2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
地面の落ちた種子が発芽するのはごくふつうの現象です。しかし,種子が穂に付いたままの状態で発芽するのは,結構珍しいように思います。というか,そう目にすることはありません。 たとえば,水田でイネが倒れ,雨が続いたとき,稲穂から芽が出ます。同じよ…
6月28日(日)。ホッカイコガネが順調に育ち,イモの収穫時期が近づいています。今日,近所のタクさんから「ジャガイモを掘ったったか?」と聞かれました。タクさんはもう収穫を終えられたとか。 実が膨らんでいます。随分大きくなってきて,ほとんどがミ…
ジャコウアゲハの盛んな羽化。それはそれはもう,大したもの。 いちばん多い羽化場所はレモン。緑の葉に黒い翅のコントラストが,その存在をくっきり知らせてくれます。 レモンの根元近くに生えたハンゲショウでの目撃事例。羽化した途端に交尾したペアがい…
6月15日(月)。夜。昼間,シロツメクサに付いた卵を3個採集して,植木鉢に植え持ち帰りました。それをきちんと記録しておこうと思い立ち,室内で撮影することに。びっくりしたことに(モンキチョウの卵の観察は初めて!),色がきれいな赤みを呈してい…
6月13日(土),夕方。残った2個体のうちの一方が,どうやら羽化間近な様子。からだ全体が黒っぽくなって,今羽化してもおかしくない状態になっています。 6月14日(日)。午前0時30分。6時間,「羽化はまだか,まだか」と待ち続けたものの,その…
しごと場によく来るKさん(小1年)が飛び込んできました。 「ダンゴムシが赤ちゃんを産んだのを見つけたよ!」「見て!」。 玄関でわたしを呼びながらそういうので,行ってみました。手には金属製の容器。その中に,ダンゴムシが入っていました。見ると,…
オオバコは他家受粉をする植物の典型だといえます。近親交配を避け,他のオオバコの花との送受粉を効率的に行えるように,同一穂内で雌性先熟のきまりが成立しています。 そして,受粉が昆虫を頼らずに風頼みなのです。言い換えると,風媒花というわけです。…
6月13日(土),早朝。葉裏に付いた蛹を見ると,翅が黒くなっています。「羽化,間近!」と感じさせます。それで,注意深く見守ることに。 結果としては,羽化直前に撮ったのが下写真です。 この9分後,わたしが目を離している隙に羽化し終えていました…
田舎に建つ家は,比較的,あるいはうんと自然に恵まれた環境にあるため,家の中やら周りに様々な生きものが現れてもふしぎではありません。「ほほーっ」と思うようなものが,度々訪れます。ふだん訪れているのかもしれませんが,それほど気にかけないでいる…
6月15日(月)。 シロツメクサの群落で,モンキチョウの産卵風景を見ました。 モンキチョウのメスがどうも群落に関心があるらしく,立ち去ろうとしません。それで,しばらく様子を見てみることに。すると,葉にとまりました。そして,パッと舞い上がって…
いわゆる『“四つ葉”のクローバー』はシロツメクサの変わり種。ふつうのあり方に変化が生じたもの。五つ葉も,六つ葉,……,もそう。それと同じように,シロツメクサの花でも,変わり種が見つかります。ずっと以前にこれにちなんだ話題を取り上げたことがあり…
ホッカイコガネに,実が鈴生りに生っています。茎は1mを超していますから,自立した状態は保てず,自ずと倒れています。一つの丈夫な茎に,房が1つか2つ付きます。2つの場合は,もちろん,下ほど丈夫で充実した実ができます。鈴生りに生ると,その重み…
ドキッとした話題を一つ。 農道を歩いていると,脇で細長いものが動いていました。それも,緩やかに。見ると,大きなアオダイショウ! 「久し振りに見るなあ」と妙に感心しながら,動きを見ていました。 なんともゆっくり。もちろん,わたしに気づいていませ…
6月9日(火)。今観察しているヤマトシジミの蛹は3個体。それぞれが順調に成長している様子です。羽化の瞬間を撮りたいとずっと思い続けているのですが,夜間になったり,ずっと待っていてもほんの一瞬の出来事なので見逃したり。なかなか望みは叶いませ…
わたしのお気に入りの草原があります。ときどきそこを訪れて,昆虫の撮影をします。 近くを通りかかったので,近頃の様子はどうかなと思い,立ち寄りました。すると,モンキチョウが何頭も飛び回っていました。これにはびっくり。これまでに,ここでこのよう…
6月8日(月)。梅雨期で,小雨が降ったり曇り空が続いたり。お蔭で,ジャガイモの実が順調に膨らんでいます。下写真の房には,実が10個も付いています。いかにも,たわわに実っているって感じです。 よく見ていくと,表面に斑点が。間隔を置いて,プツプ…
ジャガイモはふしぎを秘めた,台所の食材です。その生態もまた,ほんとうにふしぎです。 次回に続いて,暗所にあったジャガイモの風変わりな姿をご紹介します。 アンデスレッドの表面に,小さな真っ赤な子どもイモが出現。よく見ると,子どもは親イモに直接…
わたしは,子どもたちが地域でたのしく過ごせるように,“ふるさと”を舞台にして遊びを提供するしごとをしています。というよりも,子育ち,子育ての応援をちょこっとしている,という方がより近いかな。そこに保護者が加わって一緒に活動することもよくあり…
6月13日(土)。朝6時。アゲハの庭園にて。 そこで手入れをしかけたときのこと。ふとレモンの木を見ると,黒っぽいなにかが見えました。「おやっ?」と思い,近づいて確認。すると,羽化したばかりのジャコウアゲハでした。アゲハが葉の裏でぶら下がり,…
これまで「花と虫」との関係を追いながら観察事実を書き続けてきました。もうジャガイモの花の季節が終わりを迎えます。そこで,まだ書き切れていないことに触れて,本シリーズのまとめとします。 送受粉の直接的な媒介昆虫ではありませんが,ジャガイモの花…
アゲハの庭園に植えているレモンの木に,どうやら今年実がほんの一つ生りそうです。初めての結実です。高さはせいぜい2m程。柑橘類は概して実が生りかけるのは遅めです。それがようやく実を結ぶので,わくわくしています。 そのレモンには,結構たくさんの…
6月6日(土),夜。3つめの幼虫が,カタバミの根元近くで前蛹に。帯糸でからだを固定して,じっとしています。 6月7日(日)。夕方には蛹化するだろうと予想していたのですが,完全に空振り。夜中を回っても気配なし。 6月8日(月)。早朝。6時に見…
初夏。梅雨。それはベニシジミが生き生きと飛び回り始める季節でもあります。 6月10日(水)のこと。昼休みのウォーキングで,ベニシジミを何匹も見かけました。「あー,ベニシジミが盛んに動き始めたんだな」と感じるひとときとなりました。 タンポポや…
アゲハの前蛹のその後について報告しておきます。 6月7日(日)。畑仕事に行ったついでに,蛹の様子を確認しました。色がどうも怪しい感じです。というのは,正常な色合いとは異なって,異常な黒っぽさが現れています。これはやはり,外敵の寄生によるので…
ジャコウアゲハと天敵(外敵)の話題を一つ。 今季ほどたくさんの個体が成長するのは珍しく,それに応じていろんな場面が見られます。天敵との関係もその例です。 ジャコウアゲハについては,卵から成虫に至るまで,ウマノスズクサに含まれる有毒成分アリス…
葉の裏に付いた卵が孵化近い様子。ふつう葉の裏は,昼間は容易に観察できますが,夜間は閉じるために一工夫いります。孵化が近くなっていても,そのタイミングをドンピシャリと当てることはまずできません。辛抱強く待つしかないのです。 一日待っても孵化せ…
前蛹を見かけた翌朝のこと。見ると,寄生バチがからだにぴったり付いて,じっとしていました。 やはり強い関心があるのでしょう。 時折,前蛹はブルッとからだを震わせました。きっとハチの感触が伝わって,刺激を感じたのでしょう。 同じ日の夕刻。見ると,…
しごとで,一組の親子を野外探検に案内。野草について解説しているときに,シロツメクサが目にとまりました。それで,茎が匍匐している様子,四方八方に伸びている生活形を観察していただきました。 すると,お母さんがびっくりしておっしゃいました。「わた…
水田脇にあるカラムシの群落を観察していて,目に入ったのがコガタノミズアブ。どこともなく飛んで来て,カラムシの葉に着地。動きの鈍さからみると,羽化間もないのかもしれません。 風に揺れる葉にとまったミズアブを撮るのに一苦労しました。撮っているう…
近隣市に住む知人から聞いた話ですが,知人宅でも今年はジャコウアゲハがどっさり増えて,ホソバウマノスズクサを相当に食べているらしいのです。しかし,食草はたっぷりあるようで,食べ尽くされる恐れはないとか。 先日バケツに食草と共に入れた幼虫を見せ…