2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧
近頃,前栽の木の剪定をしています。伸び放題だった草木がすこしずつ形を整えて,前栽らしさが復活といったところです。 おもしろいことに,作業中いくつかの昆虫に出会いました。これが意外なたのしさでもあります。この日はハラビロカマキリ3匹,オオカマ…
前栽で剪定作業をしていると,そこへキタテハが。色が濃いので越冬型と直感。捕獲して正解とわかりました。それを夜になって顔写真撮影。 要領はいつもどおり。プラスチック容器を被せておいて,動かなくなったときに,そっとそっとそれを外します。下写真が…
おしまいは,アイロンを使った乾燥法の話をしましょう。 下写真の紙料はススキです。 この場合はステンレス網から湿紙を離す必要があります。そこで,固定式の網に変えて,下の木枠に取り外せる網か竹簾かを載せ,さらにその上にチュール布をおいてから漉き…
ステンレス網の上で自然乾燥させたエノコログサ紙です。表側は圧が加わっていないので凹凸がはっきり見られます。こちらが裏面になります。 これを剝がします。剥がすのはむずかしくはありません。 これはトウモロコシ紙です。 これはススキ紙。 ひっくり返…
材料を煮終えたら,それを細かく砕きます。 理想的なのは力仕事で木槌で叩いて紙料(パルブ)を取り出すことです。手軽にやるのならミキサーを使います。ただ,ミキサーは短時間でかき混ぜることを主眼にした器具なので,限界を承知していないといけません。…
以下,紙づくり,わたしの手順です。 まず材料の採取からです。畑や道端など,ごく身近なところから採って来ました。 これを水洗い。写真の例はトウモロコシの苞葉です。 これをネットに入れて,鍋に入れます。そしてセスキ炭酸ソーダを適量入れました。液が…
つい先日,遠くの港町にある小学校から野草紙づくりについて教えてほしいと依頼を受けました。4年生の「総合的な学習の時間」のテーマとして紙づくりを取り上げ,海浜植物を使って作ったものの,期待したものができないという話でした。 わたしはフリーの身…
初齢幼虫は,からだを赤紫色の筒状のものが通っているのが大きな特徴です。 この幼虫を半日から一日おいてから撮影したものが以下の写真です。赤紫が消えています。頭を動かし,口を上下させながらなにか食べていました。葉に生えた突起でも口にしていたのか…
例9。たくさんの卵があった中,遅れて孵化した個体です。 無事に誕生! 幼虫の体色がわかります, 例10。卵の集団からすこし離れたところにある卵。 なにがシグナルになって孵化開始となるのでしょう。先に孵化した幼虫たちの振動が関係しているのではない…
例6。ほんの少し孵化の兆候が現れた瞬間を見逃さない,これがフタトガリコヤガの撮影には欠かせませんでした。幸い複数の卵があるので,見逃しは少なくてすみました。 出終わるまで撮影を続けます。 例7。一つぽつんと産付された卵です。 例8。二つの卵が…
卵がかたまって産み付けられているところを観察していると,孵化が始まるとそれに続いてどんどん孵化します。 例1。向こう向きに出始めました。 からだを盛んに動かします。 例2。側単眼にピントを合わせます。 ここまで出てくると,からだが左右に大きく…
卵の殻をとおして内部の幼虫が見え始めたら,いつ孵化が始まるのかわかりません。予測不能です。したがって,しきりと気にしておくほかありません。 幸い,初めての観察なのに,孵化の兆候が見えてきた瞬間がありました。左上の卵です。卵の一部が動いている…
じつは,孵化を観察し撮影してから卵の変化が筋道だってわかったので,以下の記事を書くにあたってのわたしのこころの内は,「もうびっくりした!」というほどの驚きはありません。「なるほどなあ」という納得感のほうが強いという感じです。 そんなわけで淡…
幼虫がたくさんいるので,それぞれの成長段階にあるすがたを記録しておこうと思い,撮影しました。厳密に何齢かはわかりませんが,大まかに若齢なのか終齢近くなのかはわかります。その程度でご紹介しておきます。 オクラの実をルーペで調べていくうちに,初…
オクラの葉がフタトガリコヤガにすっかりやられています。オクラがよほど好きなようです。わたしからみれば,はっきりとした害虫です。害虫であれ,オクラが好きなので食べられること自体はやむを得ないのですが。 その前の段階の幼虫です。あちこちにたくさ…
タイワンタケクマバチはヒマワリが大好き。たくさんのクマバチがヒマワリ畑にやって来ています。花粉や蜜を集めているのです。 できるだけ近づいて撮ったのが下写真です。 このクマバチを漢字で書くと,“台湾竹熊蜂”。外来種で,台湾方面から入り込んだもの…
昨日の終齢幼虫とは別個体です。まだこんなふうにいるんですね。 ここはずうっと向こうが見える高台です。家並みが見えます。山並みも。そして雲も。撮影場所としては理想的です。追いながら撮影チャンスを待ちました。 前脚の先を複眼のところに持っていっ…
トノサマバッタの終齢幼虫を見かけました。9月のこの時期に,幼虫とは驚きました。大抵なら成虫になって,世代交代の行動に精を出しているのに。1 追いかけて撮影。たくましい後脚の持ち主です。これが移動の道具なのです。 前方向から撮るチャンスがあり…
公園にて。 草地を歩くと,飛び出したのが褐色型トノサマバッタ。いつもなら遠くに飛んで行くのですが,どうしたことか足元近くでじっとしています。よく見ると,交尾していたのです。雌雄ともに褐色型です。交尾中のトノサマバッタは動きがじつに鈍くなりま…
公園にて。 サクラの幹にハラビロカマキリがいました。ペアで交尾中です。まあ,アツアツといったところでしょうか。ハラビロカマキリの交尾を見たのは今回が確か初めてのような気がします。それで,標準レンズでも撮りたかったのですが,“虫の目”しかなくっ…
コカマキリが意外と目に付きます。今度はメスが見つかりました。 しかし,からだの大きさからそう判断するだけで,顔写真に特徴的な差異はないように見えます。どうなのでしょうか。 偽瞳孔の黒点が雰囲気をずいぶん盛り上げています。 真正面からです。ブレ…
路面にコカマキリがいました。小さなからだつきからオスとわかります。 これを持ち帰って顔写真を撮りました。結構動きます。微妙に口元や触覚を動かすと,深度の深い写真を撮ることはできません。やっぱり辛抱がいります。下写真は触覚をきれいにしていると…
畑の上を集団で盛んに飛び回っているトンボがいます。ウスバキトンボです。漢字で書くと“薄羽黄蜻蛉”。ずっとずっと飛んでいて,いつになったら休むのかなと思ってしまうくらいなのです。 この個体を一匹捕獲。顔写真を撮ってみました。といっても,そう簡単…
朝,畑にて。 ナスの葉にツユムシがいました。メスです。 しばらくすると,ナスの葉を食べ始めました。すごい勢いで。 かなり食べたと思った頃,反対側から撮りました。葉は二つに裂けたようになっています。レンズを近づけてもツユムシはちっとも驚きません…
公園にて。 ショウリョウバッタです。芝地に出てきていました。緑色型なのですが,からだには褐色の筋が入っています。雲と鉄塔を入れて撮りました。 ときどき移動しました。レンズを近づけても警戒心は見えません。 こちらを向いてじっとしていました。 同…
マキの葉にいたのがこのツユムシ。メスです。まことに立派な産卵管の持ち主です。直線状でなく,大きく反り返った鎌形の産卵管です。この個体を室内で撮影しました。 片方の複眼を超接写で写しました。 葉にいる個体を逆方向から撮りました。 口元がしきりに…
毎日暑いのですが,暦の上では秋。それでこのシリーズタイトルも夏から秋に衣替えします。 公園にて。 ハネナガイナゴのオスを見かけました。イナゴはぴょんぴょんと跳びますが,さほど忙しく動くというほどではありません。それでゆっくり撮影できるモデル…
池畔にて。水面にはスイレンがいっぱい。 草むらにイトトンボがいました。体色からみるとキイトトンボのようです。 舞い上がってすぐ近くの葉に。 今度は交尾中のイトトンボに出会いました。アオモンイトトンボではないでしょうか。同定については自信はあり…
9月2日(月),公園にて。 草むらを歩いて昆虫を探しているとキリギリスがいました。というより,潜んでいました。メスです。 追っていくと低い草のところに移動しました。動きはじつにゆっくりしたもの。腹部を見ると,産卵を控えているようです。 こんな…
9月1日(日)。今日から9月。台風が低気圧に変わって,やれやれ。とはいえ,被害を受けられた地方の方々にはこころよりお見舞い申し上げます。 夕方,東の空に大きな虹が出ていました。太陽が山の向こうに沈んでいるので,ずいぶん薄い虹でした。それでも…