日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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南三陸ボランティア活動に参加


 震災の年の7月に初めて行ってから今回で5回目のボランティア活動に参加してきました。
 今回の作業場所は、南三陸町長清水(ながしず)地区。南三陸町市街地から車で30分、志津川湾に面した集落。
 ここ(赤い円は南三陸町中心街、作業現場は右下の白い○のところです)↓

(拡大。川に沿った平地の奥の方ね。)

 ここ数回、ボランティアセンタ―の近くでの作業でしたが、今回はちょっと離れて、志津川湾を挟んだ反対側でした。バスで現地に向かうと左手に穏やかな海。山肌から流れる川が小さな入り江・志津川湾に注いでいる。湾にある小島も望めリアス式海岸の風景を一望できる風光明媚な地域ですが、これが津波の時には、悪魔のように襲いかかってくる要因だったのでしょう。川を遡った津波は、狭い集落を、そこにあった建物も畑もすべてのみこんでしまいました。

 国道398号線から300mくらい入ったところの農地整備のお手伝いが今回の作業。ここ数回やっている"石拾い"です。2月のボランティアは今回初めて。農地整備はこれまでやったことあるけど、これが結構大変。鶴嘴、ピッケルで一鍬々々地面に突き立てて、出てきた拳くらいの大きさの石や瓦片やその他いろんなものを手で拾う。この作業を延々やるわけですが、小さい畑といってもけっこう広い。今回の参加者は私たちが約30名、足利工業大学の学生さんたちが30名、総勢60名の作業でしたが、10m×20m位を作業するのがやっとでした。
 しかも、作業開始から1時間位は、地面が凍ってる。"凍土"ってこんななんだ。ピッケルが刺さらない。表面から15cm位まで掘ってやっと普通の地面に。凍った表土を剥がし、それを砕いて石を取る。その繰り返し。お昼近くなってやっと溶け始めてきたけど、今度はぬかるみになって長靴に泥がまとわりつく。泥だらけになりながら、石を一つ一つ掘り起こし、バケツに入れる。前回は8月に同じ作業をしましたが、あの時は、照りつける日差しに朦朧としながらやったっけ…。
 日差しがある時はいいんですが、とにかく寒い。日差しは出ているのに、風花というには多すぎる雪が舞う中、中腰の作業は結構腰に来ます。コルセットと痛止薬を飲んでいたのでなんとか強烈な痛みはなく無事終了出来たのは不幸中の幸いでした。


 震災、津波から来月で3年。瓦礫は片付けられて、たくさんのダンプやショベルカーが入り造成も始まっていますが、本当の意味での復興はまだまだ遠いというのが実感です。
 今回も南三陸ボランティアセンターのお世話になりましたが、人海戦術でしかできない作業はまだあるにもかかわらず、来ていたのは一緒に作業をした大学生たちの2グループだけ。

 
 ボランティアって特殊な技術や能力を持っている人でしかできない事も勿論ありますが、私のような何のスキルのない人でもやれる事はあります。生活を犠牲にしてまでボランティアに行く必要はないと思いますが、思い立ったら行ってみるってのはありだと思います。
 
 
 以前、ゲームサークルをしている友人が、仮設住宅で暮らしている子供たちや老人と一緒にボードゲームをやってきたという話を聞きました。これも立派なボランティア活動だと思います。音楽ができる人は音楽を、木を切れる人は木を切りに、作業機械を動かせる人はその技術を持って行って欲しいなって思います。


 先週の雪で山梨や埼玉、東京の山間部では、いまだに孤立した集落があると言います。自衛隊や行政が必死に現状回復をしていますから、一般人が行っても邪魔になるかも知れません。だから、現地の人が「たくさんの人に来て欲しい」というお声がかりがあったら、自分にできる事があったら行ってあげたいと思っています。
 人の手でないとできない事って確かにあって、でも「自分なんか行っても役に立たない」って思ってしまって、行動しないのはもったいないです。機会があったらあの現状、見ておいていて損はないと思います。


 金がある人は金を出せばよい。
 いろんな能力のある人は知恵を出して欲しい。
 体力のある人は体力を提供してあげて欲しい。
 金も能力も体力もない私みたいな人間は小石を拾いに行ってあげればよい。そう思って今回も参加しました。
 勿論、直接現地に行かなくても、まだあの震災、津波で苦しんでいる人がいるってことを忘れないというのも大切な事だと思います。


 大きな被害にあった人に笑顔が戻る日まで、機会があればまた参加したいなって思ってます。
 まぁその為にも自分の身体万全な状態にしておかないとね(笑)。いやいや、腰は大丈夫でしたが全身筋肉痛特に腕と脚が痛い(>_<)。握力も全然なくなってしまった…(^-^;)。