自然となかよしおじさんの“ごった煮記”

「風を聴き,水に触れ,土を匂う」。知的好奇心無限大のおじさん日記。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

'22 昆虫の頭・顔 ~ラミーカミキリ~

カラムシの葉にラミ―カミキリが一匹いました。ラミーカミキリはこの葉が大好物。さっそくスタジオで撮影開始です。 しきりに動き回るので,落ち着くまで待ちます。上には時計皿を被せているので歩く範囲はごく限られています。おまけに,底が浅いのでひっく…

'22夏 虫の目レンズは友 ~ヒマワリの訪花昆虫~

ここは交流施設の田。畝にはヒマワリがずらーっと植えられています。その数1000本。一般開放の日に訪れました。空はすっかり秋模様。 花の旬は過ぎていて,多くは重い頭を下に向けていました。中に,このようにぱぁーっと開いたものが。 いかにも太陽を連想…

交尾 ~アオモンイトトンボ(続)~

池の淵にて。 午前,またアオモンイトトンボの交尾を見かけました。今度はメスがオスに似た普通タイプです。メスでも褐色型とこんなにも違うのかと思ってしまうほどの違いがあります。 離れて見る限り雌雄の外観上の違いは,腹部の太さと翅先の黒斑のほかは…

'22夏 虫の目レンズは友 ~チョウトンボ~

N公園にて。 チョウトンボがまだ草にとまったまま。「それなら」と思い,今度は虫の目レンズで撮りました。交換するとき,飛んで行ってしまわないようにと祈るばかり。幸い,トンボはじっとしたまま。終わってみれば,それはふしぎなほどの出来事でした。 …

"魚露目"で見たチョウトンボ

N公園にて。 雨が上がって,なんとか晴れ間が出た午後。池の淵で見かけたのがチョウトンボです。草にとまって休んでいました。それでそっと近寄りました。ところが,逃げられてしまいました。これはごくふつうのこと。しばらく待っていると,近くの葉にまた…

'22 昆虫の頭・顔 ~クロアゲハ~

我が家にて。 スダチの木で成長したクロアゲハの幼虫が,すぐ脇の車庫で蛹化。それが羽化しました。たまたまそれを発見したので,もちろん顔写真を撮ることに。 吻を曲げたり伸ばしたり。この写真のみ光源は自然光です。 アゲハが動かないうちにさっさと撮影…

交尾 ~アオモンイトトンボ~

池の淵にて。 夕方,アオモンイトトンボの交尾を見かけました。メスは褐色型です。交尾中は動きがおそいので,撮影に苦労することはありません。 とはいえ,こちらの動きに敏感なのでなにかを感じると移動します。 オスは脚先で茎につかまって体勢を保持しま…

空き地で採取したツバメシジミの卵,孵化

自宅隣りの空き地にシロツメクサが生えています。そこでツバメシジミを見かけました。ツバメシジミは我が家の周りにいることはいるのですが,数は多くはありません。 ツバメシジミがいたということは産卵の可能性があるということです。それで,花を点検して…

'22 昆虫の頭・顔 ~続・アオモンイトトンボ(オス)~

斜め後方から見ると,胸部と頭部のつながり具合がわかります。 斜め前方から見ました。 前方に移動しながら撮りました。頭部に生える毛の様子がわかります。 背景を白っぽくして撮りました。小さな複眼球に,さらに小さな個眼が詰まっています。 青い斑や単…

"魚露目"で見たツバメシジミ

我が家の隣りの空き地にて。 そこは更地で雑草が茂っています。チョウやバッタたちがのびのびくらしているように見えます。シロツメクサが花を付けていて,そこにいたのがツバメシジミ。我が家周辺で見かけるのはすくないシジミチョウです。花にいたのは産卵…

'22 昆虫の頭・顔 ~続・アオモンイトトンボ(メス)~

いよいよ頭部の細密写真を撮ります。捕獲したアオモンイトトンボ(メス)をスタジオに持ち込んで,時間をかけて撮影。といっても,手元の機材はカメラ一台。レンズとカメラ本体の間に中間リングを接続します。これはとくべつというほどのものではありません…

キマダラセセリの蛹!

夕方,公園の山麓にて。 低い山がぽこんと独立してある公園です。その裾にはササが生えています。毎年そこで見かけるのがキマダラセセリの卵。今夏はササがかなり刈り取られたので,卵が見つかりませんでした。 それでも「ないかなあ」と思って探しました。…

庭のヤマトシジミ,終齢幼虫から羽化まで Ⅱ(2)

8月17日(水)。昨夜からずいぶん雨が降りました。朝,雨の間に確認したら,もう孵化済みでした。手で茎をそっと動かしたら,羽化した個体がパッと舞い上がりました。 カタバミの茎に,まだ残った幼虫がいないか,よくよく見てみました。すると,若齢幼虫が…

'22 昆虫の頭・顔 ~アオモンイトトンボ(オス)~

アオモンイトトンボはオスがメスより数がずっと多いように思います。仲よくやっているように見えながら,適当に縄張りのようなものがあるように見えます。すぐ近くにオスが近づくと,追い払おうとする行動が見られます。 複眼はすべてのイトトンボと同じよう…

'22 昆虫の頭・顔 ~アオモンイトトンボ(メス)~

アオモンイトトンボのメスは未成熟な個体は写真のように強い褐色をしています。成熟すると,個体によってはオスとそっくりな色合いに変化するらしいのですが,その場合わたしは一目で雌雄の区別はつきません。なにしろ,比較して判別した経験は皆無なのです…

ツバメシジミ,採卵から孵化まで(後)

7月20日(水)。早朝。見ると,なんと孵化済み! 深夜から未明にかけて孵化したのです。先に,観察にいそがしくなりそうと書いたのですが,じつにあっ気なく終わってしまいました。 確かめると,もう2個の卵も孵化していました。結局,産付から3日~3日…

ツバメシジミ,採卵から孵化まで(前)

7月16日(土)。午後,産卵行動中のツバメシジミのメスを捕獲。それを飼育ケースに入れ,ケース内にシロツメクサの花を挿したコップを置きました。 夕方,卵を一つ確認。採卵成功! この卵を「卵A」と呼ぶことにします。産卵確認一日目となります。 7月17…

ツバメシジミ,産卵確認から孵化まで(3)

孵化の始まりから終わりまで記録できた,最後の一例を写真のみでご紹介します。 22:20。 22:38。 22:49。 22:52。 22:58。 22:59。 23:00。 40分間のドラマです。

ツバメシジミ,産卵確認から孵化まで(2)

7月17日(日)。産卵確認二日目。卵は3個。下写真はそのうちの一つです。孵化の兆候はなし。まだ真っ白。 7月18日(月)。産卵確認三日目。上の辺りにやや黒っぽさが見えるかなあ,といったところ。 7月19日(火)。産卵確認四日目。びっくり! 夜,3個…

庭のヤマトシジミ,終齢幼虫から羽化まで(3)

8月17日(水)。蛹化2日目(24時間経過)。 8月18日(木)。蛹化3日目。透明感がなくなってきました。 8月19日(金)。蛹化4日目。黄色味が強くなってきました。 8月20日(土)。蛹化5日目。色合いがかなり変わってきました。翅部分に白みと赤みが現…

ツバメシジミ,産卵確認から孵化まで(1)

7月16日(土),ハスの池の畔にて。 散策道を歩いていると燕シジミにの産卵風景に遭遇。そこはシロツメクサの花がまばらに咲いているところです。今季はもうツバメシジミの産卵には出会いないだろうととっくに諦めていた矢先の出来事でした。なんともラッキ…

'22夏 虫の目レンズは友 ~ショウリョウバッタ(メス) ~

公園の池畔にて。 今。草むらに足を入れるとバッタのなかまがわんさか飛び出します。今,生きる姿が最高潮に達している頃でしょうか。池の畔を歩いていると,ショウリョウバッタが飛び上がりました。そうして水面に不時着。なんとか泳いで草にたどり着きまし…

庭のヤマトシジミ,終齢幼虫から羽化まで Ⅱ(1)

8月16日(火)。庭の隅にあるプランターにカタバミが生えています。見ると,葉がほとんどなくなって茎と葉柄だけのようになっています。これは明らかに食痕です。すぐに浮かぶのはヤマトシジミ。探すと,いました,いました。 蛹が二つ。一つは孵化間近です…

〈続〉"魚露目"で見たセスジスズメ(終齢幼虫)

我が家にて。 道路わきのコンクリート側壁にセスジスズメの幼虫がいました。終齢幼虫です。動きながら,蛹になる場所を探している様子。 蛹になる場所は土の中。 上に上がります。 土に行き着いて,一息をつきます。 まるまると太っています。この日までしっ…

庭のヤマトシジミ,終齢幼虫から羽化まで(2)

本記事の写真はすべて自然光下で撮りました。 前蛹から一日経過。注意していると,体表に白い線が! これは脱皮が始まった兆候です。皮が尾端に送られて行くとき,皮が重なって皺ができているのです。 いちばん右に見えるのは帯糸。糸と体表の間を,皮がすり…

庭のヤマトシジミ,終齢幼虫から羽化まで(1)

庭はいちばん身近な,昆虫の生息場所。ここで出会うモノやコトを,疎かにするのは禁物。同じような観察の繰り返しみたいであっても,「ほっ,ほーっ!」とうれしくなるような発見があるものです。 見かけた終齢幼虫がどうやら前蛹段階を迎えたようです。じっ…

キャベツが大好きなタネバエ

キャベツの種子を蒔いていたら発芽。本葉が出始めた頃,双葉がなにかに食され害が見えかけました。調べると,カブラハバチの幼虫が見つかりました。もう大きくなっています。 しばらくして見ると,今度はごく小さなハエが双葉にとまってじっとしていました。…

"魚露目"で見たクルマバッタモドキ(求愛行動)

前回の"魚露目"の続き話です。 写真を撮っている途中のこと。ふしぎなことが起こりました。わたしはもちろんメスを撮っていたわけです。するとその近くに,からだが一回りも二回りも小さなオスが突然現れました。レンズはメスのすぐ前。わたしの手はすぐ傍。…

発見,ヤマトシジミの蛹(続)

その後,蛹の変化を観察しました。 しかし,表皮が透明になって中が見えるようになるはずが,まったくその経過をたどりそうにありません。 やっぱり,おかしい。 結局,この個体は羽化の見込みはなくなりました。変化が止まってしまったのです。残念! 残念…

8月,ヤマトシジミの孵化

2,3日前,草引きをしていてヤマトシジミの卵を見つけました。直径0.55mm,高さ0.24mm。孵化しそうなので,観察を続けました。そうしたら昨日,頭部が黒っぽく見えて来ました。この分ならまもなく孵化しそう。 気を付けていたら,やっぱり! きれいに蓋…