自然となかよしおじさんの“ごった煮記”

「風を聴き,水に触れ,土を匂う」。知的好奇心無限大のおじさん日記。

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ロウバイと虫(またまたまた)

キンバエが訪れているのを見ました。このハエについては,すでに『ロウバイと虫(まだ)』 で取り上げています。再び記事にするのは,じっくり観察できた結果,ハエの行動がなかなか味わい深いものに思えたからです。 警戒心が強いはずなのに,今回はそれが…

冬の花と昆虫と

昆虫に対するわたしの好奇心のことで,ブログに関心を持ってくださっている方がこんなことをおっしゃいました。 「冬に昆虫が活動しているんですね。知らなかったです!」 これは,わたしが冬開花する植物に目を向け,そこを訪れる虫を追い続けていることを…

マンサクと昆虫(13)

アカバナマンサクが盛りを過ぎました。花の数が少なくて必然的に訪花昆虫が目立たないなか,「よく来てくれました!」と思わず感動した出会いがありました。 ホソヒラタアブがやって来たのです。アカバナで確認したのは初めてです。初めてというのはとにかく…

マンサクと昆虫(12)

これまで見たことのないハエが花に潜り込んでいるのを発見。翅が覗いていて,その模様がひどく特異なのです。黒くて大きな斑紋があって,そこから一本大きな曲線を描いて走っています。そして短めの,やや直線的な線が数本見えます。 あとで調べると,ミバエ…

マンサクと昆虫(11)

2月23日(日)。風は冷たいものの,日差しはすこし柔らかな一日でした。昼前,マンサクにハナバエが一匹いました。しきりに花に潜り込んだり出て来たり,また潜り込んでは出て来たりと,ゆっくりとではありますが,動き回っていました。 それで,これに注…

ロウバイと虫(またまた)

ロウバイの開花期間はたしかに長いですね。いい香りを,ずっと放ち続けています。といっても,わたしたち人間の嗅覚では,近くに寄らなくては感じとることはできません。鼻がよければ,プウンと漂う匂いをキャッチできます。 虫は生き延びるために,嗅覚器官…

マンサクと昆虫(10)

寒い日のことでした。 ユスリカの一種がマンサクの花に潜り込むような格好で付いていました。触覚には枝が四方八方に生えています。このブラシ形状はオスの印。からだをよく見ると,花粉だらけ。「これも受粉にちょっぴり貢献しているのだろうか」。ふと,そ…

科学教室『葉脈の栞づくり』

過日,葉脈の取り出しについて記事にしました。今日,科学教室で,同じ手順で葉脈を取り出して栞をつくりました。 使った葉は,結局,ナンテンとカナメモチの二種です。今の時期,葉からは水分が減っているので,使える葉は少ないなあという印象を持ちました…

マンサクと昆虫(9)

ツマグロキンバエは,一年を通してあちこちの花を訪れる常連です。花にとっては上得意先です。「おかげさまで,……」という気持ちが強くあるでしょう。 すこし暖かい日差しを感じるときは,マンサクにもやって来ます。離れたところから観察しても,からだに花…

マンサクと昆虫(8)

寒さが和らいだ昼下がりのこと。日だまりができる天気なので,マンサクに昆虫がやって来るにちがいないと予感。カメラを用意して,しばらく観察していることにしました。 予感が当たりました。しばらくして,ハエが訪れました。そして,頭を花の中に突っ込ん…

突然のヤモリ

夏,夜になると窓ガラスを盛んに訪れ,昆虫を貪り食っていたヤモリは今,冬眠中。扁平な体型にピッタリ合う場所を見つけて,静かに休眠しています。 農業用資材を整理していると,そのヤモリが肥料袋の下から突然出てきました。「アッ,こんなところにヤモリ…

マンサクと昆虫(7)

風がほとんど感じられない昼時, マンサクに昆虫が来ているのを発見。 目が青く輝く特異な姿をしたハエでした。同定はできませんが,ハエかアブのなかまであることは間違いありません。さらに,隣りの花にも別のハエが来ていました。二つも同時に! こちらの…

ジャガイモの種子,予備的発芽実験の試み(なおなおなお) ~ポット植え結果,残り1つ③~

2月10日(月)。今時点の様子は以下のとおりです。 葉は,枯れたものもあるが,なんとか緑を保っているものもある。 地表から確認できる根茎は五個。そのうち最大の一個だけがストロンで茎とつながっており,他は分離している。 大き目の腋芽(側芽)は,…

炭酸ガスロケットを飛ばす

過日行った科学教室の報告をしましょう。 参加人数は7人。内,小学生6人,中学生1人。上学年と下学年でペアを組んで作ることにしました。順序は次のとおりです。 重曹(炭酸水素ナトリウム)に水を加え,変化が生じるか,確認。 クエン酸に水を加え,変化…

マンサクと昆虫(6)

前日,屋根に積もった雪が大きな音を立てて落ちています。昼下がり, 気温は7.7℃。冷たい風が頬をビリッと震え上がらせます。 マンサクの花を見ると,小さなハナバエの一種が花弁にとまっていました。前回に取り上げたハエと同種かもしれません。見ると,…

ジャガイモの種子,予備的発芽実験の試み(なおなおなお) ~ポット植え結果,残り1つ②~

1月30日(木)。葉が枯れかけています。葉で作られるデンプンがうんと減りますから,腋芽が太るのもこの程度で止まると思われます。それにしても,腋芽の様子は“鈴生り”といった感じがしないこともありません。 2月3日(月)。第4節,5節の腋芽をアッ…

ジャガイモの種子,予備的発芽実験の試み(なおなおなお) ~ポット植え結果,残り1つ①~

1月5日(月)。残ったポット植えのジャガイモのうち,いちばん元気そうなのがこれです。伸びたストロンの先に塊茎(イモ)が形成され,それが地表にむき出し状態です。塊茎は4個数えることができます。 1月14日(水)。 腋芽が太り始めました。色が赤…

マンサクと昆虫(5)

植木鉢のマンサクが満開近くなりました。離れたところからも,花の黄色が目に付きます。昆虫にもそうなのでしょう。匂いに敏感な虫なら,それを放っておくわけがありません。 案の定,ハナバエが訪れました。からだの棘がこの昆虫を特徴付けています。 すこ…

マンサクと昆虫(4)

『マンサクと昆虫(3)』をアップしてからのことです。また別のハナバエが花にとまっているのを目撃。そのときと同じように,冬にしては暖かい日でした。花の中に,どうやら虫らしいものがいるようなので,メガネをかけて確認。やはりいました。ハナバエの…

ジャガイモの種子,予備的発芽実験の試み(なおなおなお) ~ポット植え結果,残り2つ~

1月8日(水)。ポット植えの実生ジャガイモが残り二つになりました。寒くなってきて,葉が急に勢いを失いかけた感じがします。 1月13日(月)。どんどん葉が黄色くなってきました。枯れ始めたのです。 1月31日(金)。地表付近にはイモが見えます。…

ロウバイと虫(また)

ロウバイが香りを放つと,きっちりそれに誘われて虫たちが訪れました。 キンバエの一種です。よく見ると,脚に花粉が付いて白っぽくなっています。目立つ昆虫なので,辺りに対する警戒心も強いのでしょう,それなりの機敏さが感じられる動きでした。それで,…

“花と実(タネ)”とジャガイモとわたし,よもやま話(番外編 ⑥)

おしまいは,モウソウダケの花の写真です。 竹は多種あるので,注意して見ていれば毎年のようにどれかの種で花が見られるという話もあります。わたしが見た40年前以降,確かに花を見かけたことがあります。しかし一般的には,ごくふつうにわたしたちの周り…

ジャガイモの種子,予備的発芽実験の試み(なおなおなお) ~ポット植え結果,残り3つ~

1月初めのこと。イモが三個,三つ子のように地表から飛び出して付いている株を掘ることにしました。寒さに耐えられず急に弱ってきたように見えました。 4日後には,もうこんなに葉が萎れてしまいました。 これについては,地下茎を切らずにきちんと付けた…

マンサクと昆虫(3)

アカバナマンサクに,別の昆虫が訪れました。撮影中にたまたまやって来たというのでなく,とまっているのを見かけて撮ったのです。ハネバエの一種です。誤った同定をしないためにも,それぐらいにとどめておきましょう。 花に潜り込んで,じっとしていました…

「ご教示,ありがとうございます」

1月27日付け記事『冬のアブラムシ』に関する話題です。 名がまったくわからない,下写真の昆虫とクリオオアブラムシの二つについて触れました。 時間をかけて検索しても名がわからないというのは,ときには消化不良を起こした感じがして,すっきりしない…

“花と実(タネ)”とジャガイモとわたし,よもやま話(番外編 ⑤)

サツマイモの花の写真も数枚ありました。「これはしっかり撮っておこう」と思って写したのでしょう。 花は数個かたまって付いています。もう散ってしまったものもあります。 花の中を覗いて撮りました。アサガオを思わせる花の中央奥に,蕊がひっそりと収ま…

「どうぞ」の一瞬

つい先日,コンビニエンスストアを利用したときの話を一つ。 用を終えて外に出ようとしたとき,外から男性客がやって来ました。ほんの一瞬,客が早くドアに手を触れ,わたしはタイミングをずらして後から出ようとしました。これが当たり前の順序であり,無理…

“花と実(タネ)”とジャガイモとわたし,よもやま話(番外編 ④)

ウチワサボテンの成長記録写真も残っていました。 完全に双葉が出た後,その間から棘が覗きかけました。色は経年変化により,すっかり褪せています。 棘を付けた子どものサボテンは,成長するにともなって細長く育ってきました。 からだがぐんぐん伸びてきま…

“花と実(タネ)”とジャガイモとわたし,よもやま話(番外編 ③)

サボテンの実生実験は数種に亘り,継続的なものになりました。 1月18付けの第9話に付け加えていきましょう。下写真は,双葉が退化した品種が芽生えた様子を撮ったものです。 やがて,すこし長細くなってきて,上の方に棘が出てきました。よく見ると,先…

マンサクと昆虫(2)

マンサクはユニークな樹木で,花が付いている時期,昨年度の葉も実も付けたままの姿をしています。 それを撮ったのが下の写真です。葉・実ばかりか,古い萼片まで律儀に残しています。 さて,撮影しているときに,ごく小さな虫が花に入っていき,吸蜜行動を…