初日の出

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コラム

【2026】初日の出はどこの方角?日の出の方角と季節の関係

結論:2026年の初日の出は「南東(東南東)」の方角から昇る

「太陽は東から昇る」と学校で習いますが、元旦の初日の出に関しては、実は「真東」からは昇りません。

結論から言うと、2026年の初日の出は「南東(より正確には東南東)」の方角から昇ります。
真東だと思って待ち構えていると、建物や山の陰になって見逃してしまう可能性があるため、正しい位置を把握しておくことが非常に重要です。

正確には「真東から約28度南寄り」の方角(方位角約118度)

少し専門的な数値で確認してみましょう。

北を0度(360度)、東を90度、南を180度とした場合、真東(90度)よりもさらに南側へ約28度ずれた「方位角 約118度」あたりが初日の出のポイントになります。(※東京の場合)

時計の文字盤で例えるなら、北を12時とした場合、真東は3時の方角ですが、初日の出は「4時の方角」に近い位置から昇ってくるとイメージすると分かりやすいでしょう。

家のベランダや窓から見る場合の目印の探し方

自宅のベランダや窓から初日の出が見えるか確認したい場合、以下の手順で当たりをつけてみてください。

  1. まず、スマホのコンパスアプリなどを使い「真東(90度)」を向きます。
  2. そこから右側(南側)へ約30度体を向けます。
  3. その視線の延長線上に高いビルや山がなければ、ご来光を拝めるチャンスがあります。

「真東よりもかなり右側から昇る」という感覚を持っておくだけでも、場所選びの失敗を大幅に減らすことができます。

なぜ真東ではない?日の出の方角と季節の深い関係

「日は東から昇り、西へ沈む」。これは間違いではありませんが、一年中ずっと「真東」から昇るわけではありません。

太陽の昇る位置は季節によって大きく移動しており、その原因は地球が「約23.4度」傾いた状態で太陽の周りを回っていることにあります。

[Image of sun path variation summer winter solstice diagram]

地球の傾きが原因!夏至・冬至と太陽の動きの仕組み

地球の地軸(北極と南極を結ぶ線)が傾いているため、季節によって太陽の通り道が変わります。

  • 夏(夏至の頃):
    太陽が高い位置を通り、昼が長くなります。この時、日の出は「北東」寄りから昇ります。
  • 冬(冬至の頃):
    太陽が低い位置を通り、昼が短くなります。この時、日の出は「南東」寄りから昇ります。

つまり、夏と冬では太陽が出る場所が全く違うのです。

「日は東から昇る」が正解なのは春分・秋分の日だけ

では、いつなら「真東」から昇るのでしょうか。
それは、昼と夜の長さがほぼ同じになる「春分の日(3月下旬)」と「秋分の日(9月下旬)」の年2回だけです。

この日だけは、太陽は真東(90度)から昇り、真西(270度)へと沈んでいきます。それ以外の日は、常に北寄りか南寄りに少しずつズレ続けているのです。

冬(お正月)は一年で最も太陽が「南寄り」から昇る時期

1月1日(元旦)は、一年の中で最も昼が短い「冬至(12月22日頃)」からわずか10日ほどしか経っていません。

そのため、太陽の位置はまだ冬至の状態に非常に近く、一年で最も「南寄り」の位置(南東)から昇ってきます。

「初日の出=真東」というイメージは捨てて、「冬の太陽は南から来る」と覚えておくと、方角を見失うことがなくなります。

地域によって方角にズレはある?北海道と沖縄の比較

日本は南北に長い地形をしているため、住んでいる場所(緯度)によって初日の出が見える角度にも違いが生じます。

「だいたい南東」という点では共通していますが、厳密に言うと北の地域ほど、より「南側(右側)」にズレて昇ってくるという特徴があります。

緯度が高いほど「南寄り」になる仕組み

冬の時期、北半球では緯度が高くなればなるほど、太陽が昇る位置は南寄りになります。

そのため、北海道(札幌)と沖縄(那覇)を比べた場合、北海道の方がより大きく南へ振れた位置から初日の出が昇ります。
逆に、赤道に近い沖縄の方が、比較的「真東」に近い位置(それでも南東ですが)から昇ることになります。

この差は数度〜5度程度ですが、望遠レンズを使って特定の建物と太陽を重ねて撮影したい場合などは、この誤差が計算違いの元になるため注意が必要です。

札幌・東京・福岡・那覇の初日の出方位角一覧

2026年元旦における、主要都市ごとの日の出方位角(真北を0度とした時計回りの角度)の目安は以下の通りです。

  • 札幌(北海道):約121度(かなり南寄り)
  • 仙台(宮城):約119度
  • 東京(関東):約118度
  • 大阪(関西):約117度
  • 福岡(九州):約117度
  • 那覇(沖縄):約115度(比較的東寄り)

このように、札幌と那覇では約6度ほどの差があります。
北日本にお住まいの方は、天気予報などで言われる「南東」よりも、気持ちさらに「右(南)」を向く意識を持つと、より正確な位置を捉えられます。

2026年元旦に役立つ!正確な日の出位置を調べるツール・アプリ

「南東の方角」と頭でわかっていても、実際の現場に立つと「あのビルの陰になるのでは?」「あの山に隠れてしまうかも」という不安がよぎります。

そんな時に役立つのが、スマホのGPSとカメラ機能を活用した「日の出シミュレーションツール」です。

AR(拡張現実)で太陽の軌道を表示する「日の出アプリ」

最も確実なのが、カメラ越しに実際の風景と太陽の通り道を重ね合わせて表示できるARアプリです。

  • Sun Surveyor(サン・サーベイヤー):
    写真家も愛用する高機能アプリ。カメラを空にかざすと、太陽が昇ってくる軌道線が画面上に表示されます。「この建物の右側から出る」といった具体的な予測が可能です。
  • 日の出日の入りマピオン:
    地図上で日の出の方角線を表示してくれるシンプルで使いやすいアプリです。

これらのアプリを現地の「ロケハン(下見)」で使えば、当日の方角ミスはほぼ防げます。

Googleマップを使って障害物を確認する方法

現地に行けない場合は、GoogleマップやGoogle Earthを活用しましょう。

自分が立ちたい場所にピンを打ち、そこからコンパス機能で「118度(南東)」の方向に直線を引くイメージを持ちます。
さらに「3Dビュー」機能を使えば、その方角に高いビルや山があるかどうかの立体的なチェックも可能です。

特に、海沿いではなく「街中」や「住宅街」から見る場合は、数十メートル先のマンション一つで見えなくなることがあるため、事前の地図確認が有効です。

コンパスがない時のアナログな方角確認術

スマホのバッテリー切れなどの緊急時に備えて、アナログな確認方法も知っておくと安心です。

もし晴れている日中に下見をするなら、正午(昼の12時)の太陽の位置を確認してください。
正午の太陽は「真南」にあります。そこから左へ約60度(時計の10時の方向)戻った位置が、おおよその日の出の位置(南東)になります。

アナログな方位磁石(コンパス)を使う場合は、近くに鉄骨の建物や車があると針が狂うことがあるため、少し離れた場所で計測するのがポイントです。

方角だけじゃない!初日の出を確実に拝むための注意点

「方角はバッチリ合わせたのに、時間になっても太陽が出てこない…」

初日の出鑑賞でよくあるこのトラブルは、主に「地形」や「建物」の影響を考慮していないことが原因です。
国立天文台などが発表している「日の出時刻」は、あくまで理想的な条件での数値であることを理解しておく必要があります。

水平線・地平線から出る時間は少し遅れる?「日の出時刻」の罠

天気予報や新聞に載っている「初日の出の時刻」は、「水平線や地平線(標高0m)から太陽の上が少しだけ顔を出した瞬間」を指しています。

しかし、日本の多くの場所(特に内陸部)では、東側に山や建物が存在します。
障害物がある場合、実際に太陽が顔を出すのは、公式の時刻よりも5分〜20分程度遅くなるのが一般的です。

「時間になっても出ないから帰ろうかな」と諦めて立ち去った直後にご来光が出た、というケースも多いため、予定時刻を過ぎても30分程度は粘って待機することをおすすめします。

自分の位置より東側に高い建物・山がないかチェック

初日の出スポットを選ぶ際は、自分が立つ場所の「高さ」も重要です。

例えば、目の前(南東方向)に高い山脈やタワーマンションがある場合、太陽がそれらを乗り越えてくるまでさらに時間がかかりますし、最悪の場合は障害物の陰になって見えないこともあります。

  • 理想:海岸線や、周囲を見渡せる山頂、高層ビルの展望台など「自分が高い位置」または「前が開けている場所」
  • 注意:盆地や、東側に高い建物が密集している市街地の路上

「方角(横の角度)」だけでなく、「仰角(縦の角度)」に邪魔なものがないかも併せてチェックしておきましょう。

まとめ:2026年は南東の空に注目!正しい方角でご来光を迎えよう

本記事では、2026年の初日の出の方角と、なぜ真東ではないのかという季節の関係について解説してきました。

重要なポイントをもう一度振り返ります。

  • 2026年の初日の出は「南東(東南東)」の方角から昇る
  • 正確な角度は「真東(90度)」から右へ約28度ズレた「約118度」付近
  • 冬はお正月を含め、一年で最も太陽が南寄りから昇る季節である
  • 当日はアプリやマップを使って「障害物(建物・山)」がないかを確認する

「太陽は東から」という思い込みを捨てて、しっかりと南東の空を見上げる準備をしておけば、シャッターチャンスを逃すことはありません。

ぜひ事前に方角をチェックして、2026年の素晴らしい幕開けとなる美しいご来光を全身で浴びてくださいね。

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