確かな演奏力に加え、個性の異なるBrad GillisとJeff Watsonのツインギター、Jack BladesとKelly Keagyのツインボーカル、そしてBradとJackの「ツインお調子者」ぶりがこのバンドの鍵なのはもちろんですが、ヒゲにサングラスがトレードマークのAlan "Fitz" Geraldのキーボードが、アンサンブルにおける縁の下の力持ちとして重要な役割を果たしていることに改めて気づかされます。
L字型に配置されたAlanのセットは、大きな木枠に複数のキーボードが組み込まれており、KORG BX-3、Roland JUNO-60、そしてMemorymoogという組み合わせ。もう片方はRhodesと上段にYAMAHA DX7、その間の1台は何でしょうか。Night Rangerの楽曲に欠かせないシンセブラスやパッド系は、MemorymoogやJUNO-60を駆使しています。「Rumours in the Air」のアルペジオを左手で弾いている姿などは映像ならではの発見です。セットにピアノがないため、「Sister Christian」はRhodesで演奏されています。ちなみに、キーボードブースにJeffも入ってJUNO-60でシンセパッドを弾いている貴重な姿も拝むことができます。
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