定年後の奮闘記

いざ定年と色々初めてみたものの、、、壁を超えた際の気づき記します

第二種電気工事士技能試験に挑戦

■はじめに

元電気電子エンジニアが定年で第二種電気工事士を目指すわけ

学科挑戦のブログに記載しましたので、興味のある方は、こちらを参照ください。

第二種電気工事士学科試験に挑戦 - 定年後の奮闘記

■試験概要の理解

こちらも学科同様、レギュレーションの理解には、正確性がいるので、以下のページを参照するのが、一番確実で早いです。
第二種電気工事士試験トップページ

第二種電気工事士試験 | 電気工事士 | 一般財団法人 電気技術者試験センター

第二種電気工事士試験概要
第二種電気工事士の試験概要 | 第二種電気工事士試験 | 電気工事士 | 一般財団法人 電気技術者試験センター

■候補問題

第二種電気工事士の技能試験の候補問題 | 第二種電気工事士試験 | 電気工事士 | 一般財団法人 電気技術者試験センター

・毎回地域ごと13問の候補問題から1問が出題されます
・候補問題は、毎年、大きくは代わりませんが、24年上期で、No.3、No.13が、接地極付きコンセントに変更になっています(電設材購入時古い中古品を買うと入ってないですがホームセンターで手配できます)。

・各県の過去の出題経歴はこちらのWebサイトにありました。

【無料公開】2018年〜2025年上期までの第二種電気工事士 技能試験 過去出題データ(都道府県別)|m@情報の雑貨屋

■工具の調達

先ずは、工具の調達です。あれこれ、安く済ませられないかを考えて、ホームセンターやプロショップを探しましたが、結局Hozanさんの以下のセットが、無難という結論。テキストや、動画サイトも用意されていて、先ずは、こちらで工具の使い方を、覚えました。価格は、12500円~13000円の幅くらいであれば、私が購入当時の、最安値に近いと思います。

 

合格マルチツールと合格クリップは、結局買い足しました。合格ツールは、練習中の線外し作業と 試験中の失敗対応 2.0線2本+1.6線1本のEスリーブの押し込み等で必須。合格クリップは、差込の場合無いほうが早い、2~3本のかしめだと 使た方が時間がかかるケースもあります。私の場合、線数の多いかしめで、線の弾性によりかしめ位置が定まらない時には重宝しました。5個くらいはあるとよいかなという感想です。

上記に加え、目の衰えと、指の乾燥で細かいものを上手くつまめない60歳に必須と思ったのはVVFストリッパーですね。線の太さを気にせず、一握りで、被覆のカットから剥き取りができ、圧倒的にスピードアップします。スピードアップの工夫は後程。

もう一つ、VVRの問題の対策で功を奏したのが、こちらです。2.0線は軽く握って回転、1.6線は強めに握って回転させるとちょうどよい切れ込みになるよう、幅を調整しておくと、電工ナイフは不要になります。本番(No.10の問題)での出番はありませんでしたが、こちらも、1分程度の短縮と、VVRの外装被覆剥きの失敗防止には大変役立ちます。

あとは、工具差し(後述)、VVRの介在物を切る用の はさみ、マスキングテープ を準備しました。

複線図を書くのに、最初は、三菱鉛筆のアーテレーズという消せる色鉛筆やPilotの4色フリクションボールペンなど、色々試しながら練習を始めました。色鉛筆は線が太すぎ、4色ボールペンは色を変えるのに細かい操作が要るので時間がかかるのと、0.5mmは細くて施工時見にくいので、単色の0.7mmのPilotのフリクションボールペン、黒・赤・青・緑を準備。急いで書いてちょっとしたミスも消せるので、施工時、自分の書き間違いに翻弄されることがなく、これがベスト解でした(黒は替えインクも買っておかないと練習途中でなくなります)。

緑は、グリーンの0.7mm本体が見つけられず、ライトグリーンの本体を買って、緑の替え芯を東急ハンズで調達。(To:パイロットコーポレーションさん、グリーンの0.7mm電気工事試験用に本体も作ってください。)

 

定規は、問題用紙に複線図を書く場合、紙の大きさから、17cmの直定規がベストです。

■電設材料・電線の調達

各問題に必要な電設材、電線を表にまとめてみました。
店頭売りは、愛知県では、ホダカというプロショップが一番品ぞろえがあったと思います。(表中の”店頭売”列は、ホダカかDCMにあったものを”有”としています。)

電線

ジョイントボックス/電線管関連材

ねじ締材/照明材

埋込連用材

接続材

※1:本試験では必要部のみ打抜き済みのもの支給(練習では、不要部にマスキングテープでカバーし使用)
※2:ゴムブッシングのカットは比較的簡単なので、練習開始時1回、試験直前1回の練習で問題なし。
※3:連用枠は3枚で2周の練習可でした。折れたらホームセンターやプロショップで購入。
※4:リングスリーブは、廃材を利用してある程度練習をしたほうが良いので、記載の3倍くらいは必要。

自分の場合は、オークションで、2021年度版のHOZANの中古電材セットに売り手の方が、使ってしまった電線1回練習分を調達して付けてくれたものを、13000円で購入。
・24年から追加になった15A125V接地極付きコンセント
・切れ込みが入ってしまっていたゴムブッシュ小・中
・練習用のEスリーブ小100個、中20個
・打抜き前のジョイントボックス(これは不要でした)
・3端子の端子台
をホームセンターやプロショップで買い足しました。
(ホダカ一宮店(愛知県では比較的多いDCM系のプロショップ)とホームセンターDCMで買うことが多かったですが、品ぞろえは、ホダカのほうが良かったと思います。)
冷静に考えると、そこで、3000円強使っているので、最初から、以下のようなセットを買ってもあまり変わらず、時間を無駄にした気がします。
(工具をHozanでそろえた場合、テキスト等はそちらに付くので、端子台は6端子のみですし、シールと合格クリップ5つは付きますが、この値段差ですと、HOZANさんは割高感があります。)

 

 

 

■先ずはやれなきゃいけないことを理解する

技能試験全般の理解

こちらは、HOZANの工具セットを購入した際に、案内される、ホームページやアプリでビデオを見て理解するのがお勧めです。

www.hozan.co.jp

工具の使い方

P-958

自分の場合、最終的には、電線のカット作業 と ランプレセクタブルや露出型コンセントへの取付で必要な「のの字曲げ」作業 のみでP-958を使い、あとは、VVFストリッパーで外装、絶縁被覆とも剥くことにしたのですが、ちょっとした手直し等に向けては、P-958の使い方もマスターしておいたほうが良いかと思います。

www.youtube.com

圧着工具

次に、Eリング圧着ですが、こちらも、HOZANさんのホームページでやり方を理解できます。合格クリップは、HOZANさんのビデオでは、全ての接続に使うという解説をされていますが、やってみた感覚では、電線の弾性で高さが、指では揃えにくいときのみに使うほうが、効率が良いという結論でした(本番でも1か所のみ使いました)。なので、合格クリップの使い方も、覚えておいたほうが良いとは思います。

www.youtube.com

合格マルチツール

あとは、埋込連用機器はの配線失敗時の手直しや Eスリーブに2.0線2本と1.6線1本を押し込む際に、合格マルチツールは役立つので、そちらもマスターしておくのはお勧めです(ビデオ中のゴムブッシングの穴あけは電工ナイフ、連用枠のかしめはマイナスドライバーの方がきれいにでき速いと思います)。

www.youtube.com

VVFストリッパー

基本的な使い方は、HOZANさんのビデオ通りです。

www.youtube.com

ただ、このP-929を使うかどうかは、途中まで迷いました。線の長さを測る機構がないので、P-928とどちらが効率が良いか、微妙に感じていたからです。
Google等でうまい使い方の紹介がないか探していたところ、ある方が、マスキングテープを10cmのところに貼るという書き込みをされているのが、ヒントになり、外装剥き、絶縁被覆剥きに必要な、10mm、12mm、15mm、20mm、30mm、40mm、50mm、100mmをツール上に、目印としてつけてしまおうというアイディアを思いつきました。実際のツール画像は、以下のとおり(黒い部分には白の色鉛筆、クロームメッキ部分には黒マジックで線引き。10mm・12mmは線幅の左右で合うようにしています)。

P-959ストリップガイド線

この工夫により、圧倒的に、スピードが上がりました(HOZANさん、これ作って)。結果は後述。
自分の解釈として、欠陥にならず、一番、扱いやすいと思った、外装・絶縁被覆の剥き幅を、以下に記載します。

線材剥き幅まとめ

■複線図の書き方

複線図の書き方に関しましては、HOZANさんの推奨は、あまり、合わなかったので、優先してつなぐ線や、問題の読み方は、HOZANさんの解説を参考に、速く書けて、後工程で見やすい、表現を検討した結果、自分の場合は、
白の接地線 →青のフリクションボールペン
黒の非接地線→黒のフリクションボールペン
赤の非接地線→赤のフリクションボールペン
緑のアース線→緑のフリクションボールペン
で書くというルールにすることで、ちょい間違えても消せるため、見やすい、複線図が書けるという結論に至りました(消せる色鉛筆 三菱 アーテレーゼ も試しましたが、芯折れリスクもありやめました)。
で、実技の練習と並行し、複線図作成だけの練習を4周しています。最初、2周試行錯誤でやってみて、上記結論に至り、一旦、手本になる複線図を書いて、試験2日前のトライアルでは、
No.1   4:20
No.2   4:20
No.3   4:00
No.4   4:40
No.5   4:39
No.6   3:15
No.7   4:40
No.8   4:30
No.9   4:30
No.10 3:38
No.11 4:52
No.12 4:35
No.13 3:32
と、どの、問題でも、5分で、複線図を書けるところまで追い込みました。

複線図手本

■実技練習開始

いざ、練習開始です。

まずは、基本作業の練習

前述の通り、HOZANさんのビデオを見て、「のの字曲げ」を練習。
P-958にて、各線材を少しずつ剝いてみて、剥きにくさ・剥きやすさを理解。
購入線材の中では、長さに余裕があり、ホームセンターで買い足しが容易な、1.6-2C線にて、かしめを中スリーブ、小スリーブそれぞれ数回練習。1日で基礎練習を終えました。

過去問に挑戦

先ずは、No.6から開始、40分に対し、1分オーバー。
No.13では、端子台の2極に2本の線をつなぐことが、最初りかいできず、無駄に時間を食ってしまいました。そこで、またもや、困った時の、HOZANさんだよりということで、一通り、倍速で、模範演技のビデオを見ることに。

www.hozan.co.jp

13問をおおむね理解したうえで、1周目の練習を進めましたが、全問、基本40分前後はかかります。これでは受かるわけないので、課題を、時間がかかる印象があった、
①かしめのコツをつかむこと
②複線図おとしの訓練をすること
③段取りを毎回考える時間を減らすこと
④工具の取り出しやすさの改善
と設定。

ネットサーフィンの末、
①に対しては、
 ①-1.線数3本以上は、線の弾性で位置合わせ
   困難の場合のみ合格クリップ使用
   (全箇所クリップ使用は自分に合わず)
 ①-2.差込コネクタ側を先に処理し、作品
   全体を安定させる
 ①-3.接地線(白)→非接地線の電源直結分
   (黒)→その他 の順
と決めて、練習することで、迷いがなくなり手が動くように

②の複線図落としに対しては、
 ②-1.作図手順は、機器を先に配置。配置の
   際、配線のしやすさを意識
   ・スイッチ位置 ・わたり線の位置
   ・埋込連用は表から透過の配線図
 ②-2.アース線(緑線)は、機器配置と同時
   に、長さまで記載してしまう
 ②-3.配線は、接地線(白)を全て結線→
   電源直の非接地線(黒)→他の順
上述の通り、ひたすら練習し、ほぼ覚えてしまうことで、全て5分以内に

③に対しては、基本HOZANさんおのビデオの順としつつ、アレンジとして
 ③-1.ジャンクションボックスがある場合
   は、最初に組み立て
 ③-2.連用枠がある場合は、その次に組み
   立て
  (連用枠に対しては表面のメーカや定格
  の刻印が上下逆さにならないよう注意)
 ③-3.端子台がある問題は、関連部品を先
   に作り、端子台にセット
 ③-4.各パーツ(ランプレセクタブルや引っ
  かけシーリング)に配線したパーツ作成
 ③-5.結線は、差込コネクタ→かしめ の順
 ③-6.準備として布スケールと保護版・ゴミ
   袋は、マスキングテープで机固定
 ③-7.欠陥規定で候補13問に関するものだけ
   を頭に叩き込み(前日に重点復習)

作業スペースが狭く、配られる保護盤のサイズ(50x36)内で練習した方が良いという記事を見つけ、百均を探すも、同じサイズのものはなく、ちょっと小さめのボール紙にコピー紙張り合わせで自作。練習が終わるころには、ボロボロに。

保護盤

 

技能試験に係る欠陥の判断基準等について

技能試験に係る欠陥の判断基準等について | 第二種電気工事士試験 | 電気工事士 | 一般財団法人 電気技術者試験センター

④-1.こちらは、電気工事屋さんが良く使っている、工具差しで、試験中机の上に自立しそうなものを使う作戦とし、探しまくりました。結局、カインズというホームセンターさんのノーブランド商品で安くてよいものが見つかり購入。いろいろ探しましたが、ジャストサイズで、価格も安く、これ一択でした。その後、楽天さんで、カインズさんよりも安く買えるものを見つけたので、以下に掲載します。

4周以上の練習をする中で、1回目の電線は、絶縁被覆を向いた部分は切り落とし、外装は差し戻して、再利用しましたが、それでも、電線が不足することと、試験直前は新品で練習した方が本番に近いイメージが持てるということで、線材のみのセットを再度購入。以下のリンクの九州電気さんと電材王さんが、価格で競っていましたが、自分が購入した際は、電材王さんが最安値でした。

 

 

rakuten:akihabara-kyushudenki:10001428:detail

2周目の練習を終えた時点で、概ね、35分ごとにはなったものの、まだ、合格を確信できるレベルではありません。
そこで、最終的に、VVFストリッパP-959の登場です。上記のように、剥き幅を刻んだ、P959の投入で、どれも、3~4分短縮できました。 さらに練習を重ね、全問、25分以下を目指しましたが、最後まで、No.7は、25分を達成できず、試験当日となりました。

各問題の難易度所要時間履歴

■いざ本番

開場時間

そして、ついに、いざ本番です。当日は、雨。それでも、会場に早めに入り、13問1周の作図トレーニングでもしようと、1.5h前に会場入り(65分で1周できるはずなので)。
ところが、、、会場(中京大学豊田校舎の21号館)へは、30分前まで入れないとのこと。雨は降るし、休憩室的なところもなく、これは誤算でした。
案内状でもわからないので、会場を知る知り合いがいたら、事前に会場に休憩室等があるかとか、過去、どんな感じだったか聞いておくとよいと思います。

作業スペース

30分前に、やっと開場し、入室。
机のサイズは横3人掛けの左右。受験番号が机の通路側に貼られ、固定席。奥行は保護盤プラスわずかで、工具や筆記用具は、保護盤左右にしか置けません。いつも、工具を左側に置いて作業練習をしていたので、右席が有利な気がしますが、残念ながら左席。
それならば、真ん中の席の中央までは自分の場所と思い、工具を工具差しに入れ左側、筆記用具を右側に置いて、練習時同様のポジションを確保。
真ん中の席の椅子を下げて、腕が当たらないようにと試みましたが、試験管から戻せと言われ、それに従うことに。こうなると、筆記用具右置きの、左側席の方が良かったというのが結論に。

試験問題配布

試験問題が配られ、電設材のリストを見ると、No.10の問題だと理解。ラッキー。一番簡単な奴だ。。。
その後、材料の入った箱とゴミ袋が配られます。
ここで一つ誤算が、、、
保護版と布スケール・ゴミ袋の机固定は、試験開始以降しかやっちゃダメ。
(最難関のNo.7なら、若干焦ったかもしれませんが、No.10なら、余裕だ。。。)
続いて、材料の確認が始まります。この段階で、4周以上の施工練習と十周を超える複線図落としの成果か、だいたいの段取りは頭の中にイメージできます。

試験開始

いざ、試験開始ですが、イメージ通り、すいすい進み、なんと、20分で完了。
欠陥確認も前日の復讐成果ですぐに完了。ネームタグに受験番号と氏名を書いて固定。
25分経過。そのあと、配線を電気が通るイメージで、何度も見直すくらいしかやることがなく、おそらく、受かったと思いますが、試験発表がありましたら、また、こちらに結果を公表します。

 

 

 

 

第二種電気工事士学科試験に挑戦

 

■はじめに

元電気電子エンジニアが定年で第二種電気工事士を目指すわけ

定年後、第二種電気工事士を目指したのは、年金生活に向け支出を見直す中、ちょっとした換気扇取付に、技術料や出張費で、何万円もかかる見積りをみてからでした。
30代で建てた自宅も、あちこち くたびれ、当時 流行りの 24時間換気で たくさんついているパイプファンの音が目立ち始めたことや、照明のタンブラスイッチが  押し方を気を付けないと点灯状態保持ができなくなったり などなど、これからあちこち故障すると思うと、先が思いやられます。
工事費は、工事士さんの給与を想像すれば決して高くないのですが、若かりし日、電気電子系エンジニアであったので、自分の得意分野での支出はやはり勿体なく思え、このコンプラ時代、資格はちゃんと取ろうというのが受験のモチベーションになりました。
会社で、定年後再雇用の同年代何人かに話してみると、同じ理由で受験を考えている人や すでに合格した人 が 意外と多く、自分もやれると思い、試験勉強を開始。
始めてみると、意外と苦労もあり、せっかくなら、後進の皆様に効率よい学習方法を残そうと思い、本ブログにも初挑戦となりました。
では、先ずは、学科試験へのチャレンジについて記します。

■試験概要の理解

まずは、試験概要の理解です。いろんなネットの記事を読みましたが、結局、運営側のホームページを読むのが毎年のアップデートも間違いなく掲載され、一番確実ということで、最初から、これを見るのが近道だったというのが結論でした。

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第二種電気工事士試験概要

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第二種電気工事士学科試験のポイント

第二種電気工事士の学科試験のポイント | 第二種電気工事士試験 | 電気工事士 | 一般財団法人 電気技術者試験センター

■教材の選定

自分の知識レベルにフィットしたものを選ぼうと、通販を避け、本屋で内容や読みやすさを見て選定。文字が大きめで、年齢に優しそうな教材として、翔泳社の以下のテキストを選択。過去問の解答・解説PDFもダウンロードできるので重宝しました。

 

 

5年分(令和3上~令和7上)の過去問に関して言うと、この本に書き足りてなかったのは、電気工事に関する法令の 特定電気用品/特定電気用品以外の電気用品 の具体例くらいだったと思います。
ということで、上記教科書に、以下サイトの表を足せば、過去問は完全網羅となりましたので、表を印刷して上記テキストの該当ページに貼って学習するのがお勧めです。

denkou2-siken.com

■学習開始

やばい全然忘れている!

先ずは、少し自信があった、電気理論の章を読んでみました。若いころ、車載コンピュータの設計者でしたので、電気関係の知識は、多少はあるつもりでしたが、晩年、ソフトウェア開発管理の職歴が長く、Excelの恩恵にもあずかりすぎて、九九もところどころ怪しい状態。コイルやコンデンサの公式も忘却の彼方で、思い出して、使えるようになるまでに、数日かかりました。

現在地把握で過去問に挑戦

とはいえ、思い出してしまえば、昔取ったなんとかで、こちらは、何とかなるぞ感に。章末問題をやってみたら、まあ、それなりにできたので、ここで、現在地把握のため、過去問(令和7年上期)にチャレンジ。

第二種電気工事士試験の問題と解答 | 第二種電気工事士 | 電気工事士 | 一般財団法人 電気技術者試験センター

結果は、25点(50%)、意外と点とれるじゃん。。。正解の傾向ですが、想定通り、前半の3相交流を除く計算問題は、8問全て正解。 残りの42問は、概ね感で答え、4者択一なので確率的には25% (10~11点)のところを、17点 40%の正解。
最初から、自信をもって選択できた問題の傾向は、写真問題で常識的にこれだろうというのがちらほらと、複線図を書いて解く配線図問題で電気電子系の技術者なら答えられるようなものがいくつか という感じでした。

本読み2周/2か月半 覚わらない!!

このままでは、受かるわけないので、本番のポカミスや、緊張を考えると、毎回40点(80%)以上を目標に、先ずは、昼休みや、帰宅後、上記テキスト本を読み込みます。
1周目は、Google先生やCopilot先生に相談しつつ、交流の計算式の意味合いや、三相誘導電動機の実際の巻き線構造、電設材の使われ方や、工具の使われ方、測定器の原理などなどなど、中高時代に物理や数学で、「なぜ」がわからないと、前に進めなかった悪い癖が出て、進捗が。。。遅れを取り戻すべく、時々休日も費やして、2か月半をかけ、2周回読破。時間をかけた「なぜなぜ」が功を奏し、工学部的な問題は、何とかなりそうな気分に。

過去問中心の学習に作戦変更

苦労したのは、法令や器具の図記号含む、暗記物です。覚わる気がしない。61歳の暗記力では、読むだけでは無理と思い、作戦変更。全く覚わった気もせぬままに、過去問にチャレンジ。最初は、34点(68%)からのスタートとなる。まあ、こんなもんか? 一応合格圏内だし。けど、2か月半勉強して、最初の25点から9点しか上がっていない。トホホ。

第二種電気工事士試験の問題と解答 | 第二種電気工事士 | 電気工事士 | 一般財団法人 電気技術者試験センター

ただ、このタイミングで、過去問に入ったのは、後から思えば正解でした。間違えたところに、Postitを貼って翌日は再確認というルーティンを繰り返し、過去問5年分を約1か月で、
令和6上34点  →令和6下37点  →
令和5上午前38点→令和4上午後38点→
令和3上午前38点→令和3下午前41点→
令和5下午前42点→令和4下午前44点→
令和5上午後43点→令和5下午後44点→
令和3上午前46点→令和3上午後47点→
令和3下午後48点→令和4上午前47点→
令和6下48点  →令和7上46点
と解いていって、概ね45点(90%)以上とれ、間違えもポカミスのみで わからない問題が無くなるまで追い込みました。
全部、覚えられた? というよりは、暗記ではなく、問題文の傾向と、正解のパターンを覚えたような気がします(最後は、全問正解を取るつもりでやってましたが、本番も、結局数問間違え、ポカが治らないのも歳のせいに。。。)。

配線図問題は楽しみましょう

後半の配線図問題も、図記号がわからないまま始めましたが、子供のころから、工作大好き人間の血が騒ぎます。自宅を建てた際、ハウスメーカからもらっていた図面も引っ張り出し、現場をイメージして取り組んだら、意外と楽しかったですし、技能試験でも必要な知識なので、問題を紙に印刷して、複線図をしっかり書いて、訓練しました(配線図問題で鉛筆書きをするので、試験は、CBT方式(パソコンを使っての試験)を避け、マークシート方式で受けることに決めました)。

答案用紙は色々調べて自作です

過去問を解く際、マークシート方式のテストは久々なので、答案用紙もできるだけ本番に近いほうがよいであろうと思い、WEB上で探した複数のシートを元に作ってみた おそらくこうであろうというのを、こちらに共有いたします。
(本番は、下記1回分がA4横に印刷された感じで、違いは気にならないレベルかと)。

過去問用答案用紙

■いざ学科試験本番

案内状に開場時間が書いてない!

そんなこんなで、約3か月半の学習の末、いざ本番です。
まず、わからなかったのが、試験場の開場時間です。送付されてきた案内状には、きっちり書かれていません。結局、試験会場ごと、会場主との間で、いろいろ、違いがあるので、書けない事情があるのではないかと推測します。
今回お世話になった中京大学さんの豊田校舎(うろ覚えですが、確か8号館)には、案内状にあった着席時刻の1時間前に行きましたが、1階に自販機を置いた休憩室みたいなところがあり、直前勉強ができてよかったです。
建屋によっては、着席時間30分前にしか、入れてくれない場合もあるので(技能試験は同じ中京大学豊田校の21号館で、休憩室もなく着席時間30分前まで、雨の中、1時間も外で待つことに)、何時に行くかは、かけになります。
雨で、あまり早く着きすぎると、体のコンディションを悪くしそうですので、体の弱い方は、要注意。けど、遅刻はもっとダメなので、やはり、余裕をもって行くのが無難ということになります。

試験開始

部屋に入って以降は、昔受けた、高校入試や大学入試のマークシートと同じ感覚です。ただ、試験官の活舌が悪く、声が聴きとりづらい。説明は、聞こえなくとも、まあ、普通の試験なので困ることもそんなにはないのですが。。。
試験問題の用紙サイズですが、学習時はA4サイズに印刷していましたが、実際は、B4サイズです。なので複線図を書くスペースは、余裕でした。
そして、いざ、試験スタートです。年甲斐もなく緊張して? いや年だから ? マークシートは練習通りで、印刷された用紙がA4横サイズという違いだけなのに、なかなか上手く塗れません。2・3問解いたら落ち着きましたが、ちょっと焦りました。
試験中は、高校や大学入試と大きく雰囲気が違います。遅刻してくる人や、途中退出の人が多く、そのたびに、試験中にも関わらず、禁止事項等の説明が入ったりして、なかなか集中できません。
そのせいかどうかはわかりませんが、4問もポカミス。後で見返せば、全部分かったのに、、、まあ、受かったからいいか。。。ということで、まずは、学科試験での奮闘記でした。
これから、同じ道を歩まれる中高年の方々、のみならず、電気工事士を目指す皆様に、参考にしていただけると、幸いです。