったのです。 それは見つからなかったものの,二つの意外な発見がありました。一つは葉以外の箇所に産付された例です。そこは茎でした。これまでに実の表面…
10月7日(土)。畑で除草していて,カタバミの葉裏を見ると,卵がポツリ。ヤマトシジミのそれです。ほかにもないかと思って探すと,あちこちで見つかりました。中には幼虫の頭部が薄っすらと黒く見えている卵もありました。それをコップに挿して孵化を見守…
朝,畑にて。 朝日が昇ります。野菜を照らします。気温がまだ上がっていないので,チョウが一夜を明かしたまま葉にとまっています。トウガラシの葉の上にヤマトシジミが載っているのです。 こういうふうに対象物が静止して動かないことがわかっているときは…
今秋,ヤマトシジミの羽化を何回か撮影できました。ヤマトシジミの場合は予測がなかなかむずかしいのですが,複数回写せたのはまったくラッキーというほかありません。 今回は最後の撮影です。葉が枯れているのは,植木鉢に植えたカタバミが水分不足で萎れて…
8月17日(水)。昨夜からずいぶん雨が降りました。朝,雨の間に確認したら,もう孵化済みでした。手で茎をそっと動かしたら,羽化した個体がパッと舞い上がりました。 カタバミの茎に,まだ残った幼虫がいないか,よくよく見てみました。すると,若齢幼虫が…
8月17日(水)。蛹化2日目(24時間経過)。 8月18日(木)。蛹化3日目。透明感がなくなってきました。 8月19日(金)。蛹化4日目。黄色味が強くなってきました。 8月20日(土)。蛹化5日目。色合いがかなり変わってきました。翅部分に白みと赤みが現…
8月16日(火)。庭の隅にあるプランターにカタバミが生えています。見ると,葉がほとんどなくなって茎と葉柄だけのようになっています。これは明らかに食痕です。すぐに浮かぶのはヤマトシジミ。探すと,いました,いました。 蛹が二つ。一つは孵化間近です…
本記事の写真はすべて自然光下で撮りました。 前蛹から一日経過。注意していると,体表に白い線が! これは脱皮が始まった兆候です。皮が尾端に送られて行くとき,皮が重なって皺ができているのです。 いちばん右に見えるのは帯糸。糸と体表の間を,皮がすり…
庭はいちばん身近な,昆虫の生息場所。ここで出会うモノやコトを,疎かにするのは禁物。同じような観察の繰り返しみたいであっても,「ほっ,ほーっ!」とうれしくなるような発見があるものです。 見かけた終齢幼虫がどうやら前蛹段階を迎えたようです。じっ…
その後,蛹の変化を観察しました。 しかし,表皮が透明になって中が見えるようになるはずが,まったくその経過をたどりそうにありません。 やっぱり,おかしい。 結局,この個体は羽化の見込みはなくなりました。変化が止まってしまったのです。残念! 残念…
2,3日前,草引きをしていてヤマトシジミの卵を見つけました。直径0.55mm,高さ0.24mm。孵化しそうなので,観察を続けました。そうしたら昨日,頭部が黒っぽく見えて来ました。この分ならまもなく孵化しそう。 気を付けていたら,やっぱり! きれいに蓋…
庭にはあちこちにカタバミが生えています。カタバミは種子をわんさか飛ばして勢力を拡大するので,退治するのは不可能です。 カタバミの葉を見ると,もしかすると幼虫なり蛹なりがいるかもしれないという予感がします。その目安となるのが食痕です。食痕はく…
ジャガイモの葉の上にヤマトシジミのカップルがいました。虫の目レンズは,主役のモデルをクローズアップしながら,それが生きている環境をも併せて語るすぐれものです。それで,主役を撮る際,環境をどのように構図として入れるか,いつも考えます。 下写真…
ヤマトシジミのカップルを見かけました。ジャガイモの葉にとまって仲睦まじい様子です。 産卵はずっと続いています。食草カタバミがある限り,どこででもカップルが成立して,こういう場面を見かけます。なかなか旺盛な繁殖力の持ち主だと感じます。 ビック…
5月3日(火)。見るとすでに孵化済み! 残念! これでわかったのはこれの卵期間は4日間だったということです。 それで隣りの葉にある卵を引き続き観察することにしました。これも,上の卵と同じ成虫に産み付けられたものかもしれません。 5月4日(水)…
4月27日(水)。10:30。玄関前でヤマトシジミを見かけました。直後,そのヤマトシジミが傍のカタバミの株に近づきました。わたしから1mも離れていないのに,無頓着に産卵行動に入りました。わたしは大急ぎでコンデジを取り出して撮影開始。 あとで撮った…
朝,畑にて。 キャベツを覆ったネットでヤマトシジミを見かけました。昨夜の寝床はここだったのです。露がからだにびっしり。さぞ寒かったことでしょう。まったく動きません。 せっかくなので,この位置で接写して露に覆われた頭部を見ることにしました。フ…
3月10日(水)。公園でヤマトシジミか,ツバメシジミのようなチョウが飛んでいるのを発見。手に捕虫網を持っていたので,さっそく採集。それはヤマトシジミでした。これが今季の初見となりました。 せっかくなので,頭・顔の写真を撮ることにしました。 細…
畑の片隅にカラムシが生えています。その葉の上で交尾中のヤマトシジミを見かけました。秋の強い陽射しを受けてとても元気そう。 時折回転。それにつれ影が動いて行きました。 さあ,産卵を急がないと寒さがやって来ます。 無事に越冬して,来春,託されたい…
朝,畑のネギにヤマトシジミがとまっていました。昨夜のねぐらだったのでしょう。近寄っても動こうとしません。これは気温が関係しているはず。それなら,近接撮影はらくらくできるだろうと思い,試みました。 思ったとおり,撮影はうまくいきました。 ほと…
畑にて。 ヤマトシジミの吸水行動については何度か取り上げました。このチョウの特徴的な行動なのかもしれません。身近なチョウなので目立つのかも。ともかくわたしにとっては印象的です。 堆肥を入れて耕していると,そこにオスのヤマトシジミが飛来。もち…